PLAYTECHでギターの改造を試した日記(3)
前回はギターをバラすところまで進めたので、今回はボディの塗装を剥がす工程です。この作業は2023年の2月頃行いました。本当につらかったので、もう二度とやりたくないです。そして、この作業の他ためだけに買った工具たちが本当に無駄で、その後も二度と使うことがない点も馬鹿げてて最高です。
最初は家の作業机でやりそうになったんですが、ふと嫌な予感がしたので、バルコニーへ移動しました。この感覚に従ってよかったです。家の中でやっていたら大惨事だったでしょう。なんならバルコニーでやってもそれなりに惨事でした。
そもそもこのギターの塗装は、ウレタン塗装と言って、分厚くて剥がすのが大変なやつでした。だいたい以下の方法が選択肢となるそうです。
A. ヒートガン(ドライヤーの強いやつみたいなもの)で塗装を浮かして、浮いた塗装をひたすら剥いでいく(簡単そう)
B. 塗料を溶かす薬で塗装を溶かす(怖そう)
てなわけで、A案のヒートガンという謎の機械で塗装を剥がしていきます。
これはいけそうじゃん。
剥がしてみて知ったと言うか元から知ってはいたけど、剥がすとより深く知ることがありました。塗装の下地ってやつですね。これがまあべっとりと付いていて中々剥がれない。
それに剥がしやすい箇所と層でもない箇所があって想像以上に進捗がでない。
側面剥がしがハードル高くて、謎の作業台にこのように固定してみたり、とにかく色々試行錯誤の連続です。
もうお分かりだと思うんですが、生贄になったギターよりも塗装剥がしの工具やら作業台やらのほうがお金かかっていて、意味不明な感じです。塗装剥がし大変!
そもそも剥がれた塗装をどうやって、掃除すれば良いんだ……。
あまりにも剥がした塗装が飛び散るので本当に家の中でやらなくてよかったと思いました。しかし、外の掃除は自宅用のホコリを取ることを目的とした掃除機では限界があることを悟り……。
まさかのバキュームを購入。なんなんだ。業者なの?せっかくなので庭の落ち葉掃除にも使えそうなブロアー兼バキュームを購入しました。
またまたギターより高い\(^o^)/
ギターの側面の下地が本当に取れなくて、何時間格闘したか忘れました。
まあ、そんなこんなで一旦、大まかな塗装剥がしを完了しました。最終的にはココまで来るのに、丸3日ぐらいかかりました。
次回はこのボディに再塗装出来るレベルまで、残りの塗装剥がしを行った様子を紹介します。