副露対応と自手評価
①
①自手価値
+++親のダブ東ドラドラマンガン1シャンテンで超勝負手
+++ピンズとソーズの場況は圧倒的に前者有利で同じ4枚でもアガリ率で大差が生じる。形的には46s一択。
②下家の河
▲ソーズの染めが本線
▲1sが余っている
++しかし字牌が1枚も出ておらず中チャンパイのバラ切り
→変則手。トイトイもあり。1副露で速度不明。打点も不明。ドラ4pなのでドラ対子ならもっと通常の手組にすることからドラが絡んでの高打点ケースは稀。ホンイツ、最悪清一色の場合は高打点。
テンパイしていることもあるし、テンパイしていないこともある。後者のほうが多い感覚。まだ字牌を抱えていることも多い。
◎結論
親でマンガンの1シャンテン。
待ちの質においてカン6pとカン4sに大差が生じる。
この2点が非常に大きく、2枚ソーズを下ろすことによる下家への放銃やアシストになってしまうことを考慮してもまだ速度打点ともに不明だから要素としては小さめ。
最悪のケースの清一色もあるが、まだトイトイ、ホンイツ、東や發など役の候補が多々あり濃度も低い。
自手価値の打点と待ちの要素が強く、他家対応における優先度が低いので46s。
危険な6sから先切り。7pとは大差。
②
①点棒状況
▲▲▲東三局トップ目35800持ち。2着目と8900差、3着目と16700差、4着目と17600差
+親
②自手価値
リーのみ1シャンテン。中をポンする手組になっても1500。
平面打4sで123とチャンタを見る。
③下家の河
初打2pでチー字牌→5s手出し
▲▲ホンイツが本線。▲▲▲速度的にかなり整っていそう。
ホンイツならば字牌→5sの2副露で確実に下家は1シャンテン以上。テンパイも相応にありうる。
▲▲ドラ5mで赤含めてドラが1枚も見えてないことから下家の打点レンジは広い。安いこともあるし高いこともあるが、上のレンジがつぶし切れていない。
+待ちのレンジはまだ広い。ソーズの上とピンズ下が死んでいるのみ。マンズ全種、ピンズ真ん中とソーズ下、真ん中が残っている。字牌はやや薄目。南發対子以上はある。
オリ切るにはちょっと確定情報が少ない。現状は12p中。現状は58pは当たらないので5pもシャンポンにしか当たらないので準安パイに換算。
ただし当たる可能性も0じゃない。
◎結論
点棒状況的に親とはいえリーのみのシャンテンで下家とぶつかる必要性がない局面というのがまず大きい。下家の切り出しと副露数から確実に速度は1シャンテン以上なのでもうこの2点が大きすぎてほぼオリ。打点レンジもドラが1枚も見えておらず広すぎる。もうこの時点で親とかいう+要素吹き飛んでる。
自手評価はリーのみ1シャンテン。比較すら要らない。
よってほぼオリ。
下家に当たった時に高いホンイツの無筋ソーズを押す負荷が高いので、4sは除外。(シンプルにドラの5mや赤を使った3900レベルのレンジにも相応に刺さりうる)
12pでもよいが序盤で安パイ枯渇の可能性があり、4pや4sが通った時の自手復活もワンチャン見れる現状通りやすい準安パイの5p切り。(次の手出しで5pが切れなくなったら将来の放銃率が上がるため。今小規模なリスクを取っておく。)
5p≧1p>>>>>>>>>4s>>2s
③
点棒状況は省略。
①自手価値
しょうもなさすぎる。速度×打点×形×守備力微妙
チートイ本線でドラの8pを縦引きしてもネックが多くてメンツ手でかなり後手を踏む手。
②対面(親)の河
初打2pから6m→8m(一応4pを挟んでの)
ドラの8pは持ってなさそう。
+6s手出しで「ホンイツにしては早すぎでしょ」
字牌一種も切ってない。西北白中が生牌。
変則手だが、メンツ手にしては早すぎ。ほぼほぼ張ってないことの方が多いけど、超早い事故に刺さるケースも否定はできない。
◎結論
まず方針はオリ。字牌は絶対に切ってはダメ(特に西)で、自手がゴミなので親に字牌対子のネックを解消させてしまって高打点をアシストするデメリットが大きすぎる。自分が絞っていれば子二人のどちらかがアガリに向かい、親と直対する可能性もある。
ベタオリは簡単だが、ドラの8pを使ってのチートイ目を消す4p6sで撤退すると局収支がほぼマイナスで確定かつ安パイ枯渇する可能性もあるので、アガリ目は薄くても残しておく価値は有意にある。
字牌が一種類も出ていない1段目の1副露なのでテンパイ率は相応に低く見積もって今なら切れる8sもしくはマンズ。5mは赤引きもあるのと1mは上家の現物なので4mあたり。
字牌、8p<<<<<<<<<4p、6s<1p<5m<1m<4m≦8s
こんな感じでわからなかった局面言語化していきます。
今回はまとめたい局面がたまたま3つあったので。なんか3つ目はちょっと毛色違うけど。
自由くんの検討動画とかから引用することが多くなりそう。
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