タノマについて

今日はTEDICのプロジェクトについて思考の整理を。
TEDICは僕のメインの活動の一つですが、昨年度から新たな居場所づくりにも取り組んでいます。それがタノマ。

ただ、こいつはまだまだ赤ちゃんで、フワフワしてる。なので、もう少し具体にするべく、色々書いてみる。

タノマのコンセプトは「子どもとおっきな子どもの秘密基地」。ぶっちゃけこのくらいしか決まっていない。地域には「子どものため」のための居場所は結構ある。けど、それは子どもを対象化するリスクも同時に孕んでいる。もちろん、対象を限定して、そこに特化した設計をするからこそ、守れるものもある。生活困窮者の学習支援なんかは一つの例ではないだろうか。それを含め、「子どものため」の居場所は結構色々あるので、それはみんなにお任せしておけばいいのではないかなと。

居場所なんてものは人それぞれ違う。だからこそ色々なものがあって良い。だけど、どんなバリエーションがあるか、どうやったらアクセスできるのかは考えなければいけない。あと、一つの居場所で完結すると言う考えもどうかと思う。人の人生そんな単純じゃないのにね。

ちょっと話が逸れてきたので、戻していく。

現状、タノマに入れ込みたいなと考えている概念がいくつかある。列挙すると、

・情報の集約地点
・いらなくなったものの集約地点
・マッチング機能
・ローカルコモンズ
・体験と遊び
・リトリート

大量生産、大量消費に限界がきているのは周知の通り。けど、地域や普段の生活の中ではまだまだ色々な「不要になったもの」が溢れているし、それらがどこにもいけずに朽ちていったり、地域の中を彷徨っている気がする。
消費される社会の中では、人間も消費の対象の一つになっているよね。ケア実践者が消費されている問題に対しては非常に大きな危機感を持っています。だから、いらなくなった物を集めたいと思っているし、バラバラとしていると勿体無いないので、困ったらココ、という場所を作りたい。あとは、消費されている人たちが回復されていく場所も作りたい。消費とか抑圧されている人が多いと、やっぱり遊びとかやりたいこと、に向かう気力も湧かないんだよね。だからまずは我々が遊んで、消費や抑圧から少し解放された状態になる。そこから、何かやりたいことをやっていく、そこにもしかしたら子どもとかも絡んでくる、そんなことをぼんやり考えている。

ちょっと頭の中がスッキリしたので、具体的な話を。
以下は、TEDICのnotionのスクショ。タノマに現在入っているタスクの分類です。大きく分けると、

・体制や財源の話
・人の募集の話
・タノマ〇〇
・ハロカル
・色々お誘いもらっていること
・その他みたいな感じ

画像1

これは人の募集の導線イメージ。(よくわからんよねw)

①インスタなどでPR(パブリックリレーション)
②説明会
③体験(トワイライト、ほっと、タノマ)
④各ユニットに登録

こんな感じのイメージ。

ほんで、次はこれ。タノマ〇〇の企画から実施、振り返りのイメージ。企画のハードルは出来るだけ下げつつ、ただ、外しちゃいけないものは残したイメージ。やっぱり子どもを置き去りにしたくないので、支援計画とかは外したくない。あとは企画書。企画書もなんかハードル高くなっている印象があるから、これも簡易的にしたい。んで、それをタノマ会議で決済。あとはキックオフと中間レビューとクロージングをやってもらったらなんでもいいかなって。

今日はこんなところかな〜

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