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男女別にチェック!育児休業の注意事項について

みなさん、こんにちは!
社会保険労務士法人 東海労務保険事務所です。

ひと昔前と違い、近年は男女問わず育児休業を取得する従業員さんが増えています。そこで今回は、育児休業取得にあたっての注意事項を男女別にお話します。

男性は1週間~2ヵ月程度など、短期間での取得を希望される方が多く、女性は1歳になったタイミングで復帰できずに育児休業を延長される方もいらっしゃいます。そうした傾向を踏まえた注意事項をお伝えします。

<男性従業員が注意したいポイント>
出産予定日から育児休業の取得が可能です。ただし、余裕をもってその数日前から……はNGです。
★取得日程によっては、給与における社会保険料の免除が受けられない場合があります。さらに、日程によっては、賞与についても社会保険料の免除を受けることもできます。社会保険料の免除は本人だけでなく、会社負担分も免除されるので、取得前に労務担当者に相談しましょう。

<女性従業員が注意したいポイント>
★復帰や延長については期限ギリギリで申し出るのではなく、早めに会社とコミュニケーションを取ってください。場合によっては、育児休業給付金の延長手続きが間に合わないことがあります。
★第1子の育児休業期間中に第2子の育児休業に継続して入られた場合、最終的に復帰できず退職することになっても失業保険の受給資格が得られないケースがあるのでご注意ください。

なお、育児介護休業法の改定が、令和7年4月、10月の2段階施行で予定されています。改正内容については随時お知らせしますね。

いかがでしょうか?

次回はカスタマーハラスメントについてお話します。ご要望・ご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。
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