#169 バビロンの大富豪の教え

当時の世界で一番栄えていたバビロンを舞台にして、ストーリーを交えてお金を増やしていくために必要な考え方を法則という形で紹介している。投資を行うにあたっても、応用できる考えが散りばめられており、自分が理解できるもの、リスクを測れるもの、その上でリターンが見込めるものに投資をするということが必要だということを再認識させてくれる。勤勉に、自分が目指す道を極めていきたい。

・貨幣は全て働かせて子供を産ませること。野原の動物のように増やして君が収入を得るための手助けをさせること。

・資産を損失から守れ。投資は元手が安全で、望んだら取り返すことができるもの、公正な利息と取り損ねないものに限定すること。

・幸運を惹きつけるためにはチャンスを利用するしかないということ。

・行動するものこそが、幸運の女神の意にかなう。

・黄金は勤勉に働く。成長したいという希望を叶える仕事を与えてくれるものを好み、その者のもとで平野のひつじのように増える。

・黄金は注意深いものから離れることを好まない。黄金の扱いに長けた友人の助言を受けて投資するもののもとから。

・黄金は急いで逃げ出す。不可能な収益を上げることを強いるもの、詐欺師の言葉に心をそそられる者、自分の少ない経験にのみ頼り、投資に非現実的な夢を描くものから

・我々は十分な防御がなければ生きていけない。

・幸運のみで金持ちになった人はいない。

・勤勉が人格を磨き、尊敬を集め、結果として人と富が集まってくる。

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