情報過多の時代に何を信頼するか
Youtuberをはじめとして、個の情報発信が強くなっている昨今。
何を信じるかよりも誰を信じるかの時代になってきています。
メディアと個人
少し前までは、情報取得といえば、TV、新聞、ラジオ、雑誌といったマスメディアから、万人向けの情報を取得するのが一般的でした。
より専門的な内容となると、書籍やリアルセミナーでした。
昨今では、Youtube、note、Facebook、Instagram、Twitter、blogなど、様々なSNSから、お気に入りの方の発信する情報を収集する方が増えています。
情報リテラシーの高い方であれば、情報発信者の選定も良いのですが、一般の方の中にはそうでない方もいます。
その分野のプロでもない方が、保険はこうだ!などと発信しているものも見受けられます。
その素人の情報発信をうのみにして、その通りにしてしまって、大丈夫かな?と心配になります。
お金に関することは、個々人の状況を把握して上でないと、適切なアドバイスはできないのに、これはこうだみたいに決めつけてしまった情報発信は危ないと思います。
それに従って、将来、リスクを被った人が出たら、どうするのかなと思います。
情報発信者のスコアリング
現在では、SNSなどでフォロワー数が正義のようになってしまっており、拡散力が強い人が正しいといった風潮があります。
そういった影響力も大事だとは思いますが、有益な情報を発信している人、コンテンツのクオリティの評価がわかると良いと思います。いいねの数とは違う指標です。
SNSも広告収益モデルなので、エンタメや刺激的なコンテンツをアルゴリズムで、より多く観られるように表示し、広告のインプレッション数を稼ぎたいというビジネスの側面はあるでしょう。
まわりで情報リテラシーの高い方が、どんな情報ソースを持っているかを聞いてみると良いでしょう。
1人の意見をうのみにしない
優秀な情報発信者でも、全てが正しい、もしくは視聴者にあてはまるとは限りません。
「三人寄れば文殊の知恵」という言葉にもある通り、複数の方から情報を得て、精査すべきだと思います。
お金の相談も同じことです。
銀行のカウンターでおすすめされた商品をそのまま買ってしまった。
証券の営業マンから言われるがままに商品を買った。
保険のプランナーから、提案された保険にそのまま加入した。
といったユーザーが多いように思いますが、自身にとってベストな提案だと確信が持てない場合は、複数の方から提案をもらって精査をしたり、セカンドオピニオンをとることが大事です。
相談する内容の専門家に話を聴く
また、お金の相談に関しては、その分野のプロ(専門家)に相談をするのがベストです。
医者と同じで、耳鼻科の先生に、脳外科の話を聴いても、適切なアドバイスは得られません。ここを間違えている方が多いです。
自身の悩みが漠然としている場合は、FPのような方に、何が課題かをまず分析や指摘してもらう(内科診療)はありだと思います。
まずは、オンラインでお金の健康診断を受けることで、自身の状態を俯瞰することや、まわりと比べてどのような状況かを確認することが大切です。
情報収集には労力がいる?
複数人から情報を得たり、アドバイスを受けるのは、対面では時間や労力がいります。また、まわりの適した方がいない場合もあるでしょう。
幸いなことに、世の中はどんどん便利になっています。
お金の相談ができるオンラインプラットフォームに、自身のお金の悩みを入力すれば、その道のプロ(専門家)からアドバイスがもらえる時代となりました。
こういったサービスをうまく利用して、優秀なプランナー数人と同時にやりとりができ、一番フィットするプランナーや提案を選んでいけば良いのです。
テクノロジーを活用した人との出会いが、あなたの人生を変えるかもしれません。