#83バフェットの投資原則 byジャネット・ロウ

仮想通貨界においてはFTX破綻の事件でもっぱら持ちきりだが、仮想通貨というアセットクラスに投資(投機)をする場合にもこの中で描かれている原則や、大事なことは資産を失わないこと、次に大事なことは先の大事なことを忘れないこと、といった珠玉の名言が至る所に散りばめられている。バフェットは自らが知りうるものにしか投資をしないことで有名だが、ITバブル、リーマンショック、ブラックマンデーなど様々なバブルとバブルの崩壊の中においても堅調なパフォーマンスを出し続けてきたことは驚嘆に値する成果である。投資は何をするかよりも何をしないかが大事なゲームであるし、初めに決めたルールを守ること、冷静な頭で下した判断を守っていくことが非常に大切なのである。以下、自分への戒めも込めて、本書から、投資、仕事、家族、人生に関してバフェットが語っていることをまとめていくことにする。

・本当に頭のいい人たちが、何人も痛い目にあって学んだことは。どんなに大きな数字をかけても最後にゼロをかければゼロになるということです。

・時代遅れになるような原則は原則ではない。株式投資とは企業の一部を保有すること、セーフティーマージンを考慮すること。

・他人が慎重さを欠いている際には我々は慎重にことを運ばなければいけません。

・価格とは何かを買うときに支払うもの。価値とは何かを買うときに得るもの。

・業績が良ければその企業の業績は自ずと上がっていく。損失を避ける投資を可能な限り避けること。

・素っ裸で誰が泳いでいたかは、大波が引いて初めてわかるものです。

・投資は合理的に行われなければならない。もしそれが分からないなら、投資などしないことだ。

・株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社であるかぎり持ち続けること。

・お金持ちの多くは素晴らしい事業を一つ営むことにより巨額の財を成しています、一つの事業をきちんと理解すれば、いろいろな事業に手を出す必要はありません。

・大事なのは自分が好きなことをとびきり上手にやることです。

・100メートルを泳ぐには腕を早く回すだけでなく、流れに乗った方が良い。

・成功とは自分を愛してもらいたいと思っている人たちに愛してもらえることです。

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