スキレットならこの付け合せ。
スキレットを手に入れて以来、ぐっと広がった我が家の食卓。それまでならフライパンで焼いた料理をお皿に盛って食べていたところを、熱々のまま楽しめるのがその魅力です。
ハンバーグにミックスグリル、ハムステーキにポークジンジャー。ほかにも焼きそばやすき焼きも作りましたが、やっぱりグリル系洋食はわくわく度もワンランク上。
🍳付け合せはつくると楽しい
そんなメニューをつくるとき、ちょっとこだわっているのがメインに彩りを添える付け合わせ。
スキレットを使えば、余熱を生かした熱々のミックスベジタブルのソテーなんていう、お店のような付け合わせも楽しめます。
付け合わせって、正直子どもの頃は残してしまうこともよくありました。でも自分が料理する側になると、メイン料理との彩りや味の相性、食感の組み合わせなどいろいろ考えることも多く、大切な存在だと感じています。
🍳スキレット調理のポイント
そんな中、スキレットメニューの付け合せとして、エースだと思うようになったのがこれ。
このときの付け合わせその1は目玉焼き。ぱっと見で、色鮮やかな目玉焼きに目を奪われると思いますが、今回語りたいのはその上に位置している、野菜のほう。
今回はこの付け合せはただのキャベツではないぞ、というお話です。
というわけで、さっそくつくっていきます。
まず最初にお話しておきたいのはスキレットを使うときのポイント。
付け合せはスキレットで調理
メインは別に調理して盛り付ける
最初はメインもスキレットの上で調理するものだと思いこんでいたのですが、よく思い出してみると、洋食屋さんのハンバーグなんかは、鉄板をコンロで熱々に熱しておいて、そこに別に焼いたハンバーグを載せてソースをかけてますよね。
たしかによく考えたら、ふだんの調理でも別々につくったメインと付け合せをお皿の上でひとつに合わせてます。スキレットには直接火にかけられるという機能があるので、すっかり調理器具のような感覚になってましたが、調理もできる食器というのが本来の立ち位置。
なのでスキレットで調理するのは、付け合せのみ。そして、その付け合わせが記事の目玉です。
🍳これが付け合わせの頂点
🔥もやしを焼きます
まずはスキレットにオリーブオイルを敷いて熱します。
そこにもやしをどっさり。広げておくのがポイントです。そのまま動かさず、中火でじっくりと焼いていきます。
焼色がついたら、底からひっくり返します。
両面焼けたら端に寄せて、ソーセージ投入。これはここで焼いていきます。
🥩メインはハンバーグ
このとき、かたわらでは…。
ハンバーグが仕上がってました。乗っけます。
その上にチーズ。そう、チーズハンバーグですからね。
蓋をしてチーズを溶かします。
うん、いい感じ。ここにソースを。すると…。
じゅわー。スキレットは熱したままなので、ソースがジュージューいってます。
🍳トッピング目玉
隣で目玉焼きも用意。
これも載っけます。
🥬付け合せの仕上げ
ここでほぼ、チーズハンバーグプレート目玉焼きトッピングが完成したわけですが、今回紹介したい付け合せにはあとひと手間。
もやしの上に千切りキャベツを載せます。
もやしが隠れるくらいたっぷりと。
キャベツで蓋をしたことで、下のもやしには蒸し焼き効果が。キャベツサラダ、オンThe焼きもやし状態です。
キャベツは生なので、その上からかけるドレッシングをつくります。
🥗ドレッシングの材料
・マヨネーズ
・ケチャップ
・フレンチマスタード
・オリーブオイル
・こしょう
フレンチマスタードはなければ入れなくてもOKですが、いれるとがぜん味と香りに深みが出ます。
これをキャベツの上にたっぷりと。
🙌熱々スキレットメニュー完成
熱々チーズハンバーグプレートの完成です。
付け合わせのキャベツが生なのに、ジュージューいうスキレットに載ってるってちょっと違和感ありますよね。せっかくの生野菜なのに焼けちゃうじゃんって思いませんか。
安心してください。焼けてませんよ。
下には蒸し焼きもやし。もやしという土台のおかげでキャベツはフレッシュサラダ状態のまんまです。
食べるときはまずキャベツをサラダとして楽しんで、食べ進めると出てくるもやしは、その頃にはハンバーグのソースがからんだもやし炒めに進化しています。
ときどき両方からめていただけば、みごとな第3の味。
👍おうちごはんにお店の味
この付け合わせ、実はたまたま食べにいったグリル系の洋食屋さんで知ったスタイルのアレンジ再現だったりします。
注文したハンバーグが鉄板に載ってでてきたとき、ソースがジュージューいうそこには、キャベツの千切りの山がありました。
あれ、これキャベツ焼けちゃうじゃん。と生野菜好きな自分は慌ててキャベツをひと口。またひと口。そのときに見つけたんですね。
おお、下にもやしがいるぞ。
そして気づきました。これ、すごいな。この付け合せは家では食べられないぞ。おひとり用鉄板、いいなぁ。
でも、でもね。スキレットのおかげでそれが家でもできるようになったんです。お店の付け合せの味をおうちごはんで楽しめる。すごくないですか、スキレット。
もしスキレットメニューをおうちごはんで楽しむ機会があれば、これぜひ試してみてください。