なんのための資金にするのか クラファン話#005
購入型クラウドファンディングは、やれば資金調達できるよね、と思われがちなのですが、そういうわけではありません。
なんのための資金なのか、ということが、とても重要です。
「こういうことをやりたい、
それには****円の資金が必要。
これは世の中に必要だから、みんなでちょっとずつ持ち寄りませんか?」
こういうストーリーになるのですが、
個人的な自分のやりたいことだと、
「それは、自分でなんとかしてね」
という結果が待っています。
つまり、クラウドファンディングが達成しない、ということですね。
たしかにそうです。
大事なお金で応援してくれるのですから。
自分はお金を出すことで応援するから、
自分の代わりに、あなたが成し遂げてね!
と思われるくらいのものでなくでは、資金は集まりません。
クラウドファンディングは自動販売機ですが、
設置しただけでは、売れないのが現実・・・
自分の夢や目標=みんなの夢や目標
熱狂的にとまでいかなくとも、
みんなで盛り上がりたいですね。
ではどうやって「自分の夢はみんなの夢」という状態まで持っていくかについてですが、
そもそも、なんのための資金かが、とても大切です。
それは、夢や目標を「見える化」できていること。
****円の資金が集まったら、
誰のどんな笑顔になるのか。
具体的に、どれだけの数の人に、どういううれしいことがあるのか。
具体的な数字を挙げるのが難しければ、
おおよそでも構いません。
出典元をきちんと明記して
・****円につき、****なことができる。
・制作費や手数料など経費はこれだけかかる。
※意外とかさばるのが、郵送代や印刷代だったりします。
集まった資金の使いみちを、見える化してくださいね。
細かいところまで見える化できていると、
支援をする側も安心して応援することができます。
起案者側も、集まった金額に応じて、
できることを増やしていったりと、目標達成への道筋が立てやすくなりますね。
今日は、
購入型クラウドファンディングをする場合の
プロジェクトの資金の使いみちについてでした。
では、よい一日を。
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