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レベル4とレベル2はどちらが高度な自動運転?

実はレベル4とかレベル2って、自動運転の精度とは別次元の話で、かつ、レベルが上がれば上がるほど保守的なシステムになるので、そのあたりをまとめてみました。

自動運転のレベルについて

自動運転のレベルとは、運転の上手さと関係なくて、どこまで機械に任せられるかでレベルわけしたものだ。

レベル2:人間が前を見て自動運転システムがちゃんと運転しているか確認する必要があるもの

レベル3:ドライバーが同乗する必要があるが、限定条件の中で、機械が自律的に運転できるもの

レベル4:限定条件でドライバーがいない状態で、機会が自律的に運転できるもの

レベル5:あらゆる条件下で機械が運転できるもの

上記を見てもわかる通り、これは機械にどれだけ任せられるかという基準であって、自動運転の優秀さを図るものではない。

実例から見るレベル4とレベル2の比較

レベル3以上の自動運転システムは設定した走行条件下で機械がぶつからずに走ることができることを実車テストとシミュレーションを通して証明しなければならない。あらゆるリスクを想定する必要が出てくるため、かなり保守的な走行条件になりがちだ。一例を挙げると、日本で初めて運航許可を得たレベル4の自動運転システムは、電磁誘導線が敷設された範囲内で時速12km未満の速度において自動運転走行が可能というもの。

一方、テスラの運転支援はレベル2だが、まっすぐ走る分には首都高みたいに難易度の高い高速もほぼ人と同じ精度で運転が可能だ。

この二つのレベルは、異なるレベルの難しさと戦っていて、レベル4は人がいない前提でどうやって安全に自動運転を行うかであり、レベル2は人間の監視下でどれだけ機械が運転を代替できるかという点にある。

一般的にレベル3以上の自動運転はぶつからない証明をしなければならないので、運転速度が極端に遅く設定されているケースが多く、逆にテスラの様にレベル2の枠組みであれば、今の技術レベルでも時速100km超の速度域で運転支援を実現することができる。


技術が法律に追い付いていない

法律のせいで自動運転が実現できないわけではなく、むしろ技術が法律においついていないのが現状。

確かに、保安基準は複雑であり、自動運転システムはUN準拠の部分と、日本独自の部分があり分かりづらい部分がある。ただ、法律で定めている人間と同等以上の能力で障害物や飛来物の回避を行えるることを証明してくれという内容は極めてまともな内容だなと思う。

一方、現在する自動運転システムで人間と同等以上の能力で運転を代替できるシステムは今のところ存在しない(と思う)ので、これは単純に技術が法律に追い付いていないのではないだろうか?

自動運転の商品価値

自動運転の価値は実用的な作動条件のレベル3が販売された時に一気にあがるのではと思っている。理由は可処分時間がふえるから。

レベル2の運転支援では基本的にユーザーがハンドルを握る必要があるので可処分時間が増えず、自動運転中も動画を見たりパソコンで作業をしたりできない。

一方、レベル3の自動運転システムは、特定の条件下で完全に自動化された運転が可能。例えば、高速道路全車速が作動条件のレベル3なら、高速道路に乗った瞬間に、あとは機械に任せて自分はネトフリを見たり、パソコンで仕事をすることができる。つまり、設定された条件下では自用社を電車の様に使うことが可能。

このレベル3の作動条件があらゆる条件になっているのが、我々Turingが目指すレベル5の自動運転だ。全人類がハイヤーを所有できる時代を作るべく、僕らは2030年レベル5の完全自動運転実現を目指して頑張ってます💪💪💪



レベル5の完全自動運転EVを作るスタートアップ企業、Turingでは仲間を大募集中です。興味をお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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