ふっくら柔らかブークレP.O.
こんにちは!開発担当の小林です。と急に名乗ってみたものの、これまでのnoteも全部、私、小林が書いております。
さて、今回は、11月になったタイミングで「新アイテムが投入となった理由」と「商品紹介」の記事となります。やや長めで、かつ遠回りな記事なのですが、お付き合いください。
まず、現在の状況を整理しますと、11月というのは、ニットブランドにとっては、秋冬シーズンも終盤戦。ほぼ全商品で、サイズ欠品が出ている状態。事実上、まとめに入りつつある時期。今年も、当初の計画通り、順調に推移しています。
思い返せば、9月にWEBの先行販売をスタートして、その好調の波を堅持したまま、10月に地元・新潟での展示会&即売会も全日程が終了。さあ、今シーズンの総括に入ろうという11月の、このタイミング。ようやく出荷の準備が完了した、謎の新商品。
それこそが、この「ブークレPO.」なのであります。
Bouclé P.O.(ブークレ・プルオーバー)
その名の通り、ブークレ素材を使ったリラックス感のあるシルエットのプルオーバーです。「ブークレ」とは、フランス語で「巻き毛」「輪」などの意味する言葉。
くるくるっとした糸なので、肌に触れる面積が少ない分、肌感覚として、柔らかく、軽やかな着心地。ニットらしくない、見た目と肌ざわり。
シルエットは、定番のポケット付きの「リラックス」シルエット。いい意味で、ニットらしくない着心地とシルエット。でも、着てる感度はふんわりと暖かい。その意味では、ニットそのもの。
さり気ないサイドスリットのポケットも嬉しい。チャコールは、ポケットの中カラーを大人っぽい配色を採用。深みの効いた「ボルドー」。
数年ぶりに復活、その理由は...
この着心地に魅了され、復活を望むファンも一定数いながらも、ブークレ素材の糸は、とても高価で、廃盤にしているメーカーも多くなっていて。toiroでは、原料の高騰を受けて、5年前に一度、作ったきり。
(この先も寝かせておくつもりでした)
しかし、新潟にゆかりのアスリート(元アルビレックス新潟)の成岡翔さんのプライベートブランドからの熱烈ラブコールを受け、コラボレーション品として限定復活。
レアルからゴールを奪った4人の日本人のうちの一人。ググっても画像は見つけられなかったけど、ポルトガル代表との試合で、C.ロナウドともマッチアップしたことも。
toiroの最高傑作
そんな翔くんが、新潟に移籍したばかりの2013年。toiroもデビューしたばかり。初めての展示会に来てくれて。それから公私にわたってお付き合いさせてもらっています。
toiroを最もよく知り、最も愛しているファンの一人。毎年、何かしら買い足して、少しずつ秋冬の彩りにtoiroを溶け込ませているニットLOVER。この秋、自身のブランドが、趣味の範囲を超えて、コンセプトも新たにリニューアルすることになり、その目玉の一つとして、toiroへの別注品として作ったのが、このブークレP.O.です。
翔くん曰く「toiroの最高傑作」。たしかに、他のブランドは出さなそうなニットですし、torioにとってもユニークな一着。
品番_420022
品名_ブークレP.O.(GTFB × toiro knitwear)
カラー_グレー|チャコール
注)こちらのグレーは、成岡翔別注品につき、toiro knitwearでの販売はありません。チャコールのみの取り扱いとなります。ご了承ください。
なお、背面センターには、同色系の刺繍で「GTFB」の文字が刺繍されています。こちらは、翔くんの恩師の言葉「サッカーは紳士を育てるスポーツ」を意味する「Gentle FootBall」から来ています。
素材_Wool 53%|Nylon 23%|polyester 23%
3サイズ展開_size-S/M/L
S_着丈 64.5cm|身幅 53cm|肩幅 47cm|袖丈 53cm
M_着丈 67.5cm|身幅 56cm|肩幅 50cm|袖丈 56cm
L_着丈 70.5cm|身幅 59cm|肩幅 53cm|袖丈 59cm
本体価格_23,000 +消費税(25,300税込)
着用モデル_グレー162cm、チャコール166cm(ともにsize_Mを着用)
このブークレPO.の着用写真は、なんだかんだあって、時間もないので、生産工場の高橋ニットの工場内で撮影。撮れたてホカホカの新鮮な写真。
こちらの商品に関しても、再生産の予定はありません。他の商品については、toiro公式通販サイトをご確認ください。https://www.toiro.tv/
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