【レポ】Denmi Duo(Ba.Tak斉藤)2020年3月・下北沢WastedTime
2020年3月21日、下北沢WastedTimeで行われたDenmiさんとTAK斉藤さんのライブへ行ってきました。
6回目のDenmiデュオです(トリオは2回)
Denmi(vo, pf)
TAK斉藤(b)
◆今回のベース
1月と同じオフホワイトのサドウスキー。
2011 Sadowsky NYC Will Lee Soapbar Proto
※TAKさんのサイトのGig Bagより
8月から毎月聴きに行ってますが、ベースがカブったのは初めて。
このベースを前回聴いた時、こう表現したんですね。
今まで感じなかった大人しい音で。
TAKさんらしい高音のカラッと感は控えめだけど、そこが私好みでした~。
今回は「全体的にバランスよく柔らかい音」って感じ。
低音と高音のキャラクターの差が縮まったというか。
高音が鳴るようになったことでバランスよく聴こえるようになったのか、全体的になにか変わったのかは分からないんですけど。
どこか(ツマミ)を調整したと仰ってたんですが、たぶん私が書くと色々と間違って伝わりそうだから音の感想だけで…。
でも私はベーシストじゃないただのベース好きだから、リスナー目線なところがイイんじゃないかとも思ってたりするんですよね~。
◆ドラムレス
今回はデュオ。
Denmiさんがボーカルと鍵盤でTAKさんがベースだから、ドラムレスです。
だからこその発見が毎回楽しいんですね。
例えば今回だと「ノーワード」って曲。
Denmiさんのオリジナルなんですが、私は初聴きでした。
その後半で、急に曲調がたっぷりした感じになるんです。
そこで「あ…これドラムありきの曲なんだろうな」って感じて。
物足りないって意味じゃなく、いるべき人がいないことを感じさせる曲とか演奏の濃さっていうか。
まだ自分でも言葉にできないぐらいの気づきがあって、毎回とっても楽しいです。
4月はデュオにするかトリオ(桜新町)にするか悩む~!
◆Vain,Vain,Rainy day
前回「ゴキゲンなイントロ」って表現した曲のタイトルを教えてもらいましたが、表記これで合ってるかな…。
この曲の時に、前回の赤いサドウスキーを思い出すという。
普通は歌詞を聴いて昔を思い出すんでしょうけど、私は前に聴いたベースの高低差を思い出すというね。
はい、楽しいです(照れ)
◆ライブによるベースラインの違い
TAKさんのベースラインって、基本形があって毎回ちょっと違うみたいな。
でも今回はガッツリ違いました。
例えば、押さえたポジションに色がついていくとしたら(例え方…)いつもは全体的に塗られてるのに、今回は低音弦側が濃いみたいな。
いつもは子猫っぽいのに、今回は大型犬っぽいみたいな(例え方…)
特に「カウントスリー」は今までとぜんっぜん違って、聴きながらすっごいニヤニヤしてたと思います。
あと、ドロップチューニングバー?を使うとこも初めて見ました。
最後のとこだけだったから音の変化は分からなかったけど。
何回も行ってるからこその楽しみですよね~♪
◆ボーカルとベースだけ
なんと言ってもこれ!
いやぁ…いいものを見せて聴かせて頂きました(拝む)
曲は、Maroon 5のSunday Morning。
これを急にDenmiさんが「ボーカルとベースだけでやりましょう」と。
TAKさんが「…!えっ?全部?」と。
これはガチのサプライズだなと察しました。
以前からボーカルとベースだけのデュオに興味がありまして、時々思い出しては動画を探してたりしたんです。
というのも、だいたいボーカルが鍵盤かギターを弾くんですよね。
それはそれで好きなんですけど、完全にボーカルとベースだけのデュオってあんまり見つからなくて。
で、あることはあるんですけど、だいたいベースが6弦とか7弦でずっと和音でほぼギターなんですよ。
それはそれでいいんですけど(棒)
いやぁ~、さすがTAKさんでした。
4弦と3弦をサムピッキングでベースラインとし、2弦と1弦は和音。
普通の人にも伝わるように書くと、音が低い方の弦2本を単音で押さえてベースの役割、音が高い方の弦2本を和音で押さえてギターの役割、…を同時にするために、弾く方の右手は親指がベース役で他がギター役。
…伝わったかなぁ。
カウンターのイスから落ちそうになるぐらい身を乗り出して左手凝視してたと思います。
すっごく面白かった~!
サラッと無茶ブリするボーカルと応えるベースっていう図式も好みでした♡
あの左手…お姫さまのお願いをきくためにせっせと働く四人のこびとのようで(だから例え方!)
ほんとにほんとに楽しかったです~!
◆マスター中島さん
余談ですが、中島さんのインスタ告知のトリミング(笑)
暖かかったのもありますが、久しぶりにビールがすすんだライブでした☆
中島さんも、一緒に時を過ごしたみなさんも、ありがとうございました。
記:2020年3月22日
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