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ゆとり世代・Z世代でベビーブームを起こそうぜ

昨日、『出生数、初の70万人割れへ 24年、1~11月は66万人』というニュースが話題になっていた。

いやふつうにまずくないですか。

どうしてここまで国民は少子化への関心が薄いのか。目の前のささやかな幸せがあれば革命なんて起こす気にならない国民性が故か。
以下は小坂純一さんが作成したチャート図です。

これをみるに、氷河期世代の再生産がうまくいっていれば、Z世代が生まれるころにベビーブームが起きていたはずだったのに、むしろ山が抉れてしまっているのがグロい。

この問題に素人ながら、私なりに少子化の原因と対策について好き勝手に書いてみる。

経済力に結婚できない/子供を育てられない

これは最大の問題であり、ゆとり世代が、「アルファ世代」を再生産できない原因の一つであろうし、氷河期世代がZ世代を再生産できなかった原因でもあろう。
ていうか、それなりに稼いでる周りの人(主に弁護士)は、普通に子供を作っていて、本当に少子化かと思わされることもある。

とにもかくにも、給料が物価の上昇に見合っていない。自分で稼ぐ力を身につけられないのが悪いという自己責任論に流されてはいけない。大多数の国民は、流されて生きることしかできず、その事実をハックすることなんてできないのだから、自己責任ではなく、広く国民が豊かになるような仕組みが必要。
そのような豊かさが感じられないのは、第一に、膨れ続ける現役世代一人あたりの社会保障費のせいであり、私は以下のツイートに同意する。

これに対する制度論として、以下のようなものがあるが、

私は、年金制度をストックオプションのようなものにすべきと考えている。
つまり、賦課方式を維持しつつも、現役世代の一人当たりの負担額は、物価に応じて変化することはあっても、老人の多さによって変動するものとはしない。もし、老人世代が、若い世代を大量に再生産できていれば、年金という形で大きなリターンを得ることができるが、再生産できなければ、わずかな年金しか受益できない。

これには少子化対策のためにもう一つの利点がある。国民には、将来の自分が得られる年金を拡大させるために、産めよ増やせよという雰囲気を醸成させるような行動が期待されるからである。
年金のために子供を増やすのかという人も言うだろうが、そういう悠長なことを言ってられる状況にはないはず。

出会いがない/結婚までたどり着けない

これについては、官製マッチングアプリとか作られているようだが、民間が作っているマッチングアプリで結婚ができずに、官製ではできるようになるというのはよくわからない。既婚かどうかのチェックをマイナンバーでできるようになるなどの機能があれば差別化はできるだろうが、それで成婚数は増えないだろう。

この問題は、男女ともに、人付き合いに始まり、共同生活を営むに至るまでの人間性の欠如に帰結する。
子供向けには、以下のような本があるようだが、

大人こそこういった人付き合いの本が必要なのではないか。それこそ、国が作ってくれ。しょうもないナンパ師(笑)のnoteを真に受ける非モテを救ってくれ石破。

子供を持つ気になれない

これには2パターンあると思っている。

まず、毒親の影響などにより、子供を持つことが良いことだと思えないという人もいるだろう。そのような人に、無理に子供を作れよという仕組みはよろしくない。子供を作るのであれば、自分の中で心の整理がついてからのほうが、生まれてくる子供のためになるだろう。
諸悪の根源は毒親である。毒親を制するには国教しかない。世俗性に化体した国教を作って、毒親のメンタリティを非人道的だという認識を広く広める必要がある。

もう一つのパターンは、子供を持つことへのあこがれはあるが、育児への不安感があるから躊躇しているというパターン。さらに詳しく分けると、知識的にわからないことが多く不安であるというものと、時間的・体力的に厳しいから子供は難しいというものに分けられるだろう。
知識の問題については、十分に対処可能であると思われる。今でも、書籍やSNSで育児の情報が出回ることは多いが、あまりにも散逸している。この課題を解決するため、育児系のWikiをつくって、育児系Tipsの一元化ができないかと開発を検討している。名前は「育ペディア」とかどうかな?
あと、育児が時間的・体力的に難しいというのは、職場や配偶者・その他家族からの理解が不可欠であるところ、これも育ペディアにより、育児から距離のある人に正しい認知を広めるという解決が可能ではないか。

他にも作りたいプロダクトあるので大変だけど、いつか作りたいな育ペディア。

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