見出し画像

海外ゼミ研修〜映像コンテンツ産業に触れる@ソウル〜

映像制作をテーマとする田村ゼミでは、海外ゼミ研修として韓国・ソウルを訪問しました。時期は2024年8月26日から30日までの4泊5日、ゼミ生(3年生)16名中15名が参加しました。

韓国はドラマ・映画やK-POPなどのコンテンツ制作が盛んで、海外輸出もたいへん大きくなっています。そんな韓国のコンテンツ産業に触れることを目的とし、以下の3カ所を訪問しました。

8月27日は、「BCWW 2024」というコンテンツ見本市を視察しました。コンテンツ見本市は世界各国で開催されていますが、韓国コンテンツは世界から人気を博しているため、ソウルで開催されるBCWWの規模も拡大しています。
韓国の放送局や制作会社のブースが販売対象のドラマなどを競って展示し、商談をしています。見本市では自国の会社だけではなく、海外の法人も展示しており、日本のキー局各社もブースを出していました。

世界各国のブースが並ぶBCWW会場
説明を聞く学生たち

8月28日に訪れたのは、ソウル市内からチャーターバスで1時間ほどの距離にある、「龍仁大長今パーク」です。ここは時代劇の制作がさかんな地上波放送局・MBCが所有する、時代劇を撮影するためのオープンセットです。大長今(チャングム)の名の通り、傑作『チャングムの誓い』のセットも含め、広大な敷地にかなりリアルなたくさんの建築物が並んでいます。もちろん現役で、実際の撮影に使われていますが、普段は一般見学にも開放されています。

大長今パーク

8月29日は地上波・ソウル放送の制作部門を訪問、バラエティや音楽番組で有名な制作者に説明をしていただきました。スタジオ、編集、整音ルームなどの見学、さらには番組制作者たちとの交流まで、普段は立ち入れない場所での見学となりました。
なお、ソウル放送では娯楽番組の制作部門を分社化し、ネットなどの多メディア対応をしていくという話を伺い、大変刺激を受けました。

ソウル放送を訪問
スタジオを見学

田村ゼミとしては初めての海外研修でしたが、15名の中で7名が初めての海外渡航ということもあり、よい経験が得られたと感じます。また、昨今のKコンテンツの興隆で、韓国文化はゼミ生たちにもなじみ深いものであり、吸収もしやすかったようです。トラブルもなく、楽しい海外ゼミ研修となりました。

(田村和人)

いいなと思ったら応援しよう!