私が遭ったある女 年下の美人(1)
「デブはうつるから、シッシッ!」
「ゴミ箱集めていたらいいんですよ。」
「すごいですねー。」
彼女から言われた言葉、ここに書ききれないくらい、言われました。
約3年間、とある派遣先で居合わせてしまった同じ派遣会社の年下の美人。
最初の配属先は違っていたので、会うこともなかったのですが、
後に、彼女の配属先と同じ部署に配属された他の派遣会社の方から、
本当に辛かったと聞きました。
あんなに酷い人間今までにいなかった!
と。。。
プログラマー?で入ってきたものの、実際の実務経験は1年しかなく、
プログラムを組んだこともない。自称SE。
ただ、某国立大出の、履歴書も申し分なかったらしい。
周辺の社員の方々の話では、
彼女は、本来採用される人ではなかったそうですが、
面接に来た課長(妻子もち)が一目惚れしてしまい、
採用となったそうです。
私が配属された先の上司が、他の女性も一目置くイケメン上司だったのですが、
私は全く興味がありませんでした。
しかし、それがおもしろくなかったのでしょう。
漫画のようないじめが始まったのです。
勤怠等の事務手続きでこちらに顔を出すたびに、
「本当は私(年下の美人本人)が、イケメン上司さんの下につくはずだったのに!」
と言いはじめました。
課長の一目惚れで採用されたもんだから、仕事がなかったんです。
仕事は、毎晩のような接待飲み会のみ。
でも彼女はまんざらでもない様子。
男性陣にチヤホヤされ、お酒を思う存分飲め、
美味しいお料理も食べれて、時給もなぜか良かった。
(本人証言、私の真横で自分が優遇されていることを、語る語る!)
正直、いいご身分な派遣社員で、真面目に働いている私は、面白くはありませんでした。
でも、そう顔を合わすこともないので、特に気にはなりませんでした。
それが嵐の前の静けさだったとは・・・
ある日を境に、私の運命は転落していきました。
婚約者との結婚は良い運気に済ませていたのでセーフでした。
(占い好きだったことが、後のママ友トラブルに発展するのでした。。。)
当時、どの占いに行っても、嵐が過ぎるのをじっと待つしかない、
見事に最悪の運気だと言われていました。
そう、その厄日を境に、彼女がこちらの部署に来ることになったのです。
毎日、ネットサーフィン。
帰りは飲み会なのに、飲み会が終わる時間まで業務として申請し、
残業代稼ぎ。
仕事ではなく、課長との食事なのに。
目の前で繰り広げられる、彼女の異様な行動。
そして、冒頭に挙げたような言葉を毎日浴びせられ、
あ、これって罵倒っていうんですね。。。
日に日に私はストレスで体調を崩して行きました。
もちろん新婚だったのに、夫とも毎晩夫婦喧嘩。
夫は私のヒステリーと躁鬱状態の激しさで、
一時期、帰宅恐怖症になってしまい、しばらく口を聞きませんでした。
もちろん罵詈雑言やサボり、威圧的な女王さまのような態度は、
正社員や男性陣の前では見せない、彼女の抜け目のないところ。
しかも、男性陣には、私が彼女をいじめていると、
飲み会の度に吹聴していたのを、別の派遣会社の女性から聞きました。
つづきます