【Bass】リーランドスカラーご本人が弾いてみた動画
ユーミンの「中央フリーウェイ」を弾いているベーシストで、昔は「リースクラー」って呼び方だった、リーランドスカラーご本人がYouTubeに弾いてみた動画をアップしてくれています。
チャンネルはこちら→Leland Sklar
※このスクショは数日前のものです
同じ動画を2回投稿しちゃってたり、間違えても音源を巻き戻して弾き直してたり、ご本人がポチポチ作業して投稿してる感あって良き。
(動画の長さが同じものはダブってる)
音源を丸っと使われてますので、皆さんお早めにぜひご覧ください。
あまりそういう方面はご存知ないのか、この時期だからこそのアップみたいに仰ってるから諸々承知のうえなのかは分かりませんが。
あまり詳しくない人にも通じるように、冒頭の文では「中央フリーウェイ」を挙げましたが、枚挙にいとまがないほど有名曲のベースを弾き、著名人のレコーティングやライブに参加されています。
私が十数年前からベースしか聴かない生活を送っている中で、名前を覚えた数少ないベーシストがリーランドスカラーです。
もうホント、自分でも不思議なぐらい名前とかバンド名とか覚えられないんですよね。
先日も「アイアンメイデンってどこのバンドのベーシストだっけ?」って言ってしまったぐらいです。
たぶん私の聴き方が、ベースラインありきだからですね。
普通はベーシストの名前とかバンド名からベースラインに注目すると思うんですけど。
私は普通に色々聴いていて「あっ!このベースライン好き!誰が弾いてるの?」となってから名前を調べるんですね。
この時に「リズムが好き」とか「音色が好き」とか色々あるわけです。
で、メロディーとかフレーズとかベースラインの作曲能力みたいなところに惹かれて調べたらリーランドスカラーだった率の高さ…!
たくさんありますけど、覚えてる中だとニールセダカの「雨に微笑みを」。
ついでに「中央フリーウェイ」も貼っておこう。
今回はリーランドスカラーご本人が弾いてみた動画をアップしてることを伝えたかったのがメインなので、あまり語りませんが…いやぁ…素敵♪
歌の部分の動きもイイんですが、間奏に入ったところで自由みが増した感じのメロディアスなラインがたまりません。
あ、弾いてみた動画の紹介ですが。
これは何がいいって、アングルです。
アングル。
特にリーランドスカラーはサポートベーシストだからライブ映像でもそんな抜かれないので、こんなガッツリ手元を見ながら聴けるなんて…贅沢…!
そして、鼻歌のような演奏。
レコーティングやライブみたいなグッとした感じじゃなくて、色々なところがカチッとしてないのがレア感アップです。
私の勝手なイメージでリーランドスカラーって完璧主義だと思っていたので、こういうユルッとした一発録りをアップしてくれるのが意外でした。
ホントにもうみんな見て!
今のうちに!
ちょっと深海な感想を加えると、高音は低音のためにある…みたいな。
私の好みですけど、意気揚々と高音側を主役にもってくる演奏じゃなくて、低音を引き立たせるための高音。
だからこそ逆に高めのフレーズも引き立つような。
ハイポジションを弾いてる時にも低音側からの引力を感じるような。
細かいニュアンスも感じられるぐらい手元が見えるので、ベースの何が好きかとか自分の好みを再認識するというか。
あと、5弦弾いてる感じがしないんですよ。
これも私の好みですけど、せっかく5弦なら「ここぞという時のB弦感」みたいなのが好きなんですね。
でもこれはE弦とB弦の立ち位置が同じというか。
しかもそこに(私てきな)残念感がないというか自然。
ゲージが細いのかなぁ…。
ベーシストじゃないただのベース好きなので詳しくは分かりませんが、なんだか新しい世界を見せてもらった感じがしました。
というわけで、皆さんもぜひ!
記(2020年3月29日)