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秋のきのこナポリタンはパスタ40gで。

秋の味覚いろいろあれど、こんなに種類があるのはきのこだけかもしれません。

そもそも栗は栗で、れんこんはれんこん、茄子は茄子。さんまはさんまで、サーモンはサーモン。それなのに、きのこはきのこという大きなくくりで、秋の味覚として数えられている気がします。


🍝きのこで糖質オフ

そんなきのこといえば、トケイヤkitchenでは糖質オフの秘密兵器。

今回つくるのはこれ。

みんな大好きナポリタン。

ナポリタンをきのこたっぷりの、秋仕立てにして、そのおかげでどれくらい糖質がおさえられるのかを試してみたお話です。

🍝きのこナポリタンつくります

まずは基本のナポリタンの材料を準備。

玉ねぎ、ピーマン、ハムの三銃士。あらためてこうやって並べてみると、白緑赤と彩りも完璧です。最終的にケチャップで赤く染まることになりますが。

そして今回のきのこさんたち。

しめじ、まいたけ、そしてパスタを糖質オフするときの最大のポイントになるえのきだけ。ふだんはきのこの中でもちょっと地味な気がする、えのきですが、今回は大活躍します。ほかにナポリタンなので、あればマッシュルームもおすすめです。

それでは調理スタート。レッツクッキング。

まず、ほぐしたえのきを茹でます。このあとパスタを加えるので、お湯はたっぷり沸かします。

えのきが先にほかの材料とは別に登場したのは、まさに糖質オフのポイントで、細くて長いえのきをパスタに混ぜ込んで、かさ増しするのが目的です。

🍝パスタは40gでOK

続いて真打ち、パスタが登場するんですが、みなさん、パスタをつくるとき、1人前の量ってどれくらいにしていますか。

ふだん我が家は目分量でつくっているのですが、今回あらためて世間一般はどんなもんだろうと、いろいろ調べてみたところ、多かったのが100~120グラムくらいという感じでした。食が細い人ならという前置き付きで見かけた量が80グラム。逆にやや大盛りかなという分量が150グラムという具合で、この重さにはいずれも乾麺の場合は、という但し書き添えられていました。

ところが今回のパスタの量はこれです。

なんと40グラム。

ふだんの感覚で適当につかんで取り出したパスタをあらためて計測してみたら、これでした。

1人前が120グラムとしたら、1/3です。ということは、カロリーも単純に1/3。糖質もそうでしょう。

ちなみにえのきと合わせるとき、おすすめのパスタはカッペリーニです。細さが似ているので、えのきとのからみがとてもいいんですよ。

🍝隠し味にあれとあれ

パスタを茹でつつ、具の準備。玉ねぎとピーマン、ハムをバターでさっと炒めます。バターっていい香りですよね。

玉ねぎがしんなりしはじめたら、きのこを投入。さっと炒め合わせます。

続いてよく水気を切った、パスタとえのき。ここで味付けのポイント。粉チーズとタバスコを加えます。

ナポリタンって食べるときに、このふたつをかけて食べることが多いと思いますが、炒めるときに隠し味に加えてからめておくと、しっかりなじんで、味に深みがでます。

フライパンの真ん中を空けて、そこにケチャップをどどーん。ケチャップを空焼きする感じで、軽く水分を飛ばします。

個人的にはナポリタンって、ちょっとウェットに仕上がるのが好みなんですけど、今回は水分の多いきのこをたっぷり具に使っているので、心持ちケチャップの水分を煮詰めてみました。

あとはよく混ぜて炒めて、こしょうをぱっぱっ。

これで、秋のきのこたっぷりナポリタン、糖質オフスタイルの完成です。

どうですか、これでパスタ40グラムですよ。しっかりボリュームあるでしょ。はたしてこれが見た目だけの目の錯覚なのか、それとも食べても満足感があるのかは、のちほどのお楽しみ。

🍳トッピングは目玉焼き

さあ、あとはトッピングと付け合わせです。

まずは目玉焼き。

卵をトッピングする場合、ゆで玉子だったり、オムレツだったり、いろいろ選択肢はありますが、ナポリタンの場合は、目玉焼き一択。

彩りもいいですよね。最後に刻んだパセリを散らせば、赤、白、黄色、緑の4色コントラスト。完璧です。これでメインは完成。

🥗シーザー風サラダ

あとはパスタの付け合わせにサラダをつくるだけ。

今回はシーザーサラダをちょっと意識してみました。

というのも、これ。

ロメインレタスが売ってたから。ロメインレタスはけっこう好きです。

葉の食感がしっかりしたレタスなので、細めに包丁でカットします。

🧂ドレッシングの材料
・マヨネーズ…大さじ1
・オリーブオイル…大さじ
・フレンチマスタード…小さじ
・粉チーズ…小さじ
・あらびきこしょう…適量

ポイントは粉チーズ。これが、シーザーサラダ風の味に仕上げるポイントです。

よく混ぜたら、ロメインレタスをさっとあえます。

お好みでクルトンを添えると、より本格的になります。クルトンがないときは、天かすを使うのもおすすめです。

🍝40gの食べ応え

さて、えのきを混ぜ込んだその食べ応えやいかに。

見た目からして、小盛りとか半ライスならぬ半パスタとかそんな感じじゃなくて、しっかりボリュームありますよね。もちろん、食べてもしっかり食べ応えのある量になってます。

もともとナポリタンって、マッシュルームやしめじなどを入れることも多いと思います。なので、おなじきのこ類のえのきももちろん、好相性。

そして、カッペリーニを使っていることで、しっかりからみあうので、食感に違和感もなく、いかにもなかさ増しも感じないんです。えのきがパスタと一体になって、逆に食感の違いがアクセントになってます。

結論、おいしい。

糖質をすこし控えようかなと意識することがあれば、ぜひ試してみてください。

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tokeiya
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