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【大公開】大阪市消防局合格への道パート1

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みなさんこんにちは。
今回は大阪市消防局に合格された方のロードマップを共有させていただきます。これから消防を目指す方はぜひ参考にしてください。

大阪市消防局の採用試験についてまとめたので是非参考にしてください

«試験概要»
大阪市消防局消防吏員採用試験は1次試験と2次試験があります。
内容としては
1次試験:教養試験、論文試験、体力試験
2次試験:身体検査、口述試験

1次試験に3つの試験で合否を判断されますが、全受験生が3つの試験を受験できるわけではありません。
まず、教養試験で振るいにかけられます。教養試験で合格した人だけが論文試験と体力試験を受験することができます。
つまり、試験は2次試験までありますが実質は3次試験まであると思ってください。
また、1次試験でかなり人数を絞られるため(1/4~1/5程度)、
1次試験の対策(特に教養試験)は入念にするべきです。
具体的に各試験について傾向と対策を紹介します。

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«教養試験»
まず、回答は45問で一般知能は25問完答、一般知識は20問から15問を選択回答で時間は2時間10分です。問題の難易度としては特段難しくはありません。難易度に関しては東京消防庁のほうが難しいと思います。しかし、問題が簡単な分必然とボーダーラインが上がるためしっかりと点数を取れなければ落ちます。目安としては25点が最低ライン、30点以上取れると安心できるかと思います。
また、出題の傾向が独特で文章理解からの出題が10問程度と非常に多いです。数的推理や判断推理についても色々な範囲から満遍なく出題されますが難易度についてはとくに難しくはありません。一般知識に関しては選択回答のため自分が苦手な科目は捨てることも可能ですが、難易度自体は低いため全ての科目勉強することをおすすめします。
私が受験した時は問題は回収されたため自己採点は出来ていませんが感覚的には40問中30点程度だったと思います。

次に実際に私がしていた勉強方法について参考にしてください。

まず、一般知能問題は数をこなせと言われることが多いですが、解き方を知らなければなんの意味もありません。そのため、参考書で一通りの解き方を覚えてから問題集で数をこなしました。また、消防の試験に関しては比較的難易度が低めのため国家一般職などの難易度の高い過去問は解かなくていいと思います。
一般知識問題はスキマ時間や寝る前に行うことがよいです。暗記科目のためできる限り毎日問題を解くほうがよいでしょう。

次に勉強の仕方について、私は以下のようなスケジュールで勉強を行っていました。

午前→一般知能
午後→筋トレやランニングで脳をリフレッシュ
夜→一般知能

また、勉強時間は長くてもトータル5時間程度でした。よく、8時間や10時間しなければならないと考えている人もいますがそれは国家一般職や総合職などの難易度の高い試験の場合です。この様な試験では質よりも量が問われます。しかし、消防のような比較的難易度の低い試験では量より質が求められます。そのため、どれだけ勉強をしたかではなくどれだけ集中して密度の濃い勉強ができたかが重要です。集中が切れてきたな、今日は勉強する気が起きないなといったときは思い切って休みましょう。その間に筋トレやランニングを行えば体力もついて脳もリフレッシュされる。一石二鳥じゃないですか?

«論文試験»
教養試験を合格すると論文・体力試験の受験資格が手に入ります。近年の公務員試験では人物重視になっているため、論文が書けないとまず落ちます。また、後述の体力試験では他の受験生と差がつきにくいため論文で受験生と差を付ける必要があり配点のウエイトも大きいです。さらに先述した通り大阪市消防局の採用試験では教養・論文・体力の総合得点で1次試験の合否が決まるため論文試験対策も非常に重要となってきます。
論文試験の試験時間は1時間で用紙はB4程度の大きさでマス目ではなく行のラインが引かれているだけです。そのため、字数で制限はありませんが60分という時間のためおよそ600字~800字程度書く必要があります。およそ、用紙8割程度は埋めるようにしましょう。
それでは、大阪市消防局で実際に出題された過去問を見ていきましょう。

この先は実際にどのような論文を書くと良いのか、合格するためのポイントを細かく解説しています。有料になりますが消防士になりたい方はぜひチェックしてみてください。

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