【拙訳】痛快なアグロデッキ「ジャンド戦士」をミシックチャンピオンシップで使ってみた by Frank Karsten(Channel Fireball)
前回紹介した(https://note.mu/tokei_mawari/n/nad1a7390c860)10点のリストのうち、個人的に一番好きなリストです。本人による解説記事がアップされたので、勢いで翻訳しました。この記事長い!長いよ!
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Jund Warriors: A Guide to the Spiciest Aggro Deck at the Mythic Championship
By Frank Karsten // 26 Feb, 2019
先週末のMCクリーブランドで僕が使ったジャンド戦士(原文:Jund Warriors)は、大会の中でも最も特徴的なデッキのひとつで、僕はこのデッキで大会を大いに楽しめたよ。
Jund Warriors
Frank Karsten, 6-4 at Mythic Championship Cleveland
lands
4《血の墓所/Blood Crypt》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
3《草むした墓/Overgrown Tomb》
4《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4《手付かずの領土/Unclaimed Territory》
2《山/Mountain》
creatures
4《生皮収集家/Pelt Collector》
3《どぶ骨/Gutterbones》
4《成長室の守護者/Growth-Chamber Guardian》
3《リックス・マーディの歓楽者/Rix Maadi Reveler》
2《クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner》
4《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》
4《グルールの呪文砕き/Gruul Spellbreaker》
4《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》
spells
2《稲妻の一撃/Lightning Strike》
1《採取/Find》 // 《最終/Finality》
1《争闘/Collision》 // 《壮大/Colossus》
3《席次/Status》 // 《石像/Statue》
sideboard
4《溶岩コイル/Lava Coil》
2《燃えがら蔦/Cindervines》
2《強迫/Duress》
2《炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained》
1《クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner》
1《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》
1《シヴの火/Shivan Fire》
1《採取/Find》 // 《最終/Finality》
1《争闘/Collision》 // 《壮大/Colossus》
この記事では、どうして僕がこのデッキにたどり着いたのかを紐解くと同時に、サイドボードプランも紹介したいと思う。
■2月10日(日)
話は2週間前に遡る。この前の僕の記事(拙訳済:https://note.mu/tokei_mawari/n/ncc35c1f7ba45)で説明した通り、僕はミッドレンジやコントロールよりもアグロデッキを使っている時のほうが楽しいんだ。前述の記事では1マナ域をプレイできるデッキをテストした結果を載せた。僕が感じたベストなデッキは白ウィニー、青単テンポ、赤単、グルール、マルドゥジュディスの5つだった。
僕はMCクリーブランドのためにUltra PROやChannelFireball内でテストしていて、チームフォーラムで僕の成果を共有したんだ。グルールアグロのリストに《ラノワールのエルフ》と《無効牙のフェロックス》を採用したけど、《ゴブリンの鎖回し》も《再燃するフェニックス》もマナベースの都合で入れていなかった。そしたら、Martin Juzaからのコメントが僕のアイデアのヒントになったんだ。その時話した内容はこんな感じ。
Martin Juza:このデッキをプレイしてみて思ったんだけど、赤のカードって今とっても強いよね(っていうか他の色が弱い)。僕が特にプレイしたいカードは《ゴブリンの鎖回し》と《再燃するフェニックス》かな。《無効牙のフェロックス》よりはずっといいよ、今は環境に《喪心》が多すぎる。
Frank Karsten:《鎖回し》は戦士か。そうすると《生皮収集家》と《成長室の守護者》《クロールの銛打ち》《グルールの呪文砕き》と同じだね。もっと掘り下げれば《手付かずの領土》でマナベースを構築できそうだね。このクリーチャー陣はすごくよさそうだね。でも《ラノワールのエルフ》が使えないのか、これは結構キツイね。
Martin Juza:そうだね、まぁ僕は《鎖回し》をこのデッキに入れよう、って言いたいわけじゃないさ。赤のカードは今のスタンダードで本当に強いからデッキには入れておきたいよね、ってこと。とにかく、このデッキには《再燃するフェニックス》を入れることを強く薦めるよ。
Martinの意図するところではなかったけれど、《手付かずの領土》をマナベースに構築する、というアイデアが頭に浮かんだんだ。それでも、こういうグルールデッキを考えるにあたって僕が抱えていた問題は1マナ域だ。信頼できるクロックであるパワー2がどうしても必要だったから、《狂信的扇動者》や《ギトゥの溶岩走り》ではパワー不足だった。そして、《ラノワールのエルフ》(戦士ではない)を《鎖回し》のマナベースに適合させることはできなかった。
■2月13日(水)
例の1マナ域の記事(https://note.mu/tokei_mawari/n/ncc35c1f7ba45)を投稿して何日か経って、僕は《どぶ骨》が戦士であることに気づいてしまった……! ということは、《ゴブリンの鎖回し》デッキに有用な1マナ域を複数採用できることを意味する。都合のいいことに、このカラーリングならナチュラルに《ゴブリンの鎖回し》+《席次//石像》コンボを組み込めることにも気付いた。これはデッキのラストピースを見つけたようなものだ。乗るしかない、このビッグウェーブに。
数時間後、僕はチームフォーラムにデッキを投稿していた。
Jund Warriors
lands
4《血の墓所/Blood Crypt》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
3《草むした墓/Overgrown Tomb》
4《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4《手付かずの領土/Unclaimed Territory》
2《山/Mountain》
creatures
4《生皮収集家/Pelt Collector》
4《どぶ骨/Gutterbones》
4《成長室の守護者/Growth-Chamber Guardian》
2《リックス・マーディの歓楽者/Rix Maadi Reveler》
2《クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner》
4《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》
2《グルールの呪文砕き/Gruul Spellbreaker》
4《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》
spells
2《争闘/Collision》 // 《壮大/Colossus》
3《席次/Status》 // 《石像/Statue》
2《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2《採取/Find》 // 《最終/Finality》
sideboard
4《溶岩コイル/Lava Coil》
4《燃えがら蔦/Cindervines》
3《強迫/Duress》
2《炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained》
2《恐怖の劇場/Theater of Horrors》
崩すにあたっても、この禍々しいデッキでアリーナで5-0はできた。フォーラムではデッキを「煮詰める」ことが目的だからね。
とにかく、《生皮収集家》《どぶ骨》、そして《鎖回し》を同じデッキに入れて、マナの問題をほぼ合理的に解決できるなんて楽し過ぎる! 《手付かずの領土》指定戦士でイェーイ!
《鎖回し》+《席次》のコンボは強力だし、《採取//採取》にアクセスできるようになったのもこのカラーリングならでは。僕には1マナ域から始めるビートダウン戦略があるんだ、こんなに嬉しいことはないよ……。
■2月14日(木)
例の記事(https://note.mu/tokei_mawari/n/ncc35c1f7ba45)をアップした後、何種類かのデッキで追加のマッチをやってみて、マッチの結果をフォーラムに投稿した。投稿内容は下記の通り。
僕はほとんどアグロデッキに集中して調整している。この間CFBに投稿した記事で初期テスト結果をシェアしたけど、テストを重ねた結果、次のようなことが分かった:
・マルドゥジュディスは最初10-0して、いいデッキだと思った。でもすぐに勝率は5割程度に落ち込んだ。このデッキは依然としてマナベースに問題を抱えている上に、キーカード(《第1管区の勇士》《ジュディス》)を的確に対処されると、残ったカードは無造作なカードの束でしかない。デッキは全体的に見て問題ないレベルだとは思うし、《速太刀の擁護者》を使ったリストも温めてあるけど、たぶん僕はプレイしないだろう。注目すべきは、デッキが非常に複雑に出来ている点だ。《ジュディス》《英雄的援軍》その他計算を複雑にするカードが入っていて、《電結の荒廃者》みたいな感じがする。デッキの一部は非常に気に入っているんだけど、僕自身納得できる出来ではない。
・青単はいいデッキで、それは確かだ。しかし色々なデッキから狙い撃ちにされるし、皆がそれを対策し始めている。メインに《クロールの銛打ち》が入っていたり、サイドボードに《鋭射手の斉射》まで取られるとかなり厳しい。また、個人的な話だけど、僕はプロツアーでは打ち消しの入ったデッキをプレイするのは好きじゃない。みんなケアして動いてくるからね。なので僕が青単を選ぶことはないけど、それは僕自身のプレイスタイルによるものだ。このデッキを駆ってアンチ青単要素を蹴散らせる自信があるなら、このトーナメントに青単を持ちこむことを全面的に支持するよ。使っていてマナスクリューで負けることが多かったから、20枚目の土地は必要だと思うけどね。
・赤単は……いいデッキだ。しかし期待はできない。このデッキは2つの問題を抱えている。ひとつは、この環境にはライフゲインの方法がたくさんあるという点だ。《吸収》や《ハイドロイド混成体》が溢れかえっている環境では、本体火力で勝つことは見込めない。いくつかのスゥルタイは《野茂み歩き》を採用してとはいっても、3点火力を本体に7回打ち込むプランは信頼に値しない。二つ目の問題は、赤単に入っているカードの多くはカードパワーが低い(《ショック》《狂信的扇動者》《ヴィーアシーノの紅蓮術師》)。こういったカードが入っているのは《舞台照らし》のアドバンテージに期待するからだけど、弱いカードが多く入ったデッキの《物読み》はそこそこの働きしかしない(そしてトップ勝負になったときは確実に負ける)。《実験の狂乱》4枚でこの動きをサポートすること自体は強力だけど、《狂乱》自体は環境に《屈辱》や《呪文貫き》等々がメインから投入された環境では正直価値が低い。青単に対しての立ち位置が良い点は、サイドボードが適切に行えるという前提なら悪くない。PTラヴニカのギルド前週に、Gabriel NassifがEtienne BussonにGPリールで負けたシーンを考えると、ああこりゃだめだな、と思った。しかし《波濤牝馬》や《幻惑の旋律》がサイドボードに加わり、《プテラマンダー》によりゲーム後半に強くなったことは追い風だ。対赤単と最近マッチアップした際の印象を鑑みると、僕はイマイチ好きになれないんだ。
・グルール(もしくは僕の大好きな「1マナ域ジャンド《鎖回し》」も含めて)は現時点でPTの最有力候補だ。赤単の最高の引きは、クリーチャーをまとめて引いて火力を引かないパターン、もしくは相手が《再燃するフェニックス》に対する回答がない時だ。グルール(ジャンド鎖回し)も同じ動きができるし、赤単よりはるかにいい。クリーチャーの打点は高いし、《争闘//壮大》を多く積めるのはいいことだし、《成長室の守護者》はフラッド受けや全体除去対策にもなる。僕がジャンド鎖回しを推すのは意外性に期待することでもあり、その仕込みはできている。まさか《どぶ骨》《クロールの銛打ち》と出してきた相手から《ゴブリンの鎖回し》が出てくるとは思えないからね。この構築に対してサイドボードの選択肢については議論が必要だ。
・僕の《グルールの呪文砕き》デッキの勝率が大幅に下がり始めた(まだ26マッチしかやっていないけど現在77%)一番の理由は白ウィニーだ。青タッチバージョンじゃない純正の白単。特別なことはしてこないけど、一貫性があって、早く、そして最低でも70%以上の勝率を叩き出す。赤単だけは7割を切るので、《不敗の陣形》はデッキにとっていい戦力増強になる。
他のプレイヤーも同じような結論に達すると考えると、白ウィニー(タッチ有無を問わない)と青単がプロツアーで最も人気の高い1マナ域を有するアグロとなるだろうし、赤単は数が減るだろう。GPの結果で全てが変わり得るが、現時点での見解は上記の通りだよ。
■2月18日(月)
マジックフェスト・ストラトバーグでのメディアカバレッジ担当だったので、木曜日から日曜日までは全くテストを行えなかった。しかし、GPメンフィスでTOP8に入った高尾翔太のグルールミッドレンジは、《手付かずの領土》を使って見事なマナベースを構築していた。《成長室の守護者》《ゴブリンの鎖回し》その他いくつかの強力なクリーチャーが「戦士」である事実に皆が注目しているようだった。
高尾のデッキはナイスに見えるが、僕の一番の課題である1マナ域が少なく、5マナ域が多すぎるように感じた。コンボデッキやコントロールに対抗するにはマナカーブを低く抑える必要がある。加えて、《席次》+《鎖回し》コンボが好きなのは、《荒野の再生》系に対して《石像》でエンチャントが破壊できるため腐りづらいところだ。サイドボードに黒のカードを採用することもできる。高尾のデッキはそこまで使っていなかった。
チームメイトのThomas HendriksとSam Blackがジャンド戦士を試してくれた。とThomasは「《どぶ骨》と《争闘//壮大》は好きじゃないなあ」と言いながらも、MOでいくつかのラウンドをこなし悠々と勝利していた。Sam Blackは青単とのマッチに2回勝利して、何回かイゼット・ドレイクに負けたことを教えてくれた。
いずれにしても、クリーブランドへの旅行に向かう準備を始めなければならない時期だ。
■2月19日(火)
火曜日の夕方、クリーブランドに到着してから、僕のデッキはMO競技リーグ、そしてMtG Arenaのミシックランクマッチで10-0を記録した。次の日も同じような結果が残せたら、MCにはジャンド戦士を持ち込もうと決めた。
ただし、最大の課題としているマナベースは未解決のままだ。それは《ゴブリンの鎖回し》絡みの悩みではない(22枚の赤マナ供給源があるためキャストは容易だし、もし《草むした墓》を引いても、4ターン目の《鎖回し》+《席次》コンボを阻害しない)。
そうではなくて、一番の問題は、1ターン目に戦士を唱えられる土地が11枚しかなく、これは相当少なく感じる。それでも83.1%の確率で、初手にアンタップインのマナ供給源が来る計算ではある。とはいえ、1ターン目に《根縛りの岩山》、2ターン目に《生皮収集家》+《竜髑髏の山頂》タップイン、という形でも問題はないし、《リックス・マーディの歓楽者》で1マナ域を新しいカードに変換できる。概して、1マナ域がコンスタントにプレイできないデメリットを和らげることはいくらでも可能だし、それを犠牲にしてでも多色化によるカードパワーの増加を受け入れるべきだろうと思う。
■2月20日(水)
MOとMtG Arenaで追加の調整を行った結果、合計戦績は24-4となり、本戦で使うのに十分な結果を出すことができた。
記事の最初に書いた通りのリストでデッキ登録を行ったが、1週間前の原型リストとほとんど変わっておらず、些細な調整を加えた程度だ。デッキはスムースに動くし、マイナーチェンジを施したに過ぎない。Thomasが好きじゃないと言っていた《どぶ骨》と《争闘//壮大》を1枚ずつカットして、4枚の《グルールの呪文砕き》という強力な戦士クリーチャーを加えることにした。また、《採取//最終》の2枚目を削り、追加の《リックス・マーディの歓楽者》に差替え、マナカーブを調整。加えて、サイドボードに1枚差しのカードを多く追加しておいた。
《恐怖の劇場》はいくつかのマッチでそのままゲームを決める力を持っているけど、今回はサイドボードから外した。また、《燃えがら蔦》も2枚減らしたけど、これは後から考えると賢明ではなかったかもしれない。依然としてシミックネクサスが人気なら、3枚目を戻すだろうけど、サイドボードからこれ以上何を抜いていいのかは分からない。
【アドバイスとテクニック】
・もし《ゴブリンの鎖回し》と《席次》のコンボをMtG ArenaやMOで実行するときは、Ctrlキーを押しっぱなしにして優先権を放棄しないようにしよう。
・《生皮収集家》は《クロールの銛打ち》で2回誘発する(戦場に出たとき、そして《弾けるドレイク》と相打ちしたとき)し、《再燃するフェニックス》でも同様だ(死亡した時と戦場に戻ってくる時)。脅威的な速度で成長するということを念頭に置いておこう。
・《再燃するフェニックス》を《ヴラスカの侮辱》から守るため、《稲妻の一撃》をフェニックスに打つことをためらわないように。《争闘》も同様に《フェニックス》に打ち込むことがある。
・諸兄はご存知の通り、接死+トランプルはコンボだ。もし4/4の《グルールの呪文砕き》を2体の2/2でブロックしてきたなら、《席次》で+1/+1と接死を与えれば、3点は本体に貫通する。《生皮収集家》と《壮大》もトランプルと書かれている。
・順応は2回起動できる。6マナが立っていれば、《成長室の守護者》の順応能力起動に対応して《ショック》が飛んできても、もう一度順応を起動することで《ショック》解決前に4/4にすることができる。
・《リックス・マーディの歓楽者》には「してもよい」の一言がない。これは、自分の手札が完璧でも1枚捨てなければならないことを意味する。一方、「もしそうしたなら」という一文もないので、手札が空であれば純粋に手札を補充できるということだ。
・《手付かずの領土》は9割9分「戦士」を指定するが、時には「フェニックス」や「人間」を指定して、《再燃するフェニックス》の素出しや《リックス・マーディの歓楽者》の絢爛コストを支払うために使うこともある。
【サイドボード・ガイド】
基本となる戦略は下記のリストの通りだけど、大雑把な指針みたいなものだ。後手の時には概ね少しだけ変える。例えば、先手なら土地を抜くことはしないけど、後手なら25枚目の土地は抜いてしまう。あとは先手の時は追加のクリーチャーを入れる枠に、後手の時は除去を足す、っていう感じかな。
相手がサイドから入れてくるカードを「予期」して対策することも重要だ。たとえば《シヴの火》。シミックネクサスの《培養ドルイド》《生体性軟泥》を読んでサイドボードから入れておく。《争闘//壮大》も白いデッキの《黎明をもたらす者ライラ》を読んで入れておく。赤単に対しては《溶岩コイル》と《席次//石像》を、それぞれ《再燃するフェニックス》《実験の狂乱》読みで入れておく。もしそういったカードを見なかったなら、3ゲーム目で再度入替を試みている。
■VSスゥルタイミッドレンジ
OUT:2《どぶ骨》2《クロールの銛打ち》1《リックス・マーディの歓楽者》1《争闘//壮大》
IN:1《採取//最終》3《溶岩コイル》2《炎鎖のアングラス》
■VS青単
OUT:2《リックス・マーディの歓楽者》1《採取//最終》1《成長室の守護者》3《席次//石像》1《グルールの呪文砕き》1《山》
IN:4《溶岩コイル》1《争闘//壮大》1《クロールの銛打ち》1《シヴの火》2《強迫》
■VS白ウィニー
OUT:3《どぶ骨》2《クロールの銛打ち》1《リックス・マーディの歓楽者》1《争闘//壮大》
IN:1《焦熱の連続砲撃》4《溶岩コイル》1《シヴの火》1《採取//最終》
■VSエスパーコントロール
OUT:1《採取//最終》3《ゴブリンの鎖回し》1《席次//石像》1《山》
IN:1《争闘//壮大》1《クロールの銛打ち》2《炎鎖のアングラス》2《強迫》
■VSイゼットドレイク
OUT:1《リックス・マーディの歓楽者》1《採取//最終》3《ゴブリンの鎖回し》1《山》2《稲妻の一撃》
IN:2《炎鎖のアングラス》4《溶岩コイル》1《争闘//壮大》1《クロールの銛打ち》
■VS赤単
OUT:3《どぶ骨》2《クロールの銛打ち》1《争闘//壮大》1《草むした墓》
IN:4《溶岩コイル》1《シヴの火》2《強迫》
■VSシミックネクサス
OUT:1《争闘//壮大》1《ゴブリンの鎖回し》2《再燃するフェニックス》1《採取//最終》
IN:2《燃えがら蔦》1《シヴの火》2《強迫》
■VSゲートネクサス
OUT:3《ゴブリンの鎖回し》1《山》1《採取//最終》2《稲妻の一撃》
IN:1《争闘//壮大》2《燃えがら蔦》2《炎鎖のアングラス》2《強迫》
■VSラクドスorグルールミッドレンジ
OUT:2《どぶ骨》1《クロールの銛打ち》1《リックス・マーディの歓楽者》1《争闘//壮大》
IN:4《溶岩コイル》1《採取//最終》
■VSセレズニアトークン
OUT:3《どぶ骨》2《クロールの銛打ち》1《リックス・マーディの歓楽者》1《稲妻の一撃》
IN:1《焦熱の連続砲撃》1《採取//最終》1《シヴの火》1《争闘//壮大》3《溶岩コイル》
【終わりに】
ジャンド戦士はなぜか公式で「ジャンドミッドレンジ」と誤分類されていたけど(笑)、間違いなくアグロデッキだ。いい戦績を残せたし、プレイしていてなにより楽しかった。特に青単とはいいマッチアップになる。テンポもよく、効果的な除去を持っていて、何より《クロールの銛打ち》《ゴブリンの鎖回し》《再燃するフェニックス》というクリーチャーのラインナップがいい。
《リックス・マーディの歓楽者》、《成長室の守護者》、《採取//最終》のおかげで全体除去やマナフラッドの受け皿も十分あり、ミッドレンジやコントロールにも有効な武器となる。《手付かずの領土》なくして成り立たないマナベースながらも、ここまでしても十分機能しているとは言い難い。それでも僕はこのデッキを登録したんだ。読者のみんなにも試してほしいな。
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