#03 建材セレクト「棚板」- 古材編 -
今回、建材コンシェルジュが紹介するのは「棚板」です。
DIYでもとっかかりやすい建材のひとつ。
シンプルな建材ですが、種類は数え切れないほどあります。
僕は建設現場で使われていた杉足場板をキレイにして、シェルフを作りました。最近、いろんな業界で「サスティナブル」とか「SDGs」といった持続可能なものづくりが注目されていますが、古材を利用した造作はサスティナブルそのものです。
杉足場板を利用した棚板のおすすめ3ポイント
1. 使い古した足場板ならではのノスタルジックな雰囲気
ペンキ跡、サビ跡、釘跡など様々な顔の個性ある板なので、雰囲気がバツグン。Levis 501xx みたいな、なんとも言えないエイジング感なんです。ほんと古材ってヴィンテージデニムみたいな感じで、2つとして同じものがないので、自分好みのエイジング感の古材を見つけたときはワクワクします!
2.いろんな場所に使える
床材として敷いたり、壁パネルとして使用したり、テーブルを作ったりと、本当にいろんな場所に使えます。いろんな場所に使えるんですが、僕のオススメは飾りシェルフです。それは誰でもできるDIYだからです!床、壁、テーブルなどに使用するのは、プロの力が必要になるからなんです。杉足場板は無垢材でソリや厚みが1枚1枚違うため、きれいに合わせて使うには技術が必要になります。僕は凸凹でも、それも味があって好きですけどねwww
3.安い・頑丈・エコロジー
杉足場板は無垢材で、しかも金額が安くて1枚3,000円程度でネットなどで手に入れられます。( W = 約2,000, D = 約200 )。ホームセンターで取り扱っている所もあるかもしれません。元々、足場板で使われいたので耐久性もバッチリ。こんな三拍子そろった建材って実は少ないです!
僕は、集めているムーミンのマグカップを飾る棚を作るのに使用しました。棚受けも足場板に合うノスタルジック風なL型棚受け金物を使い、シンプルだけどどこか味のある雰囲気に仕上がりました。金物はホームセンターで売っています。
ペンキが付いてたり、がっつり釘を打った穴があったり、なんとも言えない見た目ですので、汚れなどはうまい具合にカモフラージュされてわかりませんwww
色々な顔があるので選ぶのも楽しいですよ〜。杉足場板を見つけた時は、是非手に取って見てみて下さいね!!