「宝友会」開催!鳴り響くOG達のすみれ歌
宝塚ホテルにて、3年ぶりの「宝友会」が開催されました。皆様はご存知でしょうか?宝塚歌劇団卒業生であるOG達の集まりで、「一つ釜の飯を食べた同士を行方知れずにしてしまっては不甲斐ない。 バラバラになっている卒業生を探し同窓会を作りなさい」創始者小林一三先生のこのお言葉から正式に発足した、約70年の歴史を持つ会です。歴代の会長には名立たるタカラジェンヌがその名を連ねています。
支配人となり、OGの方々と関わりが増えて私も入会し、初めての参加となりました。
初めに驚いたのは、兎に角いらっしゃるのが早い(笑)2時間前位からいらっしゃる(笑)
「いつもそうよ〜」とご案内の方が。
プログラムの最初に会長未沙のえる様のご挨拶があり、本年度亡くなられたタカラジェンヌ達に黙祷を捧げます。
最年長の先輩が乾杯の音頭を取り、長生きの秘訣をお聞きすると、「よく分からない。乾杯!」…だから、長生きするのかと妙に納得。
お食事がスタートし始めるやいなや、OG達の昔話に花が咲く。
「貴方は何回目の参加?」
「何期生?初舞台は?」
「私、あの公演ほんま辛かったわ〜」
「誰々先生知ってる?」
「わたしらん時はねぇ」
「今、何やってんの?」
等等…初めての参加でも、期が違っても話題には困りません。
食事が終わると、ほぼテーブルには誰も居なくなり、各々がお世話になった方や懐かしい組の仲間に会いに行きます。
すると急に会長の号令が…
スター様達の歌唱披露タイムです。
先ずは、寿ひづる様の「夜明けの序曲」が…ブレない力強い歌声にただただ圧倒されてると、次に瀬戸内美八様の「魅惑のサンバ」が…阿波踊りと共に。溢れんばかりのエネルギーで、下級生総立ちの拍手。瀬戸内様「楽し過ぎてまた来るわ〜」。次には、やはりあの方、お分かりでしょう?初代オスカル榛名由梨様。「さよならは夕映えの中で」を鼻歌の様に軽々と歌われましたよ。これレッドバトラーが最後に銀橋で歌うやつ(笑)最後に「私、70周年まで頑張るから。ぐふふ。」と。
なんか凄すぎる…
次は、初参加のピヨピヨちゃん達のご挨拶。先輩達、大歓迎。
最後はいよいよ、全員で「すみれの花咲く頃」を。と言いたいところでしたがコロナ禍で難しいとの事。登場したのは加茂さくら大先生。今でもなお、華やかに、そして美しいソプラノを高らかに聞かせて下さいました。歌い終わった後、一言「皆、歌いたくないの?マスクをしていたら大丈夫。歌いましょうよ!」の一言で立ち上がる。これからも永遠なれ宝塚。と得体の知れない感動に包まれる私。
皆んな、元気元気元気。コロナ禍を力強く生きるタカラジェンヌOG達。限りない可能性と宝塚歌劇への皆様の深い深い深い愛情。皆様の中にある宝塚の思い出達はきっとキラキラと今なお輝いている。
最近は下級生の入会が減っています。
しかし、あの望海風斗様が入会されたとの情報が、いつかあの人の歌が聞ける日が来るかもしれない…
下級生の皆様!是非ご参加を!HPから!
VIVA!!「宝友会」!!
すーさん
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