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A Midnight Rave With The Pleazers / The Pleazers

結局どちらを購入すべきかはあなた次第。

The PleazersのアルバムがOldays Recordから出ていました。
既にDefinitely Pleazersは持っていたんですが、安いので購入しておきました。

The Pleazers

オージーのR&B若頭。暴れること、荒ぶることならお任せ。
主体はシドニーの若者で1965年に結成。
ニュージーランド人のヴォーカルを入れて、ニュージーランドでデビュー。
後にイギリス人のヴォーカルと入れ替わったりして、いますが幾度かのメンバーチェンジがありつつ、1967年に解散。
荒々しいと聞くわりに、残された音源はそこまででもなく。割合ポップな印象も受けます。

A Midnight Rave With The Pleazers vs Definitely Pleazers

A Midnight Rave With The Pleazers

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これは同名のEPではなく、単に編集版といえそうです。
彼らのキャリアを網羅したベスト盤といってもいい内容です。
このお値段(¥1650)ならお買い得ですね。
マストバイ!

・・・で、済ませてもいいのですが。
そうするとDefinitely Pleazersの方の立場がありません。

Definitely Pleazers

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これも彼らのファーストアルバムと同名ではありますが、ボーナストラックを収録したベスト盤的な内容です。

せっかくなので収録曲を比べてみましょう。

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色付きのセルがそのアルバムにしか入っていない曲です。

うーん、一長一短。

いったん代表曲をみていきましょう。

The Pleazersの代表曲

Land Of A Thousand Dances、Gloriaあたりのカバーはよくあるガレージバンドのカバーという感じではありますが、
とてもこなれた演奏で、バンドの本質を浮かび上がらせてくれる曲という印象を受けます。
The Pleazersの本当の姿、ライブでの姿が少しだけ想像できた気がします。

そして、Bald Headed Woman、Security、Hurtin' All OverあたりのR&Bを下敷きにしながら
より荒々しい音を展開するような曲にこそ、彼らの本当に進みたかった方向性があるようです。

この辺りが聴けるともう満足なんですが、個人的には彼らのイメージとはちょっと違う上、カバーなんですが、
Here Todayが好きな曲でした。そうThe Beach Boysの。
肩の力が程よく抜けてて、コーラスワークはあまりなんですが、
見事にバンドサウンドで再現されていて、これはこれでこういう曲なんだと思うような、いい曲作ったじゃんという気分になります。
いやカバーなんだけどね。

どちらを手に入れるべきか

さて、では話を戻して、どちらのアルバムが良いのかという問題にもう一度目を向けてみましょう。

先にあげた代表曲、なんとどちらのアルバムにも入っているじゃないですか。ということは、結論はどちらでもいい!になると思います。

Definitely Pleazersにしか入っていない数曲は、The Kinksのやってた感じで再現しているDancing In The Streetとか、まあまあナイスカバーでした。というくらいでしょうか。

ということで、お安くて、手に入れやすいと思われる、
A Midnight Rave With The Pleazersの購入をお勧めします。

音源

でもSpotifyならDefinitely Pleazersの方が聴けます。


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トカチェフ
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