「ラヴニカの献身(RNA)」個人的な注目カード25選
特に目の付いたものだけピックアップします。基本スタン視点(あんまりスタンやってないけど)。
★が多いほど注目度が高い。最大3つ。
【白】
1.《毅然たる番犬/Resolute Watchdog》&《厳戒態勢/High Alert》★
《策略の龍、アルカデス/Arcades, the Strategist》デッキのお供が増えた! 能力で《アルカデス》を守れるのが良い。
ただ、環境にまともな防衛持ちが少ないのでデッキにはならない。2~3マナ、タフ5以上、飛行の防衛持ちがくればワンチャン。《僧院の群れ》を返せ!
2.《恩寵の天使/Angel of Grace》
《ライラ》と比べると見劣りする印象。理由はタフネス4。《溶岩コイル》《最終》で落ちたり《再燃するフェニックス》と相打ちしてしまったりする。あと、延命にはそもそも《ライラ》の絆魂のほうが100倍有用なこと。3/5までを迎え打てるけど、そんなクリーチャーも走ってきそうにない。この環境はタフ5が板。
どちらかというとアグロやミッドレンジが対中~低速相手に使うと強そうな印象。《アヴァシン》ほどの無茶苦茶さは感じないので、手堅い神話レア、という印象。使われるかどうかは分からないけど、現状の環境なら《ライラ》優先かなと。
【青】
3.《プテラマンダー/Pteramander》★★★
イゼットドレイクに採用したい1枚。タフネス5は《溶岩コイル》《最終》で落ちない(あと3回ぐらいこのセリフ言いそう……)し、仕掛ける際の隙も少ないので、《奇怪なドレイク》《弾けるドレイク》採用のデッキに気軽に追加できる。現在主流の《ニヴ=ミゼット》プランとは逆行するので、75枚でのデッキ構成を考える必要はあるかもしれない。
【黒】
4.《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》★
《黄金の死》との二択。ゴルガリなら自軍を巻きこまない《黄金の死》のままでいい気がする。環境が変わってフェニックスだらけになったり、《どぶ骨》やら《ジュディス》を中心に据えたラクドスが流行るようならその時差し替える、という感じでいいと思う。
【赤】
5.《批判家刺殺/Skewer the Critics》★★
6.《舞台照らし/Light Up the Stage》★★★
ビッグレッドには入れづらいのでスライ専用だけど、特に何か言うまでもなく強い。テンポの概念が壊れてる。ただ環境柄ライフゲインが多いので赤単が頑張れるかどうかはサイドプラン次第だと思っている。
7.《スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite》★★★
5/4/4速攻はいつも強いし、《溶岩コイル》《最終》相手に5/5で出せる柔軟性が素晴らしい。大体速攻で殴るけどね!
《再燃するフェニックス》と一緒に、赤系ミッドレンジを支えるカードになり得る。某天使よりは評価は高い。
【緑】
8.《成長室の守護者/Growth-Chamber Guardian》★★
レシオ、能力共に申し分ない。ライバルは《茨の副官》。マナフラ受けとなる点は一緒。赤単相手には先輩に軍配が上がる。とはいえ継続打点が高いため、2マナ域としてはとても優秀。
9.《生体性軟泥/Biogenic Ooze》★★★
ゴルガリミッドレンジにフィットする神話レア。出した返しで《殺戮の暴君》を受けられるサイズになるため同系に強い。《破滅を囁くもの》と違って生き残った際のリターンも大きい。連打しても強い。マナフラ受けにもなり無駄がない。総じて優秀な強レア。ただし、環境が空多めになるとちょっと悲しい。
【アゾリウス、オルゾフ】
10.《吸収/Absorb》★
テフェリー系デッキにすんなり採用できる程度には強いけど、個人的には《悪意ある妨害》のほうが強いと思っている。手放しで4枚積めるカードではない。それでもやっぱりデッキにたくさん入れたい。そんなカード。好きか嫌いかでいえばめちゃくちゃ好き。
11.《屈辱/Mortify》★★
ヤバめのエンチャントが増えている環境、このカードの加入は大きい。《轟音のクラリオン》擁するジェスカイからエスパーに切り替える一番の原動力。
12.《ケイヤの怒り/Kaya's Wrath》
いやいやマナ拘束おかしいでしょ。1WWBじゃだめだったんですか! 《至高の評決》ェ……。4ターン目に打つためには軽量ドローかご都合ドローが必要不可欠。エスパーコンの穴はここだと思っている。久々の4マナラスとはいえ、個人的にはそこまで評価の高くない1枚。
【ラクドス】
13.《火刃の芸術家/Fireblade Artist》★
2ターン目に出るなら強い。こいつ自身を生け贄に捧げてもいいため無駄がない。《どぶ骨》《ジュディス》と美しいシナジーを形成するいぶし銀の1枚。
14.《恐怖の劇場/Theater of Horrors》★★★
コントロール相手に3マナで先置きしたら大体勝つって書いてある。問題は《実験の狂乱》というお化けエンチャントが存在していること。どちらがいいかはデッキタイプ次第。こちらはミッドレンジにも無理なく採用できる。
15.《災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva》★★
能力盛り過ぎなわがまま系歌姫。基本的に強いことしか書いてない。すぐ死ぬし、死ななくても生き残ったら勝つので4投。《アナフェンザ》みたいな感じ。
【グルール】
16.《野生の律動/Rhythm of the Wild》★★
1行目がおかしい。1Tラノエ2Tこれでコントロールにほぼ勝ち(気分だけ)。暴動は累積するので複数投入も肯定される。とはいえ、このカード「だけ」で勝てる程現代マジックは甘くない。特にゴルガリ相手に出す場合、失った分のアドバンテージ補填方法がないと負けは必至。色々な意味で、見た目以上に構築力が試されるカード。
17.《グルールの呪文砕き/Gruul Spellbreaker》★★★
セトル絶許マン。相手の盤面次第では、ほぼ確定3点パンチが保証される。特にコントロールに強く、グルールの序盤~中盤を支えるカードになりそう。しかし3マナ域は激戦区。ミッドレンジ戦略に合致する《翡翠光》、他にも《ブロントドン》というライバルが。
18.《強撃+脅威/Thrash+Threat》★
ベストオブ地味分割だけどあらゆる状況で腐らない万能カード。サイドアウトするメインボード枠埋めとしてとても優秀。
【シミック】
19.《成長のらせん/Growth Spiral》★★★
インスタント《探検》は伊達じゃない。環境が遅くなればミッドレンジやコントロールが後の先を取れる優秀なカードになりそう。環境の速度で採用状況が明確に分かれる。
20.《エリマキ神秘家/Frilled Mystic》
おじ大歓喜。現代の《呪文捕らえ》と言いたいところだがさすがにスタッツが平凡過ぎてなんとも。青単テンポみたいなクロパーデッキが出来上がればマナカーブのトップとしては最高級のカード。
21.《首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar》
殻おじさんから言わせてもらえば、みんな期待し過ぎ。使うなら《野生の律動》は必須。
22.《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》★
基本8マナ6/6飛行トランプル3ドローを目指しつつ、状況に応じて3/3や5/5で出すオプションもあってよい。このカードが強いのは環境が遅いことが条件。赤単やラクドス、グルールやボロスが幅を利かせるようなら《生体性軟泥》のほうが強い。そもそもゴルガリや赤、ラクドスあたりはアドバンテージエンジンがいくらでもある。
【門】
23.《燃え立つ門/Gates Ablaze》《門破りの雄羊/Gatebreaker Ram》★
この2枚は問答無用で強そう。逆に《アーチ道の天使/Archway Angel》《門の巨像/Gate Colossus》はやや力不足。タフネス4は以下略。
24.《調和の公有地/Plaza of Harmony》★★★
門の歴史が変わる1枚。貴重なアンタップイン、後半はライフゲインも期待できて、そして(ほぼ)任意の色が出せるのは大きい。気になるなら《ギルド門通りの公有地/Gateway Plaza》を1枚採用しておけばいい。
25.《開門/Open the Gates》★★★★★
名前!!!かっこいい!!!(重要)
おまけ.《迷路の終わり/Maze's End》
今回の門はフィニッシャーが不在。前回門デッキが曲がりなりにも形になったのは、このカードがあったからこそ。別途フィニッシュ手段を考えなければならない点は、門にとっては大きな問題。適当な量の《発展//発破》やら《ハイドロイド混成体》で勝てる程現代マジックは甘くないのだ。
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