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no.3-1 関係性の質を上げるDialog戦略・・・「雑談 信頼する関係性」

みなさん、こんにちは!
新型コロナ緊急事態宣言が解除され一旦収束するように見えた事態が、ここにきて苛烈な事態を引き起こす予感・不安をもたらしています。

あらためて思うこと・・・私達にとって、今、本当に必要なことは何だろうと

それは、今回のテーマである「関係性の質を上げる」ことです!
このウィルスに対して余りにか弱い人類が生き残ってきたのは、関係性の質を上げることで乗り切ってきたからであり、この難局を乗り越えるのも、この本質的な生存戦略から出発する必要があります。

1.Dialog戦略とは

1.Dialog戦略とは 0723追記

「ダイアログ」とは
IT用語であるダイアログボックスに由来します。
アプリをインストールするときに「システムに変更を加えますか?(はい)(いいえ)」と表示される箱の画面のことです。
ビジネスのあらゆる場面で求められ、ソリューションの前提となるコミュニケーションの手順を確認するツールです。

「戦略」とした意図は!
ダイアログボックスの働きのように、手に入れたい状態(目的)に向かって為すべきことの「手順」を示して選択することに注目しました。
この「手順」が「協働できる関係性を築くステップアップのプロセス」というプラットフォームです。

よく、”コミュニケーションは大切である”と言われます。
しかし、友人や知り合いならともかくも、仕事絡みでは、まず相手を選べません・・・そんな方々にいきなりコミュニケーションを!と求められ・・・ましてや・・・自ら関わり合うことを思うと、途方にくれてしまいます。

Dialog戦略のプロセスは、積み上げてゆくイメージです。
「雑談(会話)」が土台であり、その上に、「対話」があり、更なる上に、「(狭義の)コミュニケーション」があります。
信頼する関係性があることで認め合う関係性が生まれ、認め合う関係性があることで変化を起こす関係性が生まれるのです。
信頼関係がなければ、何も始まらないことを知っておいてください(当たり前ですが)。

2.Dialog戦略1stステップ「雑談」

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(1)「雑談」とは何か
特定のテーマはなしに”「A」と「B」「雑談」で「C」”の状態をつくること。
「A」:友人、知り合い、同僚、あなた・・・
「B」:気軽に、楽しく、ワイワイと、和やかに・・・
「C」:夢中になる、息抜きをする、発散する、打ち解ける・・・
それぞれに、当てはめてみてください。

英語で雑談は、Chat、Small talk。
雑談はシンプルでいいと思います。。。ここは思考の交流よりも感性の交流です!

雑談シーンは、人らしく居る「関係性」の種蒔きの場です、幼児が一番上手です、大人になると本来を忘れてしまうのですね^^;

雑”談”と書きますが、言葉を尽くす必要はありません、人は皆、赤ちゃん(生後2ヶ月~6ヶ月頃)の頃に自己に気付き、あなた(母親)と共に在ることの意味を体験的に交流しています。
(メラビアンの法則:表情、仕草、態度55%、声、口調、テンポ38%、言葉の内容7%)
これは人として存在し本質的に作動する原体験であることを教えてくれています。
・・・ことを急がずに単純にお互いの興味を交流して力まずに共に楽しむことでいいのです!

作ることは、セイフティーネットの環境と相手の安心・関心を支える関わり合い(小さな共感の積み重ね)です。
忙しい日常と違う関わり合いをつくるのです。

上記「A」に登場しない人たち・・・いわゆる苦手?
(2-1、2-2参照ください)
繰り返しですが、まず、いつものTPOから出ることです(愚痴から始めるのもありです)。

そして、同じく上記「B」「C」に、例えば、雑談で「和やかに」「打ち解けあい語り合う」とこうなりたいのイメージを入れます。

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(2)「雑談」から流れ始める意味
企業に限らず、人が関わり合うところでは、言葉で表したり論理で割り切ることができない何かが障碍となることがあります。
(理屈に合わない感覚的な意見や感情だけに拘る見解などの場面)

これを、ただ整然と処理しようとすると、大切な気づきの機会を手放してしまう可能性があります。

自身が作った(あるいは思う)予定調和の道に乗せるだけでは、新しい価値(あるいは進化)は生まれません。
新しい価値が生まれる、そんな暗黙的予期の協同を始める流れを作って欲しいと思います。

皆さん一人一人の自発的行動が、新しい関係性(チーム-組織)を創る力を生み出します。
皆さん一人一人の自律的な働き合いが、新たな関係性(チーム-組織)を創るプロセスを形作ります。

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