最近考えるシーバス釣りとその他の色々
久しぶりのシーバス釣りについての備忘録、雑記です。
ホームとしているのはいわゆる東京湾奥河川、その中でも多摩川下流域を主戦場としてまして、そこでのウェーディングが年間の釣行の半数を占めております。
また他にも仕事帰りのおかっぱりで大田区や江東区エリアを巡っていたりもします。
昨年の振り返り
突然ですが皆さん、シーバス釣れてますか?
自分は昨年から春から全然釣れてません、釣果数が激減しました。
実は絶滅したりしてませんか?してませんね…
昨年2023年の釣果、
具体的に数字にすると20本……ほんまにか?
2~3月の河川のバチ抜けは1日1本以上は釣れてくれ、良い感じに12本
4~5月の春の港湾エリアのバチ抜けでびっくりするほどの不振、なんと3本は前年比9割減
6~8月はの夏季は多摩川に浸かり続けて4本、まぁこの時期はこんなもんとして
9月~12月秋のシーズンでは勝手知っているはずのホームとしているポイントあちこち巡っても魚に出会うことが出来ず、3ヶ月で20釣行ほどしてわずか1本のみ
ほんとに20本しか釣れてないですね…
春秋のハイシーズンで壊滅的な不振による影響をもろに受けています。
ただ終わってしまったことを嘆いていても進歩がない、
血の涙を流しながら、結果は結果として受け止めて翌年以降に生かしていくしかないのです。
早春の河川バチ抜けについて
昨年の途中からは本数にこだわる目標をさげて、これまでやって来なかった状況やポイント、タイミングで釣りに行き、試すということに意図的に取り組んでいました。
それの続きと、流石に秋に味わった悔しさを晴らすため、、
今年は1月の2週目からバチが抜けてるかどうかを確認するために真冬の多摩川に浸かりました。
何故、真冬の一番寒い時期にわざわざ川に入るかっていうのは他アングラーとポイント被りしにくいから、ライズしたら色々な流し方でアプローチしたいから、横並びで釣りをしたくないから。
当然寒いです、ものすごく寒いので、インナーを着込んで貼るカイロを体中に巻いても指先の感覚は1時間くらいでなくなります。
ただ時合もそれくらいなので体が限界を迎えたら陸に上がる、
多分滝行みたいなもんです、やったことないですけど。
そんなこんな苦労の甲斐もあり、3か月ぶりにシーバスが釣れました。
これは2/13に釣れた今年1本目の魚
60センチはパドル110にて
後中潮2日目の満潮時刻が1945 水位が184cm
岸に対して強い向かい風が吹いており、この状況ではシャローにバチが溜まり続け時合の時間も延びるチャンスの日、ただあまりにもバチが多すぎて逆に反応してこない状況
しぶとく投げ続けて満潮からすでに1時間経過
おそらく時合の終盤、バチの量が減ったタイミングで、少しレンジを入れてブレイクラインの付近でヒット
こちらは2/27に釣れた魚
63センチはフィール100にて
後中潮1日目の満潮時刻が1859 水位が175cm
流れに同調する強い風が吹き、すぐにバチが流されてしまいあっという間に時合が終わるような日
何を投げても反応が得られない渋い状況の中
沖の潮目の中でフィールに反応あり、通しなおすと即ヒット
そしてさらに2週間後の3/14
ついに出ました自己ベスト更新
75センチはキャロット72にて
後中潮3日目の満潮時刻が2019 水位が171cm
ほぼ無風のベタ凪、水面にライズも散発しようやく条件が整った日
昨年の7月63センチ、8月に74センチのシーバスを釣ったのとまったく同じ
ブレイクライン上の同じコースにてヒット
10番フック針一本でキャッチできたのは日ごろの行いの賜物ということにしておきましょう。
ちなむと、このトレースコースは2年前に先行者の人がアルデンテ70で90センチを釣ったのを見て真似てパクって知ったもので、度々いい思いをさせてもらっています、こういうのが再現性の釣りの醍醐味でしょう。
以上3本です
魚のサイズが出ているので見栄えはしますが、
流石に1日に1本は釣れるよねの気持ちで臨んで
一潮回り2週間毎平均3日に1本出るか出ないか、です。
自分が下手なのと状況に瞬時にアジャスト出来てないからだと言えばその通りなのですが、それにしても魚影が薄すぎやしませんか?
この後の港湾バチ抜けシーズンがはたしてどうなっていくのか、予想もつきません。
23ストラディックかっちった
そういえばリールを新調しました。
ちょうどクレカのポイントがまとまって溜まっていたのと、
先述した75センチの魚を釣ったことにより、ここまで使っていた21アルテグラを眠らせてもいいかなと踏ん切りがついたので。
ベアリングは数回交換したけれどマメにメンテしているおかげなのか、
まだまだ使える21アルテグラ、ほぼ3年使って100本ちょいのシーバスを釣ることが出来ましたまじで良いリールです。
そして次に選んだのはこちら23ストラディックの3000HGです。
店頭でチェックした際には感じなかったのですが、
家に帰っていざ空回ししてみるとノイズは無いけれど…なんか巻き出しが重いかも?…というのが第一感
ただ実際の釣行でルアーを付けて投げて巻いてみると評価ががらっと変わり
まったく気にならないどころか、こーれかなり良いのでは?となりました。
その後別日に店頭の色々なストラディックを回してみた結果
どれも似たような巻き感が共通していたので、この機種はこういうものだし、なんなら自分の買ったものはどちらかというと当たり固体よりかもと
結論付けて納得。
2万円超える機種はやはり実物触った方がいいよねという教訓。
釣りに対する向き合い方
黒潮の蛇行の影響なのか、はたまたもっと大きな温暖化の影響なのか、
実際に肌で感じた昨年の12月なのにウェーディングしてても全然平気みたいな東京湾の水温の高さと、年が明けてからのバチ抜けシーズンであるにもかかわらずな魚影の薄さは
多分きっと関係あるんだろうなって気はするのですが、学術的な裏付けやデータなんかを見たわけじゃないですし、自分の見えているごくごく狭い視野で判断できるものではないと思います。
でもやっぱり言いたくなっちゃうんですよ、
シーバス釣れてますか?全然釣れなくないですか?と
最近、自分の抱える性格の問題点について思うところがあった話。
仕事でもスポーツでも趣味でもなんでも、選択を問われる場面で瞬時に色々なパターンを想定し計画、理論立てて一番良いと思われる選択肢を選んで行動する、これが結構得意な方だと思っております。
当然想定していないパターンが来た場合のプランB、Cを同時に考えて、場合によっては戦略的撤退も辞さずリスクを最小限に抑える次の一手を準備しておくという思考をとるのですが、
たださらにそれ以上を上回る予想外なことが起きて完全に万策尽きた状態になってしまうと、
あーだめだわこれもうどうしようもないし一回離れよ忘れよ別のことやろうと、
途端に興味を無くしてしまい、しかもそれが態度に出てしまう。。
そんな自分のMBTI診断、INTJ 建築家です。
思い通りにいくととても楽しい、でも思い通りにいかないのは全然楽しくない。
普段は隠すようにしているけれど、ふとした時に出てしまうこの分かり易い欠点がかなり稚拙。
興味があることに対して新しい知識を身に付けるのが本質的に好きなんですよね、全リソースを注ぎ込むことが全く苦じゃない。
釣りにおいては知識を付けてスキルを伸ばすことが、釣果という絶対的なスコアに結びつくので、トライ&エラーの工程がとても楽しいのです。
そして程よいランダム要素もあり、予期せぬ上振れフィーバーご褒美タイムにたまーに出くわしちゃうと脳汁どばどば。
だからここまでのめりこんでしまった。
でも同時に釣りっていうのはどうしようもない時があって、
いくら手を尽くそうが最善と思われる確率が最大の行動をとり続けようが、本当にどうしようもなかったりするのですよ。
そりゃ自然相手、生き物相手なのだから当然なんですよ。
でも頭でわかっていても受け入れられない、なぜなら負けたくないから、なんて高慢なんでしょうね。
(…いやでも言い訳すると流石に秋のハイシーズン含む3ヶ月で20回ほど釣りに行って1匹しか釣れないときつくないですか…?)
概念とか戯言ではなく、物理的に本当の意味で、釣れない釣りを楽しめる懐が広い人間にはなれそうにもありませんが、
負け続けたくないという気持ちだけで続けるには自分の性格上、いつかぷっつん切れて終わりが迎えてしまう恐れがあるなと、ただでさえ今でも基本は釣れない日の方が多いのですから。5年後なのか10年後なのかは分かりませんが、可能であればそれは避けたいのです。
もしこのあまり魚が釣れないという状況が平時となって、仮にずっと続くのであるとしたらば
それに対して順応せねばなりません、人間だもの。
きっとその時は数字だけではなく色んな角度で釣りを楽しむのがいいんだろうなということで始めたのがこちら
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謎のtiktokとなっております
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ただね…これもね…魚が釣れないと新しいのが出せないんですよ…
今年の港湾バチ抜けは多少でもいいから釣れるといいな…足場高いところでしか釣りしないのでリリース動画は撮れないけれど。