こんなこといいな、できたらいいな

牌譜

YouTubeはあまり見ない方だが、応援してるプロ雀士の検討配信は大好物である。Mリーグ開催中は試合を観た後にもう一度検討配信で思考を堪能する。最高に楽しい。Mリーグのオフシーズンも「暇だったらやってくんないかな~」という気持ちで、牌譜の作成を始めた。将来的には牌譜にも著作権が発生すればいいな、と思っているので、問題になるようだったらすぐにでも削除するつもりである。

さて。牌譜を作る作業は結構大変である。簡単なチェックをしてはいるが、それでも入力ミスは避けられない。「入力する→確認する→検討配信を見る」といった手順になるので、都合3試合分以上見てることになる。それでも面白いんだから凄いよね、麻雀って。

楽をするための努力は惜しまない

↑こんなモットーを持っているので、牌譜入力も楽できないかを考える。もしかしたら、放送対局の動画と連携させることで自動で牌譜化されるツールとか開発されているかもしれない。・・・無いか。
自分で作れるはずも無いけど、ちょっとだけ作成方法を調べてみる。うわぁ。「深層学習」とか出てきたヨ。難しそうだヨ。
何年か前に画像を読み込んで点数計算をするアプリが開発されていたので、麻雀牌を認識することはできなくもなさそうだ。作成方法を紹介してくれているブログも見つけた。ついでに、点数計算をしてくれる関数などが含まれるライブラリも見つけた。

ああ、技術力があれば

ずっと、ABEMAの麻雀チャンネルの隣にある将棋チャンネルがうらやましかった。将棋チャンネルの対局では終盤戦、どっちが優位であるのかを示す数値がAIによって表示されている。これがあるおかげで、駒の動きしか知らない私みたいな素人でも楽しめる番組になっているのだ。
麻雀で同じようなことをしても、たぶんつまらない。山1vs山4みたいなことは今でも実況の方が伝えてくれる。やるなら最序盤だ。局途中の再計算は行わない方がいい気がする。

つまり、4者の配牌に評価点をつけるのだ。

Mリーグのとある一局。4者の配牌
南4局 1本場 供託1000点
ドラ②

東家 28100 二八⑦2278東東南南西中
南家 13000 一二二四四九③⑥269東南
西家 24200 一七八①②②③⑤3368北
北家 33700 一一三五①③④⑧⑨4467

この配牌を比較すると、南家が苦しめで他3者の勝負になりそうに見える。しかしこの局、南家が跳満をツモ和了して4着目から2着になり対局が終了する。すごくドラマチックな和了だった。
勝手に評価点をつけさせてもらうなら、こんな感じだろうか。
東家 B+
南家 C
西家 A
北家 B+
「C評価の逆風をものともしない奇跡の跳満ツモ!!」の絶叫実況が、今にも聴こえてきそうだ。

この配牌の評価点を計算するツールを作れたりしないだろうか。いや、既に世の中にはあるはずなんだ。SuphxやNAGAの開発者が手掛ければ、すぐにでも高水準のモノが産まれるだろうし。
あれば絶対に放送対局が面白くなると思うんだけどな。

1年や2年では作れそうな気がしないなー。
せめて、画像認識か評価計算方法のどちらかだけでも既存のものがあれば・・・
とりあえず、画像認識の勉強だけしてみよう。とりあえず勉強だけ。作成できそうかどうかはその後決めよう。

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