【レポ】Denmiデュオ(Ba.Tak斉藤)2021年12月・下北沢WastedTime
2週間ほど前になりますが、下北沢WastedTimeで行われたDenmiさんとTak斉藤さんのライブへ行ってきました。
TAKさんとDenmiさんのデュオを観に行ったのは13回目(+トリオ5回)。
Denmi(vo,pf)
Tak斉藤(b)
前回のレポはこちら。
ポイントカード
今回のベースは、Sadowsky NYC Will Lee Soapbar Proto(オフホワイト)。
MCか休憩中か忘れたのですが、Denmiさんから「ポイントカード作ろうかな」という冗談?小ボケ?ノリ?てきな発言がありまして。
それでいうなら()私はだいぶ前にこんなことを書いています。
※「2020年版・濃厚版・こんなベーシストが好きだ 」より
でもっ…TAK斉藤さんのビンテージはいつか聴きたいと思ってます…!
だって、Facebookの投稿で超かっこいいビンテージの写真を載せて「これはこういう工夫をしてビンテージでもゴキゲンな音がします」みたにドヤァ感あふれる文章までつけて、それでライブでは絶対に弾かないってズルいですよね…!(じたばた)
2019年8月から2020年3月まで月イチで通っているので、これからコツコツ通い続けたら3…20回記念あたりで願いを叶えてくださるんじゃないか…と、遠いところから念を送っておきます🙏✨
…ね?(何がだ)
白い恋人達
今回だけでなくいつも選曲が最高!
オリジナル曲が好きなのは何度も書いていますが、カバーも良いんですよ。
それはDenmiさんの声が中性的というか少年っぽいからなのかも。
男性曲でもムリがなく、昭和の歌謡曲でも湿っぽくならず、洋楽ディーバって感じの曲でもドヤドヤしてないという。
で、今回特に良かったのが桑田佳祐の「白い恋人達」。
Aメロの低い部分もサビで盛り上がるところも、Denmiさんの声にすごく合っていました。
どこか曲と距離があるようなドライさがカッコ良くて寂しげで~!
あっ…ここからちょっとベースの話をしていいですか(します)。
このレポを書こうと思って原曲を聴いてみたんですよ。
ベースは1:01から入って、1:07で「二度と」という歌詞にカブせて目立つ動きをするんですね。
ここだけじゃなく全体的に大胆なプレイなので「これは桑田さんが連れてきた尖った20代新人か…40年来の友人でもある海外の超大御所か…」なんてプロファイルしながら聴いて、調べたら…ご本人!なるほど!
…という楽しいこともありました、という後日談でした。
※白い恋人達の感想を詳しく読みたい人はこちら→Facebook
TAKさんは(記憶だけで書きますが)要所のフィルは押さえつつベースらしいラインを弾かれていたような。
で、これまた完全に記憶だけなんですが、1回だけ原曲にはないグリスを入れていて、それがめちゃめちゃ適材適所で良かったんです!
後半だったと思うんですが…どこか覚えていないのがくやしい…。
飛んでイスタンブール
これも良かったですよ~!
イントロと間奏とアウトロに入る、ギターとバイオリンの中間みたいな印象的な音のフレーズあるじゃないですか?
あれをTAKさんがベースで…指弾きでやってくれたんですよ~!
私は弾かないので分からないんですが、ギターみたいな細い弦をピックでチャカチャカ(オルタネイトで?)弾いたりバイオリンの弓を往復させたら細かい音が速く鳴らせるっぽいですよね。
それをベースでやるのって大変なんだろうなぁと思いつつ、TAKさんがやってくれるということが嬉しいというか。
変な言い方ですけど、TAKさんもライブ楽しいんだなぁ~みたいな。
Denmiさんオリジナルの「カウントスリー」も面白くて。
前回は常連さんばかりだったので、1番からガッツリ動き回る珍しいベースラインを聴かせてくれて。
今回は初めての人が半分ぐらいいた(満席)ので、どちらにも配慮とサービスを感じるラインだったり。
何度来ても毎回ちゃんと楽しくて、すごく幸せな時間です!
同じ時を過ごした皆さん、ありがとうございました~!
次回のDenmiデュオ@下北沢WastedTime は、1月22日(土曜)。
詳しくはDenmiさんとTAKさんのSNSを確認してくださいね。
記:2021年12月26日
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