【レポ】トリビュートtoチャックレイニー＠ブルースアレイ・2023年6月17日
チャックレイニーの生誕祭としてBLUES ALLEY JAPANで開催されているスペシャルなライブ「Tribute to Chuck Rainey」。
今年は83歳のバースディをお祝いしてきました。
ベーシストは、レイニー加藤さんと惠美直也さん。
お二人とも何度もライブに通って拝見している大好きなベーシストなので、もうめちゃめちゃ楽しみでした。
（楽しみ過ぎてこんな予習ページまで作ってしまうほどに）
お初のブルースアレイ。
予約するときに「ベーシストの手元が見える席」と希望を伝えました。
これがもう本当にベストポジションだったんです！
まず、私の座席からの視界がこちら。
あれ？ベースアンプの真正面じゃないの？って思いました？
ここが素晴らしいところなんですけど、あえての斜めなんですね。
というのも譜面台があるじゃないですか。
譜面台にカブらないように、斜めから両手が見える席なんですよ。
分かりやすく合成するとこんな感じ。
どなたか分からないけど、ブルースアレイの席を決めてくれたスタッフ様、ありがとうございます！
お二人の両手が丸見えで本当に幸せでした！
ではまずセットリストを。
※間違っていたらご指摘ください
1部
1.Eloise (First Love)＠惠
2.Teasin' - Cornell Dupree＠惠
3.Soul Theme - King Curtis＠惠
4.Rock Steady - Aretha Franklin＠加
5.Until You Come Back To Me - Aretha Franklin＠加
6.I Want You - Marvin Gaye＠加
7.DA DOO RENDEZVOUS - Valerie Carter＠加
2部
1.Street Walkin' Woman - Marlena Shaw＠惠
2.You've Got A Friend - Roberta Flack & Donny Hathaway＠加
3.Where Is the Love - Roberta Flack & Donny Hathaway＠加
4.Gotcha (Theme From Starsky & Hutch) - Tom Scott＠惠
5.The Fez - Steely Dan＠惠
6.Josie - Steely Dan＠惠
7.Peg - Steely Dan＠惠
8.Green Earrings - Steely Dan＠加
アンコール
It's So Obvious That I Love You - Sergio Mendes＠加
このセトリを書くために原曲を聴き直していたんですが、昨日の記憶がよみがえって楽しくて楽しくて満面の笑みで聴いていました。
チャックレイニーって、こう…「曲の揺れかたを示している」てきな頼りがいある低音のリズムと、そこから一転「ハッとするタイミング＆キレイな音色で鳴る高音」のギャップが大好きなんです。
実際に体も揺れるし、感情も揺さぶられるし。
レイニー加藤さんと惠美直也さんの音は違うんですけど、私が大好きなチャックレイニーの醍醐味を「そう！それ～！」と思わせてくれるプレイをされていて、すっごく興奮しました。
お二人のライブへ行ったときのレポートにもそれぞれ書いたことあるんですけど、音色が美しいんですよね～。
低音のカッコよさと高音の美しさを堪能した2ステージでした。
いやほんと楽しかったなぁ。
「Peg」のサビがスラップだったときとか、もう楽しすぎて顔面が崩れてたんじゃないかと思うぐらい。
そして今回の私てきMVPは星川薫さん。
「イントロのベースラインはどうやって弾いているんですか？」って訊いてくださるという超ファインプレー。
そんな神MC、普通のライブじゃ有り得ないですよ。
ベース談義イベントか！ってぐらい。
もう心の中で拝みました。
1曲目の「Eloise」は初めて聴いたんですけど、高い音が伸びている間に低音が鳴り始めた感じがして「え？最初のもベースだよね？え？」と気になっていたし。
「Teasin'」はピッキングハーモニクスみたいなアレ。
「Rock Steady」のポ～ゥって鳴るアレ。
それらをレイニーさんと惠美さんがMCで説明しながら実演してくださるという素晴らしい展開に。
それもこれも星川さんのおかげです！
ありがとうございます！
そうそう、アンコールの曲はレイニーさんが弾くんですけど、惠美さんがスッとベースアンプ前のイスに座って「観客。最高の席で」と仰ったんですね。
めっちゃ分かる！し、惠美さんがレイニーさんのプレイをベーアン前で聴いているという状況もエモいし。
さらに惠美さんが（つないでいない）ベースを持ってアテブリみたいな感じにされていて。
私の席からはお二人の運指が上下（前後）で両方見えて「あぁ、眼福という言葉はこの日のこの時間のためにあるんだなぁ」なんて思うぐらい感動しました。
出演者の方々、スタッフさん、同じときを過ごした皆さん、最高に幸せな時間をありがとうございました！
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記：2023年6月18日