若手雀士に知ってもらいたいこと

本日、誕生日

ドラえもんや我妻善逸、ジャムおじさんと同じ誕生日です。彼らは何歳になったのでしょう。私は46才になりました。

この年になると1年で特別な変化などありません。誕生日なんて4年に1回で十分です。東京オリンピックもついこの前だった気がしますが、もう来年はパリオリンピックなんですって。4年が3年くらいに感じます。

とはいえ、衰えは実感しています。体の衰えは30代から感じてましたが、近年は脳の衰えがヤバい。特に麻雀脳がヤバい。

最近した失敗。
・ホンイツを一翻で計算
・左8はともかく自9が取れない
・ハイテイが誰だかわかっていない
・カン材の勘違い

全て、ここ3ヶ月以内での出来事です。しかも、この期間に打った回数は40半荘くらいしかない中でのミスです。

昔話

若い頃は点数計算を間違えることなんて、ほとんどありませんでした。似たようなルールばかりで打ってたのもあるかもしれませんが、年に1回も間違えて無かったと思うのです。(※思い出は美化されるもの)

現在は年間100半荘打てばいい方ですが、当時は2,000~3,000くらいのペースで打ってました。その中でチョンボや点数申告のミスなどは、本当に数えるほどだったのです。(※繰り返しますが、思い出は美化されるもの)
正直にいえば、少しショックです。

条件計算やチンイツの待ちにも強かったので、自分は麻雀に向いている、などと自惚れていた時期もありました。でも今は、そんな気持ちは全くありません。もし自分にそんな能力があったのだとしたら、それは圧倒的な打数が支えていたのだと思います。

昔とは違う自分へ

まぁ、完全なエンジョイ勢となった今では、打数を増やして昔の自分を取り戻すつもりもありません。ただ、麻雀にハマっている若手雀士に『いつかこういう日が来るかもしれないですよ?』というのを伝えたかったのです。

ここでいう若手雀士とは、まさに過去の自分のこと。他者のミスやうっかりを拾い集めてた、昔の卑しい自分が大嫌いなのです。
『麻雀は誰かをバカにしたり攻撃するための道具ではない』という当たり前すぎることに、当時の自分に早く気付いて欲しい。

そして、もうひとつ伝えたいこと。衰えることは『悲しいことばかりではないよ?』ということを伝えたいです。
点数申告を間違えたり、山を取り間違えたりすると、周りの方が優しく教えてくれるんですよ!これは本当に嬉しい。人にやさしくされる喜びを知れるのであれば、衰えるのも悪くないと思うようになりました。

ということで、46才はどんどん麻雀を打って、どんどん衰えていこうと思います。
大丈夫!世界はやさしい!
(終)

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