答えのない完了食と幼児食 (育児メモ AdventCalendar 2020 24日目)
その体は、カボチャとサツマイモでできている
5日目の記事でも書いたように、離乳食は、ベビーフードを活用しつつなんとかこなせたように思う。なにせ、離乳食完了期には、子どもはすっかり「食べるの大好きっ子」になっていたからだ。保育園ではミルクこそなかなか飲まなかったが、給食もおやつもほぼすべて完食。もちろん、家でももりもり食べてくれた。いや、食べてくれていた。
1歳を過ぎてからは、和光堂の1歳4か月シリーズを活用しつつ、試行錯誤しながら完了食、もしくは幼児食初期としてのご飯を作ってきた。喉に詰まらないか。塩分量は問題ないか。できれば栄養バランスも考慮して。そしてなにより、食べてくれるか。
うん、食べなくなった。最初は、好物の炒り玉子になにかしらの食材を混ぜ込むという手法でなんでもパクパク食べてくれていたのが、今や2、3口で飽きることもしばしば。↑ のまとめのように「もう朝食は最低バナナさえ食べてくれればいい」「給食は食べてるし、最低限の栄養バランスはとれてるやろ」「アンパンマン野菜スティックパンで腹を埋めとくか」に近い形になっていったが、それすら飽きるようになった。
いや、いいんだ。今は、なにかしら食べてくれればいい。自分が作るおかずについては、ときどき食べてくれるものがあればラッキー、ぐらいに思うことにする。とはいえ、ある程度安定して食べてくれるものはないだろうか。それも、買って食べられるもの。いざ時間がないときにさっと出せるもの。できれば、小分けに出せるもの。
そう考えながら試行錯誤した結果、以下のメンバが常時控えるようになった:
煮カボチャ、サツマイモの甘煮、80g x4パックの豆腐。あと、サバの水煮缶 or イワシの水煮缶。この中でも、カボチャ、サツマイモ、豆腐は、子どもが離乳食中期からずっと好きだった食材だ。カボチャとサツマイモは、瓶入りのペーストをよく食べていたのだが、完了食へ移行する際に、ペーストをいったん封印したので食べる機会がなくなっていたものだった。
というか、このペースト、めちゃくちゃ食べてた。お出かけ時のお昼ご飯これ1瓶まるごと、なんてこともあった。今でも粉薬を処方されたときはお世話になるし、最近焼いてるパンにもカボチャパウダーもしくは紫芋パウダー入ってるし、もうカボチャとサツマイモばっか食べてるな。
サバの水煮缶は、骨含めしっかりつぶして、ご飯に混ぜて100均の「ふりふりごはんボール」でおにぎりに。あとは、ときどきヨーグルトも食べれば、うん、それなりの栄養が摂れてる気がする。
食べてくれるだけでも万々歳なのに、これだけの常備菜があるし、保育園の給食もあるし、もう家でおかず作る必要ないんじゃないかな。と思わないでもないけど、こちらにも自炊歴20年弱のプライドがある。引き続きチャレンジして玉砕していきたい。