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【Bass】RCCラジオ「ごぜん様さま」山本優一郎さんゲスト回

めちゃめちゃ面白かった!
ので、皆さんぜひぜひradikoでお聴きください🙏✨
※2022年4月14日放送回

山本優一郎さんは2回登場されたんですが、まずその前半。

パーソナリティは横山雄二さんと河村綾奈さん。
そのお二人が山本さんに「以前共演したステージでは全く笑ってなかったけど、今日の笑顔に安心した」と。
そう言われた山本さんが
「こう…ね、任務を全うする主義なもんですから✨」
と返した冒頭で、もうニヤニヤさせてもらいました。

そして横山さんが「(共演したステージで)予定より早く歌い始めちゃったけど、バンドが何事もなかったかのように対応してくれた」と感動を伝え。
山本さんが、のど自慢では中学生も高齢者もいてそんなことは日常茶飯事だ…と説明した後。
「だからサッとレシーブするためにカラオケじゃなくて我々がいる…みたいな」と。
かっこいい~!

そして、職人に徹する山本さんに「モテたいために音楽やる人もいますよね」と振る横山さん。
着火がお見事!
それに対して山本さんが放った本音
「そがいな不純な動機でやるんなら音楽やめぇやぁ」に思わず声を出して笑ってしまいました。

さらに、横山さんが島田紳助さんの言葉
「暴走族は目立ちたくて走りたいならタレントかレーサーを目指せばいいのにどちらもしない中途半端さがカッコ悪い」を出し。
山本さんが「モテるための道具として音楽を使うな」と呼応した流れも素晴らしかった~!

まだまだ面白い会話はあったんですけど、後半の演奏コーナーを告知?予告?する場面も笑いました。
横山さんが「ベースだけで魅了されたのはいかりや長介さんだけ」からの「楽しみにし~とこっ♡」とあおった時。
山本さんが「ハードル。ハードル。」と絶妙なテンポとトーンでツッコんだところ~。
最高でした。

後半では髪型の話に感動。

河村さんに「モテようとしていないのに奇抜な髪型をしているのはなぜ?」と訊かれた山本さんの返答を聴いてください。

「美容師だって本当は(お客様のリクエストじゃなく)自分がやりたいように切りたいんじゃないかと思うから『あんたの好きなようにしんさい』『どうやってもええけん』と言う」

…って!
すごくないですか?
何その究極の「我(が)のなさ」!
なんだろう…武術の達人が受け身だけで勝っちゃうみたいな。

いや、私も河村さんと同じく不思議に思ってたんですよ。
山本さんって「役目に徹する」という感じのベースを弾くのに、髪型はオシャレなんだなぁって。
私と同じく山本さんの返答に驚いた横山さんが「坊主に後ろだけ山を残すデザインでも?」と一瞬で素晴らしい例えを出しても「ぜんぜん大丈夫」と。

いや~ちょっともう凄いですよね。
山本さんなら、蚊も「好きなだけ吸うたらええ」と叩かないんじゃないだろうか。

美容師が「人の希望を叶える仕事」だと気づいて、その美容師の希望にまで思いをはせ、さらにそれを叶えてあげるって…。
ベーシストとしての生き様が伝わるようなエピソードじゃないですか。
短い時間の軽い会話だったけど、めちゃめちゃ濃かった!

演奏コーナーはウッドベースのソロ。
「わたしてき広島メドレー」ということで、広島のリスナーが喜ぶフレーズを弾かれました。
私は分からなかったんですが、横山さんと河村さんが大喜びされて「サービス精神!」と讃えていたので、きっとツボにハマる選曲だったんだと思います。
流石!

で、チャラチャラした感じで喋っている横山さんなんですけど、すごい人ですね~!
前述した島田紳助さんの発言の引用や、髪型の例えでもすごいと思いましたが、最後のシメがすごかった。

「また皆さんが音楽に直に接する…空気の振動を鼓膜で感じるみたいな瞬間がきて、山本さんの音色が響けばいいなと思うので、色んなところに足を運んでほしい」

「空気の振動を鼓膜で感じる」
さっきまで鳴っていた…振動していた、コントラバスの音とリンクしてジーンとしました。

聴いて良かった!
本当に面白かったです。
横山さん、河村さん、山本さん、ありがとうございました!

記:2022年4月17日(2022年4月に書いた地下2会の投稿から転載)

※ベース談義イベントを主催しています

※ベースの音が聴こえるようになる方法という動画を作っています

※これは「地下2会」で書いたコラムを転載したものです。
プロベーシスト集団「地下室の会」を応援する「地下2会」というFacebookページを、私が会長として立ち上げました。
会を立ち上げた2020年4月7日から、毎日(毎日!)ベース関連のコラムを書いています。

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