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オーストラリアで語学留学➕就業体験!【グローバルインターンシップ】帰国レポート

先月につづき、春休みは海外研修の季節。ということで、今回も中村忠司教員より、シドニー研修の報告をお届けします。

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コミュニケーション学部・国際コミュニケーション学科では、「グローバルインターンシップ」の実習として、2月3日から25日まで2年生6人がオーストラリアで1週間の語学研修と2週間の就業体験に参加しました。就業体験はシドニーにある日系メディアNICHIGO PRESS(日豪プレス)でのメディア体験プログラムです。日豪プレスは1977年10月に豪州初の邦字新聞として発行されました。現地および日系の企業、個人事業主を対象としたマーケティング支援、ウェブサイト運営、広告・出版物の制作など総合的なメディア事業を展開しています。

日豪プレス本社のある倉庫をリノベーションした施設

語学研修はヘイマーケットにあるLa Lingua Language Schoolで行いました。近くにはチャイナタウンがあります。この語学学校は、会話中心のコースが有名で、特にスピーキングの強化に力を入れている学校です。学生たちはそれぞれの語学力に合ったクラスで、他国からの留学生と一緒に学びます。韓国人の留学生と仲良くなって、週末に一緒に街歩きをした学生もいました。また、最終日はアクティビティとしてニューサウスウェールズ州立美術館やオーストラリア博物館をクラスごとに訪問しました。オーストラリアではほとんどの公立の美術館や博物館の常設展示コーナーが無料であることも驚きだったようです。

語学学校:La Lingua Language School
NSW州立美術館

就業体験では、最初に記事作成を行う編集インターン活動を行いました。取材のやり方や事前準備についての説明を受けた後に、ピザ屋さんやティラミス専門店、カフェなどを取材して、グルメ記事を作成します。学生たちはオーナーやお店のスタッフに英語でインタビューを行いました。ヒアリング予定だったオーナーが出掛けてしまい、急遽お客さんに取材をお願いしたチームもありました。素晴らしいバイタリティですね。
学生たちの記事はこちら(4本)!


日豪プレスのオフィス

最後の週に行われるのが、市場調査を元にマーケティングプレゼンを行う営業インターン活動です。日豪プレスが発行するオーストラリア人向けの『jStyle』をオージーの若者に効果的に告知したり、日本へのアウトバウンドを増やすためにはどのような切り口のプロモーションを行えばよいかを最終日にプレゼンする内容で、事前調査として公共の駅などでオーストラリア人に直接意見を聞きます。TikTokを活用した若者向けの企画や九州の食にフォーカスした特集記事などが提案されました。プレゼン後のフィードバックでは日豪プレスの馬場代表からそれぞれフィードバックを受けました。

プレゼンテーションの様子
オフィス周辺で記念撮影。素晴らしい景観!

研修の後半は、世界最大級のLGBTQIA+のイベントである「Sydney Gay and Lesbian Mardi Gras」の時期にあたります。パレードが行われれるオックスフォード・ストリートはカラフルなレインボーカラーで溢れ、様々なイベントが開催されていました。街を歩くカップルも祭りを精いっぱい楽しんでやるぞという雰囲気でした。

オックスフォード・ストリート

2024年度もシドニーとフィリピン・セブ島でのグローバルインターンシップを予定しています。是非、海外での就業体験に挑戦してみてください。

オージービーフのステーキ。お肉とワインは、日本より安かった!

(中村忠司)

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