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vol.6:”あったかい居場所”の5つの条件とは? トークンハウス創業者ゴーゴーケンゴが考えるコミュニティづくり。

こんにちは、トークンハウス公式note編集長のゆうたです。

今回は、新企画『ゆうたの質問部屋』です。


具体的にいうと、トークンハウス内のメンバー1人1人に焦点を当て、その人のこと、その人が頑張っていることを紹介していくというものです。

第1回はトークンハウスの共同代表の1人、『ゴーゴーケンゴさん』です。

写真:ゴーゴーケンゴさん(左)、植木大介さん(右)


ゆうた: ケンゴさんは現在、プロブロガーとして活動しながらトークンハウスを立ち上げたとのことで、とても精力的だと思うんですが、学生時代からそのような活動はされてたのでしょうか?
学生時代から今に至るまでの自己紹介を簡単にして頂ければと思います。


ケンゴさん: 質問ありがとうございます。

僕のキャリアスタートは大学4年の時に1年休学してBAR経営を始めたことです。
全額自己資金で始めたBAR経営だったんですが、1年を通して全月黒字で大盛況でした。
その後、復学してからはBAR経営をしながら、先輩とwebメディアの会社を立ち上げました。
BARも会社も大学卒業と同時に辞めて、ブログを始めたのが2017年8月ですね。


ゆうた: ありがとうございます。
新卒と同時にブログを始め、現在はプロブロガーとして活動されているということでしたが、主にどのようなジャンルでブログを書いているのでしょうか?
また、そのジャンルを書いている理由も教えていただけたらなと思います。


ケンゴさん: ブログは基本オールジャンルですね。
僕にとってブログは「SEOの実験室」という位置付けでして、その時々で「このキーワードで、このボリューム数あって、競合がこれなら勝てるな」みたいな仮説を検証するのにハマってる感じです。
僕は好奇心旺盛で飽き性なんですが「実験」だけは飽きないんですよね。
自分の「これイケる!」という感覚を検証して納得する過程が丸ごと楽しいのでコスパ良い遊びだなって感じです。


ゆうた: ありがとうございます。

自分もよくケンゴさんのブログをよく読むので、なるほどなと感じました。
ブログ関連の最後の質問で、SEO対策でおそらく流行を見極める力が必要だと感じるのですが、ケンゴさんはどのようにして情報を集めていますか?


ケンゴさん: 世の中のトレンドを見極める上で、一番使ってるツールはTwitterです。
僕は基本的に1日中パソコンをイジってるので、ツイートデックというアプリでTwitterを管理してますね。
これ、凄い便利で、自分好みのタイムラインを何本も同じ画面に出せるんですよ。
僕はテーマごとに情報発信してる人のリストを作ってチェックしてますね。
ブロガー界隈、スタートアップ界隈の人たちはTwitterをビジネスツールとして活用してることが多いので、そういう人たちをリストに入れておけば、世間で何が起こってるか割と最前線に近い情報をゲットできますよ。

ただ、そこをチェックするのは大前提で、トレンドを知ったあとが大事だと思ってます。
多分、これを読んでる人はネットリテラシーが相当高い人たちだと思うんですが、世間一般の人たちのネットリテラシーは想像以上に低いですからね。

例えば、仮想通貨なんかがまさに良い例です。
僕が仮想通貨を始めたのは2017年の夏頃だったんですが、当時Twitterでは相当盛り上がってたんですが、それに比べて世間の熱はまだまだでした。
そこから年末にかけて徐々に火がついて年明けに一気に爆発して、2月に弾けたって感じですね。

Twitterで上がる話題と世間一般の話題との差を意識して見てみると、また違った見え方がすると思います。


ゆうた: ケンゴさんのもう1つの活動として、トークンハウスがあげられるかと思います。カンボジアから始まり、今では多くの国の日本人の方の間でも話題になっているかと思います。
そこで、トークンハウスの概要の説明をしていただきたいと思います。


ケンゴさん: 一言でいうと「トークンハウス=あったかい居場所」と定義してるんですが、僕らが言う「あったかい居場所」というのは「頑張りたい人が頑張りやすい環境」ということです。
じゃあ「頑張りたい人が頑張りやすい環境」ってどんな条件があるのか?

それは5つの条件があります。

①ポジティブなアドバイスがもらえる環境
②頭ごなしに批判する人がいない環境
③頑張ってる人が近くにいる環境
④頑張ることを強要されない環境
⑤全部うまくいかなくても生きていける環境

「人は環境の奴隷」だと思っていて、どんな人でも環境1つで人生は大きく変わります。
僕が学生のころ、マニラのスモーキーマウンテンというワンピースのモデルにもなった通称「ゴミ山」というスラムに行った時にそれを強く感じたんですね。

「僕とゴミ山の子どもたちとの間にある決定的な違いってなんだろう?」と。
それは生まれ育った環境でしかないなと。
僕はたまたま日本に生まれ、何不自由なく過ごせる家庭で育ち、周囲の人に恵まれ、頑張れる環境にいて、小さな成功体験が積み重なって今があります。
もし、僕がゴミ山に生まれ育ってたら?

そんなことを考えたのが一番最初のキッカケでした。


ゆうた: トークンハウスは大介さんと共同で立ち上げたということですが、大介さんとの出会いのきっかけ、そしてなぜトークンハウスの立ち上げに至ったかを簡単に説明していただけたらなと思います。


ケンゴさん: ぶっちゃけ、さっきのゴミ山の話も月日が経って忘れかけてたんです。
当時は「ケイパビリティアプローチに基づいた”機会の平等”を創る!」みたいに思ってたことも「ブロガーとして月1000万以上稼いで、世界中を旅しながら好き勝手生きてくぞ!」みたいな現実的でつまらない目標に変わってました。

そんな自分に刺激を与えるためにも「新しいことを始めよう!」と思い、お金の使い方を模索してたんです。
そんな時にZOZOの前澤さんのお金の使い方を知って「これだ!」と思いました。

偶然、前澤さんが僕のブログをツイッターで紹介してくれてバズってたタイミングだったので「なんか企画しよう!そうだ、100万円を人のために使おう!」と勢いで100万円を人のために使ったんですね。

その中で、感じたことが「お金は血液だ」ということでした。
人間の体を社会と見立てたときに、お金は体を巡る血液だなと。
つまり、お金ってのは社会の中で循環して初めて全体が機能するわけであって、その流れがどこかでせき止められてたり、全体に行き渡ってなければ死んじゃうんだと。

しかし、いくら僕が100万円を使っても、そのお金が誰にどうやって渡って社会を循環してるのかが全く見えなかったんですね。

「全然、循環してへんやん!」と思ったんですが、それもそのはずで僕が流す血液の量に対して体があまりにもデカすぎると。

なら、いっそのこと小さい体を作ってしまおう。

それが今のトークンハウスの原型になってます。

こんな話をダイスケ君と初めてカンボジアで会ったときにして超盛り上がったんですよね。
お互い「カンボジアでシェアハウスをやりたい」というのは持っていたんですが、最初は「別に無理して一緒にやる必要ないよね」って感じでした。

もとから知り合いだったわけでもないので、変な遠慮とかは一切ナシで。

ただ、そのときに話せば話すほどお互いの原体験からくる想いの部分が言語化されていって、純粋にめちゃ楽しかったんです。

それで「お互い見据えてる方向性が同じなら一緒にやった方が早いよね」って結論に至り、今って感じです。笑


ゆうた: ありがとうございます。
ずっと大介さんと出会ったきっかけが気になっていたので、とても興味深いお話でした。では、最後にトークンハウスにこれから期待することと、今後の展望を少しお話いただけたらなと思います。


ケンゴさん: トークンハウスでは「月額5000円で世界一周」という目標を1つ掲げてます。

これって、要はトークンハウスのコミュニティ参加費のみで世界中を移動しながら暮らすことが出来るようになるってことなんですね。

そのためには、トークンハウスコミュニティとしての価値を高めて、僕らの経済圏で使えるTKCの価値が法定通貨の価値を超える必要があります。

例えば、世の中にはお金で買えない価値ってたくさんありますよね?
それが、もしTKCで買えるようになれば、どうでしょう?
TKCの価値が法定通貨の価値を超える可能性がありますよね。

そうなれば、月額5000円でトークンハウスコミュニティに参加して、その中でTKCを稼ぐと。
そのTKCと航空券を交換したり、宿泊費に替えたりして、世界中のトークンハウスを巡りながら、自分にとって一番生きやすい環境を選んでいけるようにしていきたいと思ってます。

そんなことが実現すればワクワクしませんか?笑
世界一周の概念が変わりますよ。
「1周して終わり」ではなく「気づいたら世界3周くらいしてた」って言うぐらい、世界を身近なモノにしていけたら、もっと人生楽しめる人が増えるかなって思います。



いかがでしたでしょうか。

トークンハウスの経緯、大介さんとの出会いなど気になっている方もいたのではないでしょうか??

インタビューを通して、ケンゴさんの想いが伝わったと感じています。

また、今後のトークンハウスの可能性に自分はとてもワクワクしました。


次回のインタビューは『大介さん』です。

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