【レポ】Denmiデュオ（Ba.Tak斉藤）2021年10月・下北沢WastedTime

半月ほど前ですが、下北沢WastedTimeで行われたDenmiさんとTAK斉藤さんのライブへ行ってきました。
TakさんとDenmiさんのデュオは11回目（＋トリオ5回）。
Denmi(vo,pf)
Tak(b)

アレのソレでステイホームな期間があったので、なんと2020年12月ぶり。
※前回のライブレポ

今回のベースは「Sadowsky NYC Will Lee Soapbar Proto（オフホワイト）」…だったと思います。
ライブへ行くのが久しぶりすぎたのもあって、写真も撮ってないしセットリストもメモしていないというフワフワ具合…。

と…とにかく、Dチューナー（音を低くできるノブ）がついている白系のサドウスキーでした。
TAKさんが演奏前に「今回のセットリストだとDチューナーを使うからこのベースにした」みたいなことを仰ってたんですが、私の観察眼が確かなら2ステージ中で1音しか使っていなかったような…。
そういうところがTAKさんらしいくてイイなぁと、ホクホクしながら帰った記憶があります（←半月前）。

さて、今回のライブのお目当て。
それは…今年の9月に発売されたDenmiさんの新譜を買うこと！
2019年の夏以降ほぼ毎月聴きに行ってますから、新譜の作成状況も少しずつ聞いて楽しみにしてたんです～。
ベースは全曲TAK斉藤さんだし。

本当は、発売記念ライブへ行って購入するつもりだったんですけどね。
…アレのソレで自粛期間が延長され、泣く泣くキャンセル。
あ、配信チケットの方を購入して記念ライブは拝見できました。

と言っても、実はSpotifyで聞けちゃいます。
私も最初に、丸っと4周しました（マジで）。
以降もよく再生していたんですが、ほら…Spotifyってタダでしょ。
再生数に応じて収入があるとかないとか聞きますけど、やっぱり申し訳ないというか、ちゃんと対価を支払いたいというか。

はい、そういうわけでやっと買えた新譜がこちら。

皆さんにもぜひ聴いてほしいので、Spotifyも貼ります。
Spotify-Denmi

もともとTAKさんのベースきっかけでライブへ行くようになったこともあって、1周目はベース中心に聴きまして。
次にDenmiさんのボーカルや歌詞と、ベースのコンビネーションを楽しみ。
4周目でおさらいしながら感想を書きました。
ミニアルバムとはいえ、ついつい4周するぐらい良かったので感想も聞いてやってください…！！
※当時ツイッターに書いたものを加筆修正しました

Count 3
ベースの気だるい語尾が、曲と合っていてすごく好き。
2番Bメロのダブルストップがライブより控えめで「おぉっ…！仕事のTAKさんだ！」って感じ。
この曲だけでなく、ライブより渋いというか華やかさを抑えているというかそんな感じがカッコ良かったです。

Surround
空みたいなイントロに、ベースの高めなロングトーン。
そこから一転、足どりの重さを表すような低音が続き、希望と現実みたいな歌詞とも相まってグッときます。
歌詞もいいんですよ…。
「ただ前を見てればいいんだと あの歌はいうけれど」とか「ありのままの自分なんて きっと探し回るもんじゃない」とか。

Thinkin' Bout You
音価、語尾、リズム…と、TAKさんのベースを堪能できて楽しいです。

Wanderer
Aメロの刻むようなリズムからBメロでレガートになるベースラインが、歌詞の「ゆらゆら」や「ふらふら」と合っていてフワッとさせられます。

I Love You
これだけじゃないけど、Denmiさんの歌い方が甘くなくて好きです。
女性シンガーソングライターの励ます系・応援ソングっぽくないというか。
「頑張って（キラキラ）」って感じじゃなくて。
「みんな色々あるよね」「歌みたいに行かないよね」「でもやるしかないか」みたいな…。
倦怠感のある現実的な歌詞にむしろ励まされるような。

今回のライブでも、新譜を含めたオリジナル曲とカバー曲、2ステージ楽しませてもらいました。
次回のDenmiデュオ＠下北沢WastedTime は、11月20日（土曜）。
詳しくはDenmiさんとTAKさんのSNSを確認してくださいね。

いつもそうですが、今回もすっごく楽しかったです！
ありがとうございました。

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記：2021年11月15日