#24 建材セレクト「エコカラット」
今回、建材コンシェルジュが紹介するのは、「エコカラット」です!
エコカラットとは、調湿性に優れ消臭力もあり更に、インテリア性も高いところから人気の建材。
DIYブームで自分で施工する人も多く、カッター等で簡単に加工が出来るのも魅力の一つ!
今回はエコカラットについてご紹介させて頂くのと、先日初めてエコカラットの施工をしてみたので、その様子もご紹介します。
1:エコカラットとは
エコカラットとは、LIXILより発売されているタイル。
多孔質セラミックと呼ばれる目に見えないナノサイズの孔があり、湿気を吸収・放湿する事で湿度を調整する働きがあります。
また料理・ペットなどの臭いや有害物質を低減する事もできるのも、魅力の一つ。
出典:LIXIL エコカラット
実は発売開始されてから20年を超え、今では様々なデザイン・カラーが発売されており、多様なニーズにも対応できます。
出典:LIXIL エコカラット 20th Anniversary
続いて施工編です!
2:施工編〜剥がし〜
今回施工するのは、過去にエコカラットを施工したが経年劣化等で剥がれてしまった部分。
手で軽く叩いてみると、浮いている物がいくつかあったので、それも剥がして新しい物を施工します。
剥がし方は、浮きがあれば指を入れて剥がしたり、小さめのバールを入れてハンマーで叩いて割って剥がしていきます。
剥がし終わったのがこちら↓
3:施工編〜加工〜
続いて、加工していきます!
端と上部は、そのままのサイズでは貼れないので、寸法をとって切り出します。
加工に必要な道具はこちら↓
・定規
・カッター
※今回は円状のカッターを使用しましたが、普通のカッターでも可
・えんぴつ
切り出したい寸法にえんぴつでマーキングをして、定規をあてカッターで切り込みを入れます。
完全に切るのではなく、あくまで切り込みを入れるイメージ!
切り込みを入れたら折る!!
この時両面に切り込みを入れると、綺麗に折れます。
折った側は念の為ペーパー掛けして綺麗に仕上げます!
4:施工編〜貼る〜
加工も終わり、いよいよ貼っていきます!
使う接着剤と道具はこちら↓
・エコカラット専用接着剤
・くしコテ
エコカラット用接着剤は今回5kgを購入しましたが、施工面積に応じて選べます。
①20kg
②5kg
③1kg
これをくしコテで施工面に塗っていきます!
一部塗った写真がこちら↓
接着剤の乾燥時間はありませんので、塗ったらすぐに貼っていきます!
貼り途中がこちら↓
多少接着剤がはみ出ても、すぐに濡れたタオル等で拭き取れば綺麗に取れます!
もちろん手はビニール手袋で保護してますので、素手でやらない様に!
貼り終わった写真がこちら↓
ドア枠廻りや、タイルとの取合いにはコーキングを打って完成となります!
部分施工ですと、既存エコカラットの色味の変化があり、若干色合いの違いが出てしまいますが、濡れ拭きした後で乾いてくると、肉眼ではあまりわからないぐらいになります!
如何でしたか?
今回初めて施工してみて、加工もしやすく貼るのもそこまで難しくないので、DIYチャレンジするもいいと思います!
洗面所やトイレにワンポイントでタイルを入れると、グッとオシャレ度も増します!
ただし!!!
クロスの上に施工する場合は注意が必要です!!!
クロスの上に何もしないまま貼ってしまうと、クロスと一緒にエコカラットが剥離する場合があります。
クロス面に貼る場合は、タッカーでクロスが剥がれてこない様にしてから、エコカラットを貼る!
弊社では、エコカラットや内外装タイルのリフォームや、新たにタイル施工したい等、様々なご要望にお応え出来ます!
剥がれてしまってそのまま・・・や、ここに施工したい!等、お気軽にご相談下さい!
お問い合わせはこちらから↓
次回も素敵な建材・家具のご紹介をさせて頂きます。
では、よしなに、、、
調べて欲しい建材がありましたらリクエストお気軽にコメントください!