恋自摸(仮)
恋愛麻雀小説書くなら。
— いぬかもめ (@toijuichi3) August 31, 2022
麻雀を遠ざけていた男子高校生と、麻雀愛が好きすぎる女子高生の物語がいいな。
二人とも両親はプロ雀士で、共に他団体のエース、みたいな。
最高位戦A1の休憩中に思いついた。
ちょっと前ですが、また思い付きで変なことを呟いています。でも、少年誌で連載され麻雀ブームを巻き起こすとしたら、こんな感じかな?とは思っています。主人公が初心者だからルール説明とかも自然に入れられそう。目指すは「ヒカルの碁」や「アイシールド21」です。昨日、電車での移動時間が結構あったので、設定だけ考えてみました。
プロローグ
とある高校に入学する主人公・将高(まさたか)。
横軸が【1翻 2翻 3翻 4翻】、縦軸が【20符 30符 40符・・・ 70符】と書いてある不思議な表を拾う。数字パズルが好きな将高は、法則性を見出そうとする。しかし、【1200/2400】となっている2翻70符の所だけ法則性が当てはまらない。表を見つめたまま立ち尽くす。
そこに麻雀部部長・蕾(つぼみ)が現れる。蕾は、表を拾った将高に礼を言って立ち去ろうとするが、将高に呼び止められる。
『ここは1200/2300じゃないんですか?』
牌と恋の青春物語が始まる。
登場人物
・麻雀部部員
麻倉 将高(あさくら まさたか)
高校1年生
無口 無表情 無愛想
理系 数字にめちゃくちゃ強い スポーツ苦手 長身
感情の起伏がほぼゼロ。ロボとかサイボーグとか無機物とか言われることが多いが、ディスられていることに気付いていない。両親が麻雀講師であることは知っているが、麻雀に興味を示したことはない。一人で遊んでいる時間が長かったため、ゲームの腕は一流。
蕾の落とした点数表がきっかけで麻雀部に入る。「あさくら」と「さくら」が似てるから、という理由で「つぼみ」と呼べと言われる。しかし、名前呼びに抵抗があるため「部長」呼びに徹する。
やたらと自分に絡んでくる3人の事が不思議で仕方ないが、自分からも歩み寄ろうという心境の変化が少しずつ芽生える。
佐倉 蕾(さくら つぼみ)
高校2年生
おしゃべり 顔芸◎ ムードメーカー ややポンコツ
文系 ロマンチスト オカルト好き
麻雀部部長。生まれてすぐに姉・花が麻雀牌を握らせたことにより、麻雀LOVE星人に。両親のことは誇り。姉のことも大好きだが、麻雀をやめてしまったことを誰よりも悲しんでいる。
麻雀は超・感覚派。点数計算表の誤りに気が付いた将高のことを麻雀が打てると勘違いし、強引に勧誘。廃部寸前だった麻雀部復活の第一歩となる。
何かと理屈で答えを出す将高と出会うことにより、論理的思考の面白さに気付き始める。
本田 翔(ほんだ しょう)
高校1年生
イケメン スポーツ万能 成績優秀
文系 陽キャ代表 闇属性
将高のクラスメイト。人当たりも良く、何かにつけて目立つ存在で注目を集めるが、内面には誰にも言えない闇を抱える。入学初日に将高と出会う。自分に全く興味を示さない将高に、逆に興味津々となる。
将高からされた初めての質問が「麻雀って、やったことある?」だったので、思わず「ある」と言ってしまった事から麻雀部に入部。嘘から出た実とするため漫画で知識を身に着けるが、少し偏った知識を得てしまう。
何かにつけて逆をいってしまう性格ゆえに、自分の事を嫌う吉乃に好意を寄せる。相手にされていないが全くめげない。趣味はポエム。将高と一緒に麻雀部に入る。
近藤 吉乃(こんどう よしの)
高校1年生
容姿端麗 超毒舌 社交性ゼロ
理系 常に眠い 左利き
将高のとなりのクラス。入学初日にクラスメイトにナンパされたが、超超超辛辣な言葉で攻め立てて返り討ちに。中学時代がぼっちのヤンキーだったのを悔いており、高校では猫を被ろうとするも初日で崩壊。噂は学年中に広まって、周囲から避けられるようになってしまう。
偶然出会った将高が何事もなく接してくれたのをきっかけに、好意を抱くようになる。
将高目的で麻雀部に入る。いつも将高の回りにいる翔が目障り耳障り嫌い。「牌捌きが綺麗」と褒めてくれた蕾のことは結構好き。でも恋のライバルになる予感がしているので、気を許さないでいる。
・麻倉家
麻倉 發王(あさくら はつお)
将高の父 42歳
最高位戦所属
Mリーガー(ドラフト1位指名)
20年目。A1リーグ所属の14年間連続プラスと申し分ない成績を収めるも、個人タイトル未勝利。自身の名前と絡めて自虐ネタにしているが、実は結構気にしている。
朗らかで温厚な性格だが、妻・圭世を愛しすぎているため、妻絡みでは鬼となることも。幼少期に将高が圭世に反抗した時は厳しく叱りつけた。将高は少しトラウマになっている。
蕾の父・瀧久との交流は長く対戦も豊富。麻雀観は似ていないがウマは合う。業界の発展に尽くしたい気持ちが人一倍強い。
麻倉 圭世(あさくら かよ)
将高の母 42歳
連合所属
發王とは大学の同級生。麻雀サークルで知り合い、大学卒業直前に付き合い始める。一度銀行に就職するも、發王とともに麻雀で生きていくことを決意する。發王と同じ団体に所属すると甘えが出てしまうと思い、別団体に所属。最短で女流タイトルを獲得し、一躍人気選手に。
天真爛漫な性格だが、将高を溺愛していることだけが欠点。蕾が将高にちょっかいをかけていると思っており、同じく娘を溺愛している瀧久とは冷戦が繰り広げられる。
将高にも麻雀を始めて欲しいという気持ちはあったが、麻雀を嫌いになることを恐れたため、無理に押し付けることはしなかった。
麻雀実況やインタビュアーとしての実力も高い。しかし、發王が選手として出場しているのでMリーグには出演していない。
・佐倉家
佐倉 瀧久(さくら たきひさ)
蕾の父 45歳
連盟所属
Mリーガー(ドラフト2位指名)
27年目。入会から5年で数々のタイトルを獲得。端正なマスクとの相乗効果で麻雀界を代表するスター選手に。しかし、タレント的な活動が激増したことにより、麻雀の成績を落としてしまう。一時期Cリーグまで落ちるも、Mリーグ指名を受けたことにより長期スランプから脱出。昨年は念願の団体最高峰タイトルを奪取する。
口数は少ないが、おやじギャグを好む。また、仕事中以外はほとんど酒を飲んでいるなどの残念な部分も多い。
二人の娘を溺愛している。しかし、姉の花が親元を離れて留学してしまったことにより、娘との距離感に悩んでいる。悩みながらも蕾に近づく男には容赦なく殺気を放つが、将高には効果が無い。
吹雪 桜(ふぶき さくら)※芸名&麻雀プロネーム
佐倉 桜(さくら さくら)※本名
蕾の母 40歳
連盟所属(元・協会)
アイドルグループの一員としてデビューし、それなりの人気者に。麻雀を覚える番組への出演がきっかけで麻雀沼にはまる。講師役で出演した瀧久に一目惚れ。事務所の反対を押し切ってグループを卒業。麻雀プロに。
しかしあまり下調べをしなかったため、瀧久とは違う団体の協会に入会してしまう。それでも持ち前の行動力を発揮し、瀧久に猛アタック。根負けした瀧久は「1年以内にタイトルを取ったら付き合ってやる」と無理難題を押し付けるも、猛勉強と超幸運が重なり、まさかの最強戦優勝。生放送のインタビューで号泣しながら瀧久との約束をバラしてしまう。しかも、「付き合ってやる」の部分を「結婚してやる」と言い間違えてしまうが、瀧久がそれに応える形で結婚に至る。
出産時に協会を退会するも、蕾が中学生になった年にプロ復帰。既婚者であるにも関わらずモテまくる瀧久をガードするため、連盟に入会。
花・蕾と一緒に出掛けたときに「三姉妹」と言われて喜びの余り踊りだすなど、奇想天外なエピソードが豊富。
佐倉 花(さくら はな)
蕾の姉 18歳
母ゆずりの行動力の持ち主で、現在は海外留学中。留学や麻雀から離れた理由は今のところ不明。
おしまい
考えだすと止まらなくなるほど楽しいな。電車乗り過ごすところだったぜ。デジタルvsオカルトとか団体最高峰の闘いとか、色々な麻雀を描けるから悪くない設定かも。両親のスピンオフも面白そう。関係各所やファンの皆様に怒られそうだけど。アホな一般人の妄想なので、大目に見て欲しいです。気を悪くされた方がいらっしゃったら、ごめんなさい<(_ _)>
タイトルは仮。略称が「恋自摸」か「自摸恋」になるのがいいなー。「この恋は自摸れない」とか「自模る、恋」とか。
連載開始(未定)までに改題しないと。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
(終)
↓こちらは麻雀役擬人化作品。