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ウインターカップ2024展望


【男子】

男子全体展望

優勝候補としてあげられるのは東山/福岡大大濠/美濃加茂/福岡第一/開志国際の5校
ベスト4もあり得ると考えられるのは八王子学園八王子/鳥取城北/藤枝明誠/洛南の4校

昨年と同じくここでは優勝候補5校を取り上げたいと思う。

※後日追記予定


各ブロック展望&勝ち上がり予想(男子)

各ブロックごと簡単に。
予想は贔屓や波乱含みの期待等は無しに最も可能性が高いと思われるパターンを記載。

東山・藤枝明誠ブロック

1回戦
◎九州学院-松江東
秋田工-北陸○
△桜丘-佐賀東
高山西-土浦日本大△
正智深谷-東海大諏訪△
○新田-文星芸大附
岡山商大附-藤枝明誠○

2回戦
○東山-九州学院
△北陸-桜丘
土浦日本大-東海大諏訪△
新田-藤枝明誠○

3回戦
○東山-北陸
東海大諏訪-藤枝明誠△

準々決勝
○東山-藤枝明誠

東山のくじ運が良すぎる。ベスト4までは割と余裕を持って戦えるだろうし優勝へのアドバンテージとしてはこれ以上無い形。その東山を破る可能性が個人的に最も高いと思っているのが北陸。ピーキングが凄く上手く爆発力のあるチームなので兎にも角にもIHではスリーが0/26だったU18日本代表のシューター和田の調子に全てが懸かっている。一方の藤枝明誠は下級生主体の若いチームをガード野田がまとめあげる。今大会最強留学生の1人、ロードプリンスの肩の状態は気になるものの順当に行けばベスト8は有力だろう。
エース角竹を中心に東海3位と躍進した高山西、主力の三谷が欠場したIHではベスト8の鳥取城北に僅か1点差で敗れたものの平岡/松代とタレントが揃う土浦日本大、大エース加藤を擁し更に主将デロックが病から漸く復帰した関東ブロックリーグ2位の正智深谷、エース渡邊を軸とした魅力的な合わせを連発する東海大諏訪。この4校の潰し合いは恐らく今大会最大の混戦箇所でどこが来るか全く分からない。激戦の愛知予選を制した桜丘や屈指の好ガード片岡を擁する岡山商大附も地力はある。また九州学院佐賀東新田という非常に面白いバスケットを展開する3校が揃っており個人的には楽しみ。


福岡大大濠・報徳学園ブロック

1回戦
報徳学園-羽黒
高松商-光泉カトリック△
東海大札幌-富田◎
帝京長岡-八王子学園八王子○
◎前橋育英-八戸工大一
◎高知中央-米子工
○日本航空-仙台大明成

2回戦
報徳学園-光泉カトリック
富田-八王子学園八王子○
前橋育英-高知中央△
日本航空-福岡大大濠○

3回戦
報徳学園-八王子学園八王子○
高知中央-福岡大大濠◎

準々決勝
八王子学園八王子-福岡大大濠△

U18トップリーグ優勝の福岡大大濠にとっては初戦から熾烈な組合せになってしまった。前年IH優勝の日本航空のジェラマイアと大道の強力デュオは必見。ただチーム全体としてジェリーを上手く使い切れていない部分が散見されるのでそこをどう補うか。その日本航空と初戦でぶつかる仙台大明成は200cmのセンター近がどこまで対抗できるかが鍵になってくる。このブロックで大濠と並ぶ注目校の八王子学園八王子は十返と平原の2人を中心に攻守にバランスの取れておりダークホースとなれるか。帝京長岡は伝統のディフェンス力は顕在で同県のライバル開志国際に揉まれた経験値を生かしたい。IHベスト8で試合巧者の報徳学園、大エース保坂を軸とした富田の2校にも通目したい。


福岡第一・開志国際ブロック

1回戦
豊浦-福島東稜○
△四日市工-専修大附
△洛南-尽誠学園
△北陸学院-八戸学院光星
長崎工-和歌山南陵△
△青洲-高岡工芸
阪南大高-開志国際○

2回戦
福岡第一-福島東稜
四日市工-洛南◎
○北陸学院-和歌山南陵
青洲-開志国際◎

3回戦
福岡第一-洛南
北陸学院-開志国際△

準々決勝
福岡第一-開志国際△

最大の激戦区。とはいえ福岡第一、開志国際の2校に洛南を加えた3校が中心か。その中で福岡第一開志国際が崩れることは正直想定しにくい。それに対して洛南は府予選で東山に肉薄し復活を遂げた。チームとしてのサイズはそこまでないものの松本の攻撃力とチーム全体のスリーポイントの爆発力で一発がある。例年の如くバスケットが上手い北陸学院は小野/神保と2人の2年生を中心に北信越ブロックリーグを制し勢いに乗る。そして福島東稜。IH予選では福島商に不覚を取り、秋にジョセフが大怪我で離脱と苦しんだが昨年スタメン全員2年生で大濠を苦しめたチーム。最後の冬どのような結果を残すか。ゴッツウィルとシューター松本を基調とした阪南大高、2年生エース金山を中心に粘り強く戦う尽誠学園も楽しみ。最後に部員6人で望む和歌山南陵にも好成績を期待したい。


美濃加茂・鳥取城北ブロック

1回戦
鳥取城北-黒沢尻工
川内-國學院大久我山△
京都精華学園-柳ヶ浦△
海部-美来工科○
瀬戸内-延岡学園△
天理-市船橋△
桐光学園-駒澤大苫小牧△

2回戦
△鳥取城北-國學院大久我山
△柳ヶ浦-美来工科
○延岡学園-市船橋
駒澤大苫小牧-美濃加茂△

3回戦
△鳥取城北-柳ヶ浦
延岡学園-美濃加茂◎

準々決勝
鳥取城北-美濃加茂△

今季大躍進の2校が中心となるか。IH準優勝の美濃加茂はかなり組合せに恵まれた。選手層が厚くないチームなのでベスト8まで確実に計算できるのは後々大きく影響するのではないだろうか。鳥取城北はIHベスト8で福岡大大濠をあと一歩まで追い詰めるなどチーム史上最高の戦績を残している。飛び抜けた選手はいないものの内山/アズカ/新谷を中心としたチーム力で初のベスト4以上を狙いたい。一方でU18トップリーグ出場し府予選で東山相手に2点差の京都精華学園はその府予選で東郷と新開のWエースが負傷。中高一貫の選手が多くチームケミストリーは抜群で万全なら上位候補の一角なだけにこの2人が間に合うかどうかが大きく左右する。スタメン平均身長がcmを越え身体能力が高い選手の多い柳ヶ浦とKAZUカップで福岡第一を破るなど安定感のある駒澤大苫小牧、B2青森の特指が決まっている村田を中心に1試合平均15本のスリーを叩き込む國學院大久我山の3校をダークホースとして取り上げたい。更にWC予選以降明らかに絶好調で高身長ガード古山を筆頭にポテンシャルの高い桐光学園も旋風を起こす可能性を秘めているか。


個人的注目選手(男子)

※各校1人まで20人

越田 伊吹:八戸学院光星13
十返 翔里:八王子学園八王子12
村田桂次郎:國學院大久我山4
古山 幸聖:桐光学園4
オルワペルミ ジェラマイア:日本航空23
平良 宗龍:開志国際5
和田 拓磨:北陸4
渡邊 大翔:東海大諏訪1
ボヌ・ロードプリンス チノンソ:藤枝明誠99
エブナ フェイバー:美濃加茂6
保坂 斡希:富田5
瀬川 琉久:東山5
松本  秦:洛南4
東郷  然:京都精華学園23
ンワンクォ チネドゥ ゴッツウィル:阪南大高4
ハロルド アズカ:鳥取城北28
片岡 裕基:岡山商大附5
金山  颯:尽誠学園2
渡邉 伶音:福岡大大濠8
八田 滉仁:福岡第一77




【女子】

女子全体展望

男子に比べて個人的な知識量が劣るので簡単に。
インターハイ/トップリーグと二冠を達成し三冠を目論む京都精華学園、その2大会とも準優勝で雪辱を期す岐阜女子、最後の一冠を落とすわけにはいかない名門桜花学園の3強が予想される。精華女子東海大福岡の福岡勢2校やトップリーグ4位の慶誠、インターハイベスト4の昭和学院も虎視眈々と上位を伺う。京都精華学園に何度も肉薄し続けた京都両洋、インターハイベスト8の東北女王の聖和学園も楽しみ。
そして今大会はノーシード爆弾がシードの内側に入りまくるというとんでもないことになった。
IHベスト8の聖和学園の初戦が桜花学園
IHベスト4の昭和学院の初戦がトップリーグ8位の京都両洋と中国女王の鳥取城北の勝者
IHベスト8の四日市メリノール学院の初戦がトップリーグ7位の大阪薫英女学院
IH/トップリーグ共に準優勝の岐阜女子の初戦がIHベスト4の東海大福岡と北海道女王の日本航空の勝者
こんな凄惨な組合せは見たことが無い。大荒れは必至だろう。


各ブロック勝ち上がり予想(女子)

予想は贔屓や波乱含みの期待等は無しに最も可能性が高いと思われるパターンを記載。
本当は展望も書きたかったが個人的な体調不良で時間が足りず断念、、、


京都精華学園・鵬学園ブロック

1回戦
△山形中央-明豊
倉吉北-聖カタリナ学園◎
桐生市商-足羽△
岐阜農林-土浦日本大◎
○日本航空-八戸学院光星
湯沢翔北-れいめい△
石川-鵬学園○

2回戦
◎京都精華学園-山形中央
聖カタリナ学園-足羽△
土浦日本大-日本航空△
れいめい-鵬学園◎

3回戦
◎京都精華学園-足羽
日本航空-鵬学園○

準々決勝
○京都精華学園-鵬学園


聖和学園・精華女子ブロック

1回戦
聖和学園-桜花学園△
高知中央-龍谷富山△
東海大諏訪-盛岡白百合学園△
札幌山の手-東京成徳大高△
松江商-千葉英和○
近江兄弟社-浜松開誠館◎
県岐阜商-倉敷翠松○

2回戦
◎桜花学園-龍谷富山
盛岡白百合学園-東京成徳大高○
千葉英和-浜松開誠館△
倉敷翠松-精華女子△

3回戦
○桜花学園-東京成徳大高
浜松開誠館-精華女子△

準々決勝
△桜花学園-精華女子


昭和学院・四日市メリノール学院ブロック

1回戦
△京都両洋-鳥取城北
◎小林-高川学園
△富士学苑-岡豊
英明-矢板中央△
△鵠沼-福島東稜
◎八雲学園-佐賀北
○大阪薫英女学院-四日市メリノール学院

2回戦
△昭和学院-京都両洋
◎小林-富士学苑
矢板中央-鵠沼○
八雲学園-大阪薫英女学院○

3回戦
△昭和学院-小林
鵠沼-大阪薫英女学院○

準々決勝
△昭和学院-大阪薫英女学院


慶誠・岐阜女子ブロック

1回戦
◎慶誠-和歌山信愛
仙台大明成-奈良文化△
富岡東-日本航空石川○
新潟産大附-昌平△
三田松聖-島原中央△
鳥羽-清水ヶ丘○
日本航空北海道-東海大福岡△

2回戦
◎慶誠-奈良文化
日本航空石川-昌平△
△島原中央-清水ヶ丘
東海大福岡-岐阜女子△

3回戦
○慶誠-昌平
島原中央-岐阜女子◎

準々決勝
慶誠-岐阜女子△


個人的注目選手(女子)

※各校1人まで20人

庵原 有紗:日本航空北海道6
髙橋 優希:札幌山の手4
阿部 友愛:聖和学園5
宮林 美優:山形中央8
岩坂 真紘:土浦日本大4
山下笑伶奈:昭和学院8
大柴 沙和:日本航空11
ヌドゥブエゼ オニニエチ グレイス:鵬学園8
平野 里奈:足羽5
後藤 音羽:浜松開誠館5
阿部 心愛:桜花学園4
杉浦 結菜:岐阜女子11
ユサフ ボランレ アイシャット:京都精華学園18
岡田 彩葉:京都両洋9
三輪美良々:大阪薫英女学院5
渡部 陽美:三田松聖17
木村 歌歩:清水ヶ丘8
清藤 優衣:精華女子4
浜口 ゆず:東海大福岡10
ロー ジョバ:慶誠0


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