#244よろこびの書

絶望の中にあって一番困難なことは希望を持つという選択をすること。生まれや境遇に限らず、現状を受け入れた上で喜びを自ら育むことの大切さを教えてくれる一冊。以下心に響いたポイントを書き出してみました。

・喜びは幸せよりも遥かに大きい。幸せは往々にして外部の状況次第とみなされるが、喜びはそうではない。

・窮地に追い込まれることなく困難と向き合い、胸が張り裂けることなく悲嘆を味わうのです。

・外的な達成は真の内的な喜びをもたらしません。

・もしもなす術がないとしたら、落胆することに、どんな益があるだろうか。

・自分自身から他者へ、苦悩から思いやりへと視点を転換することの大切さだった。

・自分に愛を与える人は誰でも自分の親です。

・いくばくかの苦しみがなければ最終的に美しいものはやってこない

・私たちがどのような人間になるかは、否定的と思える全ての出来事にどのように向き合うか

・他人の幸せを思いやることが幸せの源泉になる。

・心の免疫力とは、破壊的な感情を避け、肯定的な感情を育む方法を学ぶことです。

・英語の勇気は、フランス語のcoeurからきている。はっきり言えば、勇気とは、私たちの安全を保とうとする心の理性的なつぶやきを乗り越えて行動に駆り立てるハートの情熱なのだ。

・ストレスがかかっている状況を、私たちを害する脅威とはみなさず、私たちの成長を助ける挑戦のチャンスとみなすこと。身体が試練に立ち向かおうとしているだけにすぎないことを思い出すこと。

・ストレスのほとんどが、自分自身を他者から切り離されているとみなすことから来ている。

・絶望の中、諦めや冷笑にふし、リスクを回避して自分を慰めるより簡単なことはない。希望を選択することは、荒れ狂う嵐の中に一歩踏み出し、そのうちに嵐が過ぎ去るだろうという確信の下、暴風雨にむき出しの胸を晒すことです。

・物の見方に、さまざまなアングルがあることを理解すること。一歩下がって、自分自身の心の中で、より大きな構図を見、限られた自己認識や利己心を超えて進むということ。

・人生のドラマにおける自分の役割をある程度の謙虚さを持ってみることができるようになれば、自分自身を笑うことができるようになり、人生をその痛み、不完全さ、美しさ全てを含めて受け入れられるようになる。

・現実を受けれいることが唯一の出発点になる。

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