私が"半袖のワイシャツ"を着ない理由
私は、夏のビジネスシーンで着るための、半袖のワイシャツを一枚も持っていません。
理由は、半袖のワイシャツが登場したときの経緯にあって。半袖のワイシャツは、単体で着ることを想定して作られたものではないからです。
…という感じで。
今日は結論から述べるパターンではじめてみました。
おはようございます。日曜日、いかがお過ごしでしょうか。
暑いですね〜。今年は短パンを履きたい気分。このnoteを書き終わったら、履いてることを忘れるくらいスッカスカの短パンを買いに行くんだ。
暑くてもスーツを着るために生まれたシャツ
さて、今日の題名でもある「私が"半袖のワイシャツ"を着ない理由」についてですが。
ちなみに私も社会人なりたての頃、半袖シャツを着ていました。
東京に住んでいたこともあり、その快適さに感動していましたが、なんとなーく不自然さというか、違和感を感じていて。そこからスーツにどっぷりハマって、歴史や意味を勉強していく中で、だったら着ないよな〜となり、現在に至る。です。
もともと半袖のワイシャツが生まれた理由は、暑くてもスーツスタイル(スーツ+ワイシャツ+ネクタイ)を維持するためで、ジャケットを羽織れば外からは見えないことから、中のワイシャツの袖を切ったんです。
とある日本のスーツ屋さんが、暑い夏でもスーツを売るためのキャンペーン的に作ったものと言われています。高温多湿な日本だからこそ生まれたスタイルだったんですね。
半袖シャツは、暑くてもジャケットを羽織るために着ることが目的であって、単体で着ることを目的としていなかった。それが昨今のクールビズの流れから大衆化したという流れだったんです。
これが半袖のワイシャツが誕生した経緯であり、私が半袖のワイシャツを着ない理由でもあります。
これはあくまでも個人的なこだわりなので、否定するわけでも、強要するわけでもありません。日本の夏は暑い。ただ、こういった経緯を知っておくだけでも、これまでなんとなく着ていたスーツスタイルが少し楽しくなるかも?という店主の期待を込めて。
だったらあんたは何着ているんだい
そんな私のクールビズスタイルは、長袖のシャツの腕まくりです。本当に暑くて我慢できない時はポロシャツを。(北海道はポロシャツを着ている人が少ない気がする。なんでだろう。)
これについては今度詳しく書いてみようと思いますが、下の記事でクールビズのことを書いているので、あわせてご覧になってみてください。
クールビズの季節には、東城商店のオーダーシャツをおすすめします。
自宅の洗濯機で洗えて、アイロン不要でさらっと着れる、"形態安定"タイプのシャツがとても快適。ぜひ気軽にお問い合わせくださいね。
スーツは、ルールがある珍しい洋服です。
多様性や自由なファッションが叫ばれる中ではありますが、歴史やルールがあるからこそ、"こだわり" や "はずし" の面白さがあると思っています。だからスーツスタイルはおもしろい。
それではまた来週!
ここまで読んでいただきありがとうございました😊
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