新社会人に届け。印象アップにつながるスーツの着こなし方。
新年度が始まりあっという間に5月を迎えようとしていますね。
ゴールデンウィークは東京にスーツを作りに行くので、せっせと準備をしているところ。久しぶりの東京、とても楽しみです。
ありがたいことに、2024年の春夏も色々な方に声をかけていただき、スーツやシャツを作らせていただいております。
昨日は、社会人2年目のお客様の初めてのオーダースーツを作らせていただきました。とにかくフレッシュで、自分自身のこだわりもあり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
会話の中で、「スーツについて教えてくれる人っていないですよね、、、」という話になり。最低限ここだけは抑えておくと良いよという話をしましたので、このnoteでも共有したいと思います。
世間一般的なルールを前提に、社会人10年目のおじさん(笑)からのアドバイスとして、ぜひチェックしてみてください。
① ポケットには基本的にモノを入れない
スーツのジャケットってたくさんポケットがついていますよね。胸、腰、内側に何箇所か。なんて収納に優れた洋服なんだと感心してしまいますが、、、。
スーツのポケットは装飾として付いている。と言われているように、どこのポケットであっても基本的にモノは入れないことをおすすめします。
私の実体験から言える理由としては、
・スーツは体に合わせて着る洋服なのでめっちゃ出っ張る。
・着たり脱いだりするのでモノをなくす。特にボールペンは何本なくしたことか。
・スーツが汚れる、傷む。ペンのインク漏れは強敵。
胸ポケットにキラリと光る高そうなペンを刺している方に憧れた時期もありましたが(笑)、私が出会ったイケてるおじさんは、見せびらかすことなく内側に閉まっておいて、大事な時にサラッと出すのです。
#目指せイケオジ
私が心がけていることとしては、
基本的にはモノは入れない。胸ポケットに入れて良いのはチーフだけ。どうしても入れたい時は内側のポケットに軽いもの(ペンや名刺入れ)だけ。
② 腰ポケットのフタは閉まっておく
ジャケットの腰の部分についているポケット。フタがついていますよね。これなんでついてるのかな〜と思っていましたが、調べてみると、雨除けやホコリの侵入を防いでいるようです。そのことから、外に出る時はフタを出しておく。室内ではフタを閉まっておく。といったルールがあるようです。
これはちょっと面倒なルールだな〜(笑)
という私は、フタは基本内側に閉まっておくようにしています。
雨が入れば乾かせば良いし、ホコリが入れば取り出せば良いんです。また、外に出るたびに意識するのは面倒ですし、そんなことに時間と頭を費やす前に仕事しようよ、という考え方です笑
③ ボタンは基本開けておくと良いよ
ジャケットのボタンは2個ついているのがメジャーですが、留めて良いのは上の1個だけ。下の1個は装飾。スーツはつくづくおもしろい洋服だなと思う。
このボタンを留めるタイミングについて、よく言われているのが、立っている時はボタンを留める。座っている時は開ける。です。
ただ、仕事をしている時って立って座ってを繰り返しますよね。その都度、ボタンを留めたり開けたりするのはこれまた面倒。
だから、"ボタンは基本開けておく"というスタンスで良いと思います。
ただ、大事なプレゼンの時や、取引先との商談、目上の方との面談の時など、自分の仕事にとって特に重要だと思うシーンでは、ボタンを意識することをおすすめします。「お、わかってるな」と思ってくれる方がきっといるはず。
今日はここまでにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
主にスーツのジャケットに関するルールについて解説してみました。スラックス編やシャツ編、ネクタイ編など、今後も書いていきたい。
スーツは歴史のある洋服なので、このように隠れたルールが色々あるんです。
ルールには縛られたくない…といった考えもありますが、最低限のルールを踏まえるからこそ、"はずす"ことが可能になるし、こだわりをプラスすることもできると思っています。(ルールのない野球はきっと楽しくない。)
これからも「スーツにやたら詳しい近所のおじさん」のような感じで(笑)、たくさんの若い世代にスーツを着ることの楽しさを伝えていきたい!
それではまた来週!
ここまで読んでいただきありがとうございました😊
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