ボンジュール! 福井のパリ丼は質実剛健
パリ丼。
なんとも心に響く潔い名前です。
🍚パリ丼を知った日
この料理を知ったのは実はすごく最近のことで、きっかけは“トケイヤkitchenおもてなし”のこちらの記事でした。
福島の会津、長野の駒ケ根、福井。
我が家のソースカツ丼はどのスタイルなんだろう。
それを調べるために、各地のソースカツ丼を比較してみて、そのとき最初に違うなと思ったのが福井スタイルでした。
理由はキャベツが載っていないから。
そのとき見つけてしまったのです。あまりにも魅力的なひと品を。
パリ丼です。
すごくないですか。メンチ。ごはん。ソース。このシンプルさ。魅力が過ぎます。
🍚魅力的なので作ります
というわけで、もう食べたくてたまらなくなって、今回のご当地グルメ再現はこれにしてみました。
🐽メンチカツの材料(小ぶりのサイズ10個分くらい)
・豚ひき肉…200グラム
・牛ひき肉…100グラム
・玉ねぎ…1/4個(みじん切りにしておく)
・パン粉…1.5カップ
・卵…1個
・ケチャップ…大匙1
・中濃ソース…大匙1
・マヨネーズ…大匙1
・こしょう…適量
材料をボウルに合わせます。
粘り気が出るまでよく練ったら、タネのできあがり。
手にサラダ油を塗って、ハンバーグの要領でタネをまとめます。
まとまったら、さあ、衣付けです。
🍚フライの衣付けはちょっとこだわり
トケイヤkitchenおもてなしのフライものは衣を定番の「小麦粉→卵→パン粉」ではなく、「天ぷら粉(水溶き)→パン粉」にしています。
🐽衣の材料
・天ぷら粉
・水
・パン粉
フライの衣についてはこちらの記事でちょっと語ってます。
衣をつけたらいよいよ“揚げ”の工程です。
中温の油で揚げて、底になった面が固まったら油の中で返します。
いい色になりはじめました。
両面がこんがりきつね色になったら揚げあがりです。
火通りが不安なときは竹串を刺してみて、中まで熱くなっているのを確認すればOKです。
しっかりと油を切っている間に、ソースを作ります。
🍚ソース味大好きです
🍚ソースの材料(作りやすい分量)
・ウスターソース…1/2カップ
・砂糖…小匙2
・みりん…小匙1
・醤油…小匙1
材料を鍋に合わせます。
火にかけてひと煮立ちさせたらOK。
メンチカツをソースにディップ。
たっぷりからめます。
🍚さあ、仕上げです
丼に盛り付けたごはんにソースを回しかけます。ソース好きにはたまらない、ソースごはんが誘いかけてきます。
メンチカツを載せたらできあがり。
すごい。
潔い。
ちょっと彩りがほしいなと思い、サラダを添えてみました。定食的でいい感じです。
🍚わんぱくなパリよ、ボンジュール
パリという単語、都市名にはなんだか華やかで、フランス料理の彩り豊かなひと皿を想起させるものがあります。
でも、このパリ。
パリ丼。
質実剛健、ボンジュール!
自分の中のわんぱく魂が甦ってくる気がします。
もりもり食べたいです。だって美味しいんだから。