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二回試験で不安にならない方法

私にとって人生で一番軽い気持ちで、自身に満ち溢れて受験できた試験は、二回試験かもしれない。

二回試験が何なのかわからない人はググってください。わかっている前提で書きます。

近年は合格率99%以上の試験ではあるけど、ここで躓いたら内定取り消し必須で、法曹になれるはずが、一年間バイト生活になるかもしれないと、二回試験が不安になる修習生は少なくありません(勉強してないアピールで、不安そうなふりをしているだけかもですが)。

私は、合格率95%くらいの予備試験口述式試験に落ちたことのある人間なのですがら、1%の合格率を笑う者は1%に泣くことを身に染みて感じています。
だからこそ、二回試験は入念な準備をして臨もうと考えました。

私のしたことは、ズバリ、修習生同士で自主ゼミを組むことです。
組んだタイミングは、B班(私)が集合が始まるくらいのタイミングです。経緯はあまり覚えていませんが、知り合いの同期から連絡が来て、自主ゼミをやろうという提案をしてくれたので、これに応じました。

メンバーは私含めて4人で、A班2人、B班2人になるようにしました。
さらに、それぞれのメンバーで組や教官のかぶりはなしです。
これの何がいいって、それぞれの班でどのような集合起案の事例(あるいは分野別の時の問研起案)が出題されたのか、自分の組の教官がどのような解説をしていたのかの情報共有ができます。
もちろん、記録を見せ合ったり、教官のパワポ資料を見せ合うことはしません。あくまで口頭の情報交換をすることを心掛けました。
なんといっても、私の時代はオンライン集合収集で、研修所のTeamsの一般チャネルで堂々と自主ゼミをやっていたわけですから(その意味で外部からのセキュリティの問題はないという判断)、途中で誰かが入ってくるリスクというのもある。だから、情報交換のルールは守っていました。

あと、自分のときに出された起案の模範答案を作って、それをベースに議論したりしました。
やはり、教官は集合修習の中に、二回試験を解くためのヒントを用意しているので、このような情報交換の機会はとても良かったと思います。

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