【デッキ紹介】CatchTheBreeze
どうも、とかげまんです。
最近は蒸し暑い日が続きますね。
これが東京の梅雨ですか。
とかげまんは北海道出身なので、新鮮にこのジトジトを味わってます。
今回は、そんな暑さを吹き飛ばしてくれるカードに目をつけました。
風が手札に戻ればデッキから星4以下の風を出せる、名称指定のないターン1効果。
とても面白そうな効果をしてますが、このカードを使うにあたって考えなければいけないことが4つありました。
どうやって風を手札に戻すのか
何をデッキから出すのか
相手ターンに起動させるにはどうすればいいか
せっかくなら1ターンで複数回起動させたい
幸いなことに、今回のデッキはこの全てを網羅したものとなりました。
デッキレシピ
デッキコンセプト
《霞の谷の神風》の起動には《ドラゴンメイド・パルラ》がとても合っているということに気が付きました。
効果で《ドラゴンメイド・ルフト》を落としておけば、毎バトルフェイズに《霞の谷の神風》を起動できます。
《ドラゴンメイドのお片付け》はセットしても、墓地に落としてても神風と相性が良いですね。
神風の起動に関しては基本的にこの子たちに任せて問題ないでしょう。
構想当初の課題点として、パルラも神風も一度用意できたら2枚目以降があまりにもダブついてしまうという問題がありました。
その解決策としてどちらもピン採用とし、序盤はそれらにアクセスするような構築にしました。
初動
コンセプトである《霞の谷の神風》か《ドラゴンメイド・パルラ》に触りにいきます。
いくつかパターンがあるのでそれぞれ解説していきます。
初動①《黒鋼竜》
天球でパルラを出せば、あとは神風を持ってくるだけですね。
次ターンは《レッドアイズ・スピリッツ》から入れるのもありがたいですね。
初動②《嵐征竜テンペスト》
手札から風とともに切ることでドラゴンをサーチできます。
ダイレクトにパルラをサーチしてもいいですが、《黒鋼竜》の初動に繋げるのが強いです。
また、除外されると風ドラゴンをサーチできるので、こちらでパルラをサーチできます。
そのため、《封印の黄金櫃》でテンペストを除外するのも初動として考えられます。
初動③《おろかな副葬》
初動として《救いの架け橋》を落として神風にアクセスします。
墓地効果で宝玉獣とともにダイレクトに神風サーチも良いですが、ワンクッション噛ますことができます。
《おろかな副葬》は初動札としても使えますが、《ドラゴンメイドのお片付け》や《Vivid Tail》などを落としても強いのが良いです。
中盤以降
初動でパルラと神風を集められなかった場合は、
で拾いに行きましょう。
神風パルラが揃ったら、《霞の谷の雷神鬼》を使って場をコントロールしていきます。
雷神鬼で神風を一度バウンスし貼り直すことで、再び神風を起動できます。
また、手札誘発のドラゴンたちや永続罠を再利用することでトリッキーに戦っていくことができます。
また、雷神鬼がいると《マジカルシルクハット》が好きな魔法罠のサーチに変わります。
雷神鬼がいない時でも、守り札となりつつ《ドラゴンメイドのお片付け》や《Vivid Tail》などを落としてくれます。
その他採用カード
・《魔星のウルカ》
神風から出せる高打点モンスターであり、場のモンスター除去に対して身代わりになることも。
優先的に出力していきます。
・《いたずら風のフィードラン》
神風から出せる軽い妨害札として、かつ、相手ターン中の神風の起動役として。
場に出たときモンスター1体に守備貫通を付与できるのもありがたいです。
・《エア・サーキュレーター》
神風で出力するモンスターがデッキから切れるのを防ぎつつ、ドローに変換できる(が、なぜか戻したのを引く)。
特に《いたずら風のフィードラン》は手札に返ってくるので、手札からデッキに戻して神風で出して…とサイクルが組めます。
・《ハーピィ・ダンサー》
場の風を手札に戻しつつ、風の召喚を行える。
《エア・サーキュレーター》の"召喚時"効果を起動できるのもGOOD。
・《ドラゴンメイド・ラドリー》&《ドラゴンメイド・フルス》
このデッキでは墓地に落ちて嬉しいカードが多いのでラドリーを強く使っていけます。
また、ラドリーは水属性なので《氷結界の虎王 ドゥローレン》の素材となることができ、セルフバウンスを加速させることができます。
ドラゴン態のフルスは、手札から切ることで墓地のモンスターをデッキに戻せます。
神風の弾の再装填や、相手の墓地リソースへの対処や、不運にもラドリーによって落ちてしまった必要札の救出や、EXデッキにハスキーが残っておらず無効効果の使えないシュトラールの復活などに使っています。
結構かゆいところに手が届く。
・《羅天神将》
スタンバイフェイズにリンク先の種族を参照し、手札から同種族の星4以下を特殊召喚できます。
ドラゴン参照でフィードラン出すのが結構良いですね。
また、バトルフェイズ開始時に相手の場のカードを対象取って破壊できます。
結構厄介ですね。
このデッキでの弊害ですが、ドラゴンメイドと合わさるとバトルフェイズ開始時がとても忙しくなります。
採用候補
・《守護竜アンドレイク》
神風から出せる瞬間最高火力(4000)を誇る。
今回は《魔星のウルカ》が一番の比較対象となり、一枚で完結している点であちらに軍配が上がった。
墓地または除外から継続的に帰還できるギミックが入っていればこちらを採用していた。
・《ファイアウォール・ドラゴン》
リンク素材が緩く、フリチェバウンスが強力。
リビデで使い回したい感じがあった。
こいつを使うならメインモンスターゾーンに出して左右と上のリンク先を埋めたいが、そこまでリンクを伸ばせるわけではない気がした。
一度入れて調整してみたい。
できれば②効果も活かしたいが、、、
・《獣王アルファ》
対象取らないバウンスが強力で、自身も手札から簡単にssできる優秀な子。
自身は地属性だが、神風の起動にも助力してくれそう。
もう少し獣、鳥獣、獣戦士に厚く構築していたら採用していたと思う。
せっかくこいつ採用するならメルフィとかでサーチしたい。
おわりに
今回のデッキはいろんなコンボ詰め込みたいなぁ、といじくり回していたら、いつの間にかモンスターがハイランダーになっていました。
初めてハイランダー型のデッキを組みました。
組んだ感想としては、短編集みたいだなぁ、って感じです。
握るたびに違った面白さが出てくるので、最近は頻繁に使ってます。
元々しっかり初動を決め込んでしまうタイプなので、今回のいろんな初動を組み込む形に良い刺激を受けました。
またこの形に挑戦してみたいですね。
最後に、なにか感想・意見・おすすめのカード・好きな居酒屋の品などありましたらコメントください。
では、また。