#242増田のブログ

CCCの創業者の増田さんが従業員宛に書いていたブログの数々が書籍になっていたので読んだ本書。自らがリスクをとり先陣を切ってきたからこそ見えてくる景色があるのだろうし、自身の言葉で紡がれた一つ一つの言葉には深みを感じる。希望ってやつは絶望を見た人にしか見えてこないのかもしれないという言葉にとても共感した。そのほか本書から抜粋。

・甥っ子や姪から見たおじさんの増田が、彼らの生き方の参考になればと彼らと接触の機会を意識的に作っています。それがますだの責任だと思うから。

・一家を治むるもの、天下を治むる。家族を幸せにしようと思えばお金が必要で、そのためには独立した場合は事業で成功しなければならない。事業の成功は家族の支援がなければできない。家族のことを心配しながらでは仕事はできないから。

・一番であっても学ぶ姿勢のある人柄でありたい。

・いずれにせよ、お袋は少なくとも、僕が元気をなくしたり、仕事をいい加減にすることは望んでいないことは明らかなので、明日からまず仕事をきちんとすることから、新しい自分の人生を、もう一度スタートしようと。

・結局希望っていうやつは、そういう絶望の淵に立った人にだけ見えるのかもしれない。恵まれた生活や能力以上のことにチャレンジしていない人にとって、希望っていうのはあるのだろうか。

・希望の大きさは実は絶望の大きさに比例しているのでは、と。

・自分が理解できる人ばかりでチームを組んだら、いい仕事はできない。

・言葉は体を表す。言葉に無駄がなく、言葉に力がある人はきっとそういう生き方をしているのだし、自分もそういう生き方をしないといけないと思った。

・中身が伴う規模拡大は成長、中身の伴わない拡大は膨張。

・経営は失敗の許容

・自分という物差しをしっかりと持ち、自分が欲しいと思ったり、自分が正しいと思ったことを実践している。

・急成長できるチャンスがあるなら、そのチャンスを活かすべき。かといって人材育成をおろそかにしてはいけない。

・真実を求めるのは学者の役割であり、事業家はリアルな価値を生み出すかどうかが、役割だと思うから。

・プロジェクトを成功させるために必要なこと、それは覚悟。

・人と人が約束をし、それを繰り返し実現することで信用は生まれる。絶対に人のせいにしない。

・成長するためには戦うしかない。

・自らリスクを張らない人に、楽しみもないし、成長もない。

・いい会社のリーダーに共通して見ることが多いのは、社員や取引先のことを体を張って、必死に守っている社長。

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