ここがヘンだよ西川淳
Mトーナメント2024閉幕！
昨晩、Mトーナメント2024が終了しました。Mリーガーや団体推薦選手をなぎ倒し、栄冠を掴んだのは小林剛プロ！！！おめでとうございます。
Mリーグ関連のイベントはとても楽しく見させてもらっていますが、今回の大会は、私にとって凄く特別なものでした。日頃からお世話になってる西川淳プロの参戦！！！全力で応援して観戦して楽しみました。応援させてくれてありがとうございました！
ここがヘンだよ西川淳
大げさなタイトルを付けたましたが、ただの西川プロのファンによる、ただのＭトーナメントの観戦記です。
たくさん西川プロの対局を見てきていますが、(私の感覚では)不思議な選択を目にすることが多いです。連盟チャンネルで解説する勝又健司プロも白鳥翔プロも、「わからない」ことがあるらしい。とうとう全国区の舞台で「解説泣かせ」の称号をもらっていました。
それでも、赤・一発・裏なしの連盟公式ルールに比べ、Ｍリーグルールならわかり易い選択になるんではないかな？と思っていたんですが、そんなことは無かったですね。存分に個性を発揮してたと思います。いや、私程度にはそれが個性なのかどうかすらもわからない。
ただ、わからなくてもいいのです。比較的近くにいてお話をさせていただく機会も多いですが、麻雀に対する姿勢を見せつけられる場面ばかり。
わからないけど、適当な打牌などが無い人物であることはとても良く知っています。それさえ知っていれば充分です。むしろ「わからない」ことが心地よくなってきました。
予選1st1回戦
私は、東一局から頭を抱えていました。
9巡目、2pツモ切り。
初戦の1回戦東1局からわからない。公式ルールならわからなくもない。三色に重きを置いた打ち方だと思います。しかしリーチが強いルールな上、赤ドラまである。5pを切ってもドラ6pはスライドが効くし、9s打ってるとはいえ7s周りの変化も見えます。何より、巡目的に２シャンテンより１シャンテンの方が相当偉い気がします。
この選択を見たあとでは、リーチのみを避ける手順であることは納得できます。でも打てないなぁ。結果を見ると、この一打が大きな意味を持つんですよね。
13巡目、ドラ6pを引いての両面テンパイ。
そして次巡、一発ツモの満貫和了！応援会場は大盛り上がりです！5pを浮かせる手順を踏まないと、この満貫ツモは産まれていない気がします。
いわゆる「後の先」というやつでしょうか。だとすれば、勝負が深い巡目になりそうなことを予測していた、ということ？？？そう考えてから最初の画像を見てみると、9巡目時点で手出しで3～7の牌を打っている選手がいない。そういうのも判断材料になるのかな？わからん！！
いやー、真似できないけど面白い！！真似できないから面白い！！
予選2nd2回戦
四暗刻も面白い局だったけど、2回戦東4局1本場もヘンだった。
9p切りは、一通と三色を見て、かな？次巡4p引いて三色より一通で9s切り。5sが2枚切られて6sツモ。索子2面子は厳しそうだから打6sって感じかな？
お！7sツモ嬉しい！今度こそカン3s悪くなさそうだし、タンヤオ本線で1p切っとく？
打6sぉぉぉ？？？
わっかんねぇよォォ！！！しいて言うならあれか？5sを早く切ってる2人に対して、キー牌になりそうな69sをたくさん見せてやりにくくさせる的なことなのかな？？？
よし。ペンチャン引いた。打4s・・・あれ？本当に5sの裏スジを早め処分の方向？それにしてもあっさり親番手放す判断なのね。もしかして、3巡目にはもう和了るつもりがそんなに無かった？
でも、こういう風に序盤から偏った捨牌を作れば、他家から「渋々チー」とかしてもらうこととかあって、打点を下げさせられるのかもしれないですね。リーチが強いルールだからこその鳴きたくなる河づくり、みたいな戦略が存在するのかも。知らんけど。
FINALSTAGE1回戦
なんかこの日はそんなに驚くような選択無かった気がする。試合後の強めのお酒で全部忘れちゃったかな・・・
というわけで、1回戦東1局をダイジェストで簡単に振り返りましょう。
中盤の好ツモを捕らえて、満足感のあるリーチ。序盤に慌てずに好形の種を育てて収穫したイメージ。見た目が若いから忘れてたけど、急にベテラン感を感じる一局でした。
もっと見たかったよ
残念ながらFINALSTAGE初戦で、西川さんの闘いは終わってしまいます。悔しかったけど楽しかったな。
またこの舞台で闘う西川さんを見ることはあるのかな？リーグ戦で好成績残せば呼ばれるかな？よし！また、応援するか！
次の対局はいつだ？
明後日の水曜日じゃん！！
勘介さんとのリベンジマッチじゃん！解説勝又さんじゃん！！！
またヘンな打牌たくさんしてくれるかな？楽しみ！！
(終)