#13 建材セレクト「クロス」- 施工編 -
今回、建材コンシェルジュが紹介するのは「クロス」です。
クロス(壁紙)は住宅ではメジャーな建材で色、柄など種類は数え切れないほどあります。今ではDIYが誰でも出来る時代で、ホームセンターやネットで糊付きクロスが購入出来、道具もセットで購入出来ます。しかし、実際に貼るのはホント難しい。そこで今回は僕の工事現場でクロス職人の施工風景を紹介します。
先ずは下地処理作業。パテ処理ですね。壁のつなぎ目や隙間、コーナー部分、ビス頭などをパテで埋めて平らに処理していきます。専門的に説明するとわかりづらいので簡単に段差などを平らにする作業ですね。クロス工事で一番大事な作業であり、とても大変な作業。パテ処理でクロスを貼ったクオリティーに差が出ますね。
ん?この職人さん達何か変ですよね?笑 足が長くなっています。
通常、高い部分(天井、壁上部など)は脚立で作業するのですがこのロボットの足みたいなものを履く事によって作業時間の短縮や脚立の登り降りによる足腰への負担を軽減出来るそうです。カッコイイですね〜。
パテ処理が完了したらクロスを貼っていきます。先ずは天井から。このクロスは黒いですね〜。
定規を当ててカット。カッターナイフの角度、力加減がバランス良くカット出来ないと綺麗に貼れないそうです。簡単そうに見えて難しい作業なんです。
カットした後つなぎ目を貼り合わせていきます。
つなぎ目をローラーで綺麗に押さえていきます。天井クロスを貼る作業は首が痛くなりそうですね。
天井完成!綺麗に貼れました。流石です。僕が現場管理していてたくさんのクロス貼り職人を見てきましたが撮影に出演して頂いた職人さんはピカイチですね。細かい部分まで綺麗に仕上げてくれます。
天井のあとは壁を貼っていきます。一気にお部屋のイメージが出来ていきますね。こちらの部屋はジャパニーズテイスト。天井がバンブーで壁に紅葉。クロスは種類が豊富な為選ぶのは大変ですがそれも楽しい。
今回撮影に協力して頂いた株式会社一装様は内装工事のスペシャリストです!
調べて欲しい建材がありましたらリクエストお気軽にコメントください!