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パイオニア環境分析のつもり:特別編(2/26~3/7)呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする。

■はじめに

 こんばんは。先々週末はオールドスクールの大会「旧作杯」にカバレッジライターとして参加させていただきました。

 出場された方のおかげで、(試合終了後2時間程度で脱稿したにしては)よい観戦記事が書けた、と自負しています。特にRound3は方々からお褒めの言葉をいただきました(多分)。
 下記リンクからぜひご覧ください。あとオールドスクールに愛の手を。具体的には次回旧作杯や添削杯に参加をお願いします!!!!

 参加費が本人の参戦レポ、というのも趣があってよいですね。主催の添削さん、スタッフの皆さん、ご出場の皆さん、大変お疲れさまでした。

■本題

 タイトルの通りです。元ネタ分からない方はググってみてください。誰でも知っている作品です。

 というわけで、3/7付で唐突に、《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den》が禁止になりました。ご冥福をお祈りいたします。

意外とご長寿だった猫


■直前のメタゲームブレイクダウン

 禁止のせいで今更感がありますがメタゲームブレイクダウンです。オルゾフオーラや魂込め、ボロス英雄的などのアグロが流行った結果、それに強い除去寄せのコントロールが優勢になりました。具体的にはラクドスブラッドアゾリウスコントロールイゼットフェニックスです。

ぼくたち、1か月ちょっとで解雇されました!!!!!

 ラクドスブラッドが支配的で、上位のラクドスは同型対決を見越して、「血・トークン」クリーチャーをほぼ採用しないラクドス金床に変化しています。
 これによってデッキの根幹が大きく変更になりましたが、ロングゲームを志向することにより《ルールス》依存が高まった形にもなっています――いました。

アゾリウスコントロールが大幅強化されてディミーアの霊圧が消えた

 アゾリウスコントロールは環境にあまた蔓延っていたアグロ全般や、コンボデッキ相手への有利を生かし使用率、勝率を伸ばしました。
 特に今回、相手を選ばず強力なPW《放浪皇》がデッキを大幅強化。追放効果を持つ汎用除去《冥途灯りの行進》《告別》も増え、おまけに《大田原》《永岩城》というユーティリティ土地も増えて、隙のないデッキに生まれ変わっています。
 もともと土地が強いデッキなので(《ストーム・ジャイアントの聖堂》《アーベンデイル城》《ヴァントレス城》《ガイア―岬の療養所》《廃墟の地》《灌漑農場》など)、60枚の濃度が非常に濃いのも特徴です。

 すでにミラーを見越して《放浪皇》4積みの構築も許容されています。全除去枠の一部を《太陽の勇者、エルズペス》にするリストもあります。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 さて、意外かもしれませんが、直近2週間のメタゲーム上は《ルールス》にそこまで影響されていない結果となっています。しかしラクドスブラッドのインパクトは大きく、過去の《ルールス》デッキから見ても、今後の影響を鑑みた禁止は妥当と思います。

 さて、今後はどんな環境になっていくのでしょうか――とここで宣伝です(唐突)。

■終わりに、というか宣伝

 というわけで、今回の禁止改訂や直前のメタゲーム、今後の予想などについて、Vtuberの眞白井エイドさんと配信で対談できませんか?と言われたので二つ返事でOKしました。3/9(水)21:45~です。ぜひご覧ください!

 基本物を書くしかしてこないので、喋ってるとけいまわりさん、かなり貴重だと思います。そういう意味でも要チェックだぞ。(多分)


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とけいまわり
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