理学療法士による「お金のリハビリ」💴 ・日本で株主配当が重視されてこなかった理由
長い間、株式投資において日本では配当があまり重視されませんでした✋
そもそも企業が活動によって得た利益を使う方法は大きくわけて、
① 新たな事業に投資する
②株主に利益を還元する
③内部に貯めておく
の3つですが、かつての日本は①の方法をとる企業が多かったんですよね。
事業が大きく拡大して利益がさらに増えれば株価は上がりやすくなります。それは、配当が少なくても株主にとっては値上がりという大きな利益を得ることが出来ます。
それなら、せいぜい数%の利回りの配当をもらうより、株価が上がる方が株主にとって嬉しいわけなんです👌
しかも、当時は預金の金利が高く株式の配当を大きく上回っていたので株主配当そのものにあまり魅力がなかったんです。