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東京都新人戦支部大会2024展望等

支部大会がどのような位置づけの大会かは昨年の展望を参照にして欲しい。
東京都新人戦支部大会展望等2023|stream (note.com)
というわけで早速本題に入りたい。


第1支部

前年度支部選抜

参加者無し

2023年度東京都U16DC

林  悠飛:八雲学園
鈴木 蒼太:東海大高輪台

2023年度東京都U16地区DC

齋藤 悠平:東海大高輪台
綿谷恵志郎:東海大高輪台
王  宇聡:東海大高輪台
飯田 竜也:大崎
木村 悟空:大崎
田辺 裕紀:正則学園

2024年度国スポ東京都代表

植垣 元為:東海大高輪台

U18東京ブロックリーグ(T3以上)

【T2】東海大高輪台/大崎
【T3】九段中等/駒場東邦/国士舘/美原/小山台/青稜

組合せ

シード校

第1シード:広尾/東海大高輪台
第3シード:小山台/駒澤大高/大崎
第6シード:美原/世田谷学園/青稜/自由ヶ丘学園/東農大第一
※なぜか自由ヶ丘学園と東農大第一が四隅入ってて流石に困惑してる

上記該当校

【1-1】広尾
【1-2】小山台/駒場東邦/駒澤大高
【1-3】大崎
【1-4】九段中等/東農大第一
【1-5】自由ヶ丘学園/正則学園/国士舘
【1-6】八雲学園/青稜
【1-7】美原/世田谷学園
【1-8】東海大高輪台

全体

広尾の動向があまり把握できていないが例年通りだと仮定するとここに東海大高輪台大崎を加えた3校の争いが濃厚か。次点で世田谷大会で日本学園(どの程度のメンバーだったかは不明)と3点差だった国士舘、私学第八支部大会でその国士舘を破り駒澤大高に圧勝した駒場東邦。ダークホースにはT3Aで駒場東邦や高島を破るなど4連勝中の九段中等を挙げたい。

各ブロックごと

【1-1】順当に行けば広尾が抜けているはず。強いてもう1校挙げるなら毎年安定している高輪か。
【1-2】私学第八支部3位の駒場東邦と古豪駒澤大高、T3の小山台-T4A3位のという好カードが序盤に実現する可能性が高い。最有力は駒場東邦のものの4校ともチャンスはあるだろう。
【1-3】目黒が昨年程じゃなさそうなのを鑑みるにT2全敗とはいえ接戦であり尚且つU16地区DCを2名擁する大崎の1強か。
【1-4】私学第七支部で自由ヶ丘学園と青稜に圧勝した日体大荏原と前述の九段中等が有力。ただ九段中等の初戦はその荏原と私学第七支部で3点差だった攻玉社なのが怖い。
【1-5】ただでさえ国士舘がいるのにシード校の自由ヶ丘学園と昨年足立学園を破った正則学園が早々にぶつかりそうなのは……
【1-6】シード校の青稜とU16DC擁する八雲学園の試合が全てを決めるか。國學院広尾学園の初戦にも注視したい。
【1-7】昨年3位の美原と強化を辞めたとはいえ地力のある古豪世田谷学園の一騎打ちか。
【1-8】流石に東海大高輪台が圧倒するだろう。東京も他のブロックなら面白かったのだが……東京都市大付狛江も力はあるから勿体無い組合せ。


第2支部

前年度支部選抜

ヴェーネバーグ 健:工学院大附
小谷野新也:南平

2023年度東京都U16DC

南  大地:日本大第三
北角  司:日本大第三

2023年度東京都U16地区DC

吉井 健人:町田
倉光  駿:日本大第三
花田 武史:日本大第三
渡辺 悠気:日本大第三
川崎 悠真:成蹊

2024年度国スポ東京都代表

増島 ベネ 聡雅:早稲田実

U18東京ブロックリーグ(T3以上)

【T2】東大和南/日野/早稲田実
【T3】武蔵野北/和光/小金井北/八王子実践/東大和


シード校

第1シード:日本大第三/東大和南/日野
第4シード:早稲田実
第5シード:国分寺/三鷹中等
第7シード:青梅総合/東大和/武蔵野北/府中/明治大明治

上記該当校

【2-1】日本大第三/和光
【2-2】武蔵野北/八王子実践/小金井北/成蹊/東大和
【2-3】三鷹中等
【2-4】南平/早稲田実
【2-5】東大和南/町田
【2-6】青梅総合/国分寺
【2-7】府中/明治大明治
【2-8】工学院大附/日野

全体

基本的には四隅の4校、つまり日本大第三日野東大和南早稲田実で決まる可能性が高いと見る。一方、TAMAリーグで東大和南と大激戦を演じた東大和とTAMAリーグ3位&T4A全勝と絶好調の昭和第一学園の2校にも注目したい。

各ブロックごと

【2-1】日本大第三は前評判がかなり良くここでは圧倒的だろう。前・帝京八王子の熊谷先生が率いる上水やT3所属の和光も良いチームなんだけど……
【2-2】最激戦区。集まりすぎ。その中でも東大和が一歩リードか。T3Cで好調の小金井北も楽しみ。U16地区DCを擁する成蹊、T3Dの八王子実践、武蔵野カップ優勝の大成にも力がある。T3Bで全敗を喫した武蔵野北は切り替えられるか。更には中央大附法政大高も。
【2-3】第5シードの三鷹中等かTAMAリーグ6位の立川か。恐らくこの2校。もしかしたら拓殖大第一あたりも。
【2-4】強豪早稲田実に挑むのは支部選抜が残る南平かエースが抜けたとはいえ1年生が全中まで行った桐朋か。
【2-5】TAMAリーグ2位と3位の対決か。ただ流石に昭和第一学園と比較するとT2Aで足立学園を破るなど奮戦する東大和南が有利。更にはU16地区DC擁する町田、前年3位の府中東、TAMAリーグで小平西と3点差の立川国際中等もこのブロックに。
【2-6】第5シード国分寺に対するは前・東大和南の高山先生が率いる福生か。八王子東青梅総合も安定しており混戦が予想される。
【2-7】伝統校の明星が最有力。対抗馬には武蔵野カップ準優勝の明治大明治を挙げたい。
【2-8】日野は勝負の年の翌年だが4校リーグ南平などに快勝しT2Bでも安定した成績を残すなど影響はさほど感じない。支部選抜を擁する工学院大附や実力校の調布南もいるがここでは頭一つ抜けているか。


第3支部

前年度支部選抜

参加者無し

2023年度東京都U16DC

趙  希桓:東京朝鮮

2023年度東京都U16地区DC

薄倉  良:東京成徳大高
山口 祐耀:安田学園
松久保治人:安田学園
丸山  誉:安田学園
坂本 陽爽:安田学園
鈴木 維庵:安田学園
山本 瑛陽:安田学園

2024年度国スポ東京都代表

瀧ヶ平啓太:成立学園
斉藤 隼惺:成立学園

U18東京ブロックリーグ(T3以上)

【T1】成立学園
【T2】東京成徳大高/足立学園/城東
【T3】共栄学園/荒川工科/安田学園/足立

組合せ

シード校

第1シード:成立学園
第2シード:東京成徳大高
第3シード:共栄学園
第4シード:荒川工科
第5シード:本所/足立/東京朝鮮

上記該当校

【3-1】成立学園/足立学園
【3-2】安田学園/城東/足立
【3-3】
【3-4】荒川工科
【3-5】共栄学園
【3-6】東京朝鮮
【3-7】本所
【3-8】東京成徳大高

全体

T1トップクラスの力を誇る成立学園を中心とした展開が予想されるが足立学園が同じブロックに入ってしまうというとんでもない組合せになってしまった。更に城東までもが左上のためT2Aで勝ちきれないものの接戦を続けている東京成徳大高東京朝鮮共栄学園辺りが2位争いを繰り広げるか。

各ブロックごと

【3-1】成立学園足立学園か。成立学園は言わずもがな、足立学園は中学で関東大会行った世代でもあり何でよりによってこの2校が同じブロックに。この勝者が支部大会優勝する可能性が高い。
【3-2】T2Aで好成績の城東とU16地区DCを6人も擁する安田学園の勝負か。シード校の足立は例年ほどでは無さそうだが果たして。どうして左上の2ブロックにここまで集まってしまったのだろうか。
【3-3】全支部で唯一"上記該当校"が存在しないブロック。小岩を中心に開成深川の争いとなるか。
【3-4】T3所属の荒川工科が頭一つ抜けている。上野京華昭和第一がどこまで食らいつけるか。
【3-5】昨春都16強に入った勢いそのままT3Aでも好調の共栄学園が最有力。関東第一はT4Aの全敗から立て直せているか。
【3-6】エースガードが残りT4Cでも圧倒的な成績を残す東京朝鮮の1強。今年こそはベスト16に入れるか。他だと近年力をつける飛鳥がどこまでやれるかに注目。
【3-7】本所が早々に激突、ここに墨田川を加えた都立3校を中心とした争いが予想される。
【3-8】どう考えても東京成徳大高が抜けている。強化を辞めたとはいえ東洋大京北はかつての強豪としての意地を見せられるか。


第4支部

前年度支部選抜

小西 悠太:石神井

2023年度東京都U16DC

広部 来空:豊島学院
ウォーカー カズ:帝京
伊藤 悠叶:帝京
武田 仁太:文京

2023年度東京都U16地区DC

那須 遥斗:杉並学院
吉田 賢史:杉並学院
古賀 奏平:杉並学院
鴫原  匠:豊島学院
中島  潤:豊島学院
今津 柊人:豊島学院
瓜生 洸暉:豊島学院
岩本 大空:光丘
猪上 陽向:光丘
玉利 慶輔:堀越
佐藤 尊仁:成城

U18東京ブロックリーグ(T3以上)

【T2】石神井/実践学園/豊島学院
【T3】高島/佼成学園/光丘/小平南/練馬/豊島/小平西

組合せ

シード校

第1シード:実践学園/帝京
第3シード:豊島学院
第4シード:石神井
第5シード:戸山
第6シード:文京
第7シード:高島/日本大第二

上記該当校

【4-1】帝京/堀越
【4-2】光丘/豊島/高島
【4-3】戸山
【4-4】佼成学園/石神井
【4-5】豊島学院
【4-6】小平南/文京
【4-7】日本大第二/練馬
【4-8】成城/小平西/杉並学院/実践学園

全体

私学第十支部優勝準優勝の2校帝京豊島学院、更にはT2Aの石神井と四隅の4校が明らかに図抜けているがその中でもT2Aで圧倒的な成績を見せている実践学園が一歩リードか。ここにいていいチームではない。個人的にはノーシードの小平西がどこに入るか注目していたのだが……

各ブロックごと

【4-1】帝京は文句なしに強いが例年安定した力を誇る海城が対抗できるか。U16地区DCを擁する堀越も力がある。
【4-2】T3Aで苦戦を強いられた高島とU16地区DCを2人擁しT3Bで4連勝した光丘、T3Dで東大和と競るなど好成績を収めている豊島の三つ巴か。
【4-3】昨年旋風を起こした戸山を中心に新宿豊南文大杉並の4校を中心とした争いが予想されるだろう。
【4-4】いきなり佼成学園早大学院の実力校同士が激突。この勝者が頭一つ抜けた石神井に挑む形になりそう。
【4-5】私学第十支部2位の豊島学院と3位の城北が早々に再戦しそうな組合せ。流石に豊島学院が有利なもののこの2校の勝者が勝ち抜ける公算が高いだろう。
【4-6】小平南文京の都立屈指の強豪同士の一騎打ちに高確率でなるはず。錦城日本大鶴ヶ丘あたりが一矢報いることができるか。
【4-7】T3の練馬、SR渋谷U15出身の選手を擁する立教池袋を中心にシード校の日本大第二井草鷺宮が集まるなど大混戦。
【4-8】注目していた小平西杉並学院がこのブロックに入った上に初戦で激突するのは勿体無い。更に成城もいるなど普通なら激戦ブロックのはず。なのだがここには実践学園が……

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