【なぜIPOできる?】 ~IPO企業のビジネスモデルを図解し、トレンドを掴む~
「こんな会社がIPO?聞いたことない」
私は某IT企業でIPO(新規株式公開)を担当していました。
あるとき、新規上場企業リストに載っている会社名を見て、こう思ったのです。
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「・・・なんだこの会社は。聞いたことないな。なんでこんな会社がIPOなんかできるんだ・・・?」←(けっこう失礼)
しかし、その会社を調べていくうちに、私の考え方は以下のように変わりました。
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「・・・なるほど、ここのビジネスチャンスに目を付けたのか。優れたビジネスモデルを持っているな・・・」
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IPO企業の共通点
IPO(新規上場)するためには、企業の時価総額や利益といった数字面や、将来の成長性が問われます。
かんたんに言ってしまえば、どんな企業も上場できるわけではなく、一定の売上・利益を直近の数年間に上げていなければ、基本的にIPOは難しいのです。
しかし、皆さんご存知の通り、実際にIPOする企業は毎年一定数存在します。
ではIPOできる企業とは一体何なのか。IPO企業には共通点があります。
それは”市場で需要があるサービス・プロダクトを供給している”ということです。
至って当然のことと思われるかもしれませんが、どんなサービスやプロダクトであれ、その需要を捉え、供給できる人材や技術力を保有するからこそ、売上・利益といった数字や社会的な評価につながるのです。
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IPO企業のビジネスモデルを理解する
では実際にIPO企業は、何のサービス・プロダクトを、誰に対して、どのような方法で、供給しているのか。
つまり、どんなビジネスモデル(利益を上げる仕組み)で、IPOができたのか。
このビジネスモデルを理解するために、有価証券報告書というものを見るわけですが、これが”なかなか”読みにくい代物です。
そのため、ビジネスモデルの部分を徹底的に分かりやすく紹介するために、全世界の人が読める共通の視覚記号”ピクトグラム”を活用して、図解をすることにしました。
図解をすることで、文章だけではイメージしにくい言葉と言葉の関係性や時間関係が明確に把握できるようになります。
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「IPO企業のビジネスモデルを理解し、今のトレンドを掴む」
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あなたのビジネスに少しでも参考になるように、描いていきたいと思います。
田中徳 TOK TANAKA
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